てんかん 発作 対処。 「てんかん」の8割は治る!?治療や発作時の対処方法、生活で気をつけておくことは?

てんかん発作の種類とそれぞれの原因や症状の様子

てんかん 発作 対処

1、てんかんとは 世界保健機関WHOによると、てんかんとは、種々の原因によってもたらされる脳の慢性的疾患、大脳ニューロンの過剰な発射に由来する反復性の発作(てんかん発作)を特徴とし、それについての様々な臨床症状および検査所見がみられるものと定義されています。 てんかんの原因はさまざまで、大脳皮質の神経細胞が異常に興奮し、脳波に異常波が起こることで発作が生じると言われており、刺激のある環境や体調不良、睡眠不足、ストレスなどが誘因となりえます。 てんかんは原因により特発性(特定の病変や原因がない)と症候性(脳の奇形や脳の器質的病変などが原因)に分類され、さらに発作の発現部位により局在関連性(部分発作)と全般性(全般発作)に分類されます。 全般発作は通常、小発作か大発作のいずれかに分けられ、小発作は通常4歳以降、思春期以前のこどもが罹患します。 まれに成人にも発症し、発症が70歳に及ぶことも。 小発作ではけいれん性の運動を伴わずに突然意識的活動が停止し、この状態が数秒から数分間続き、この間に瞬目や低発性のミオクローヌスなどの軽度の運動徴候を呈します。 発作後はすぐに意識を取り戻すため意識混乱はみられません。 それに対し大発作はてんかん発作のうち最もよくみられ、はじめから全般性けいれんを伴うものと、部分発作が二次的に全般化する場合があり、通常何の予告もなしに起こり、決まった経過をたどります。 部分発作では、意識を保ったまま発作が起きる単純部分発作と意識を失う複雑部分発作の症状が出現し、複雑部分発作の特徴は、その場にそぐわない意味のある行動をすることで、舌なめずりしたり、目的もなく歩いたり、服をつまんだりする自動症がよくみられます。 通常てんかんは長くても数分以内におさまりますが、1回の発作が続いたり、1回の発作の後に次の発作が続いて起こる場合は緊急を要し治療を必要とします。 3、てんかんの治療薬 てんかんの治療には、神経の異常な興奮を抑える抗てんかん薬を使いますが、発作の種類により使用する薬剤は異なります。 眠気、ふらつき、発疹、造血機能異常などの副作用も出現するため、患者への生活指導も必要になります。 中にはてんかんのために、自動車の運転や教育の機会を失う患者も少なくありません。 実際、てんかん患者の25%は与薬をうけながらも発作を繰り返し、10%は施設に収容され、5%は病人として家にこもっているといわれています。 誤嚥を防ぐため体位を側臥位にし、患者を安全な場所に移動させ、光や音、振動などの刺激を少なくします。 そしてけいれんが始まった時間、持続時間、全身状態を注意深く観察し、もし重積発作を引き起こした場合はただちに医師に連絡し処置をします。 まとめ てんかんは、無意識に起こってしまう発作により思わぬ事故を招いてしまったり、重積発作のような緊急事態に陥いることもある恐ろしい病気です。 もし目の前で発作を起こしてもてきぱきと対処できるよう、何度も復習して発作に備えましょう! 参考文献 (株式会社医学書院|石川稔生、樋口康子、小峰光博、中木高夫|205-207、211、213 1990年9月1日) (株式会社医学書院|石川稔生、樋口康子、小峰光博、中木高夫|44、48、166、169、1991年1月1日) (医療情報科学研究所|462-465平成27年7月10日) (てんかんセンター) jdepo.

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てんかんの看護計画|発作時・重要発作時の看護と観察項目、薬

てんかん 発作 対処

部分発作の中でも、意識のくもりがないものを単純部分発作と呼びます。 発作を起こした人は、発作の始まりから終わりまで、症状を全部覚えています。 つまり、発作中の様子を後で話すことができます。 単純部分発作の主な症状を紹介します。 どの症状も単純部分発作によるものですが、共通するのは「意識がある」ということです。 運動発作• 手や顔の一部が、意識しないのにピクピク動いたり、ひきつったりする。 最初に体の一部がピクピクして、それが次第に全身に広がっていく。 体全体が片方に引かれる。 目や頭が片方に強く回転する。 勝手に声が出てしまう。 感覚発作• 身体の一部分に、ピリピリとするような感じがある。 見えるはずのないものが見える。 見えていたものが見えなくなる。 聞こえないはずの音が聞こえてくる。 耳が聞こえにくくなる。 音が強く響く。 硫黄の匂いなど、奇妙な匂いを感じる。 自律神経発作• 嘔吐感がある。 びっくりしたときのような胸の締め付けがある。 精神発作• 言いたいことがわかっているのに、言葉が出てこない。 言われている言葉の意味が突然分からなくなる。 ずっと前に見た光景がよみがえってくる。 (既視感)• 夢を見ていたような気になる。 急に言いようのない恐怖を感じたり、不安な気持ちになる。 見えているものが遠く小さく見えたり、反対に近く大きく見えたりする。 その他にも、めまい発作などがあります。 また、発作の影響から不安感や恐怖感が生じることもあります。 しかし、それが、脳の部位による発作なのか、次の発作に対する不安や恐怖なのかは、ケース・バイ・ケースといえます。 単純部分発作-てんかんの症状関連ページ てんかんの症状について解説します。 てんかん発作について紹介します。 てんかんで最も多い症状である痙攣(けいれん)について紹介します。 てんかん発作の一種である部分発作について紹介します。 また、部分発作がみられるてんかんを部分てんかんといいます。 部分発作の一種である、複雑部分発作を紹介します。 部分発作が発展して全般化して起こる二次性全般化発作を紹介します。 てんかん発作の一種である、全般発作について紹介します。 また、全体発作がみられるてんかんを全体てんかんといいます。 てんかん症候群(点頭てんかん)のウエスト症候群を紹介します。 てんかん症候群のレノックスガストー症候群を紹介します。 てんかん症候群の乳児重症ミオクロニー症候群を紹介します。

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てんかんについて

てんかん 発作 対処

の発作というと、全身がけいれんし、意識を失うものを想像しますが、発作にはさまざまなタイプがあります。 発作の種類は大きく分けて2種類 脳の神経細胞が、過剰に興奮した状態が発作です。 てんかん発作は、大きく分けて「全般発作」「部分発作」に分類されます。 (参考記事:) 全般発作は最初から一気に脳全体が興奮状態になるもの、部分発作は、脳の一部から興奮が始まるもので、そこから最終的には脳全体に広がる場合もあります。 大人の場合、部分発作が割合として多いです。 小児では全般発作が多く起こります。 発作の症状は、全般発作、部分発作それぞれの中でさらに細分化されます。 全般発作の種類 全般発作の中で代表的なものは以下の3種類です。 強直間代(きょうちょくかんたい)発作 全身が硬直して意識を失う強直(きょうちょく)に引き続き、全身をガクガクとけいれんさせる間代(かんたい)が現れます。 欠神(けっしん)発作 ボーっとなり、一時的に意識がなくなる発作です。 数秒から数十秒の間、突然意識が途切れて、素早く回復する定型欠神発作と、意識障害に加えて他の症状も現れる非定型欠神発作があります。 欠神発作と一緒に現れる症状としては、舌なめずりや手を揉むなどといった「自動症」や、次に紹介する「ミオクロニー発作」などがあります。 ミオクロニー発作 小児期~思春期発症のに多く見られる発作です。 体を一瞬ビクっとさせるのが特徴です。 この3種類の他に、下記のような発作もあります。 点頭(てんとう)発作 小児のみに起こる発作でスパズムともいいます。 全身の筋肉が緊張し、頭部前屈(頭が前にガクンと倒れる)、両手を振上げる、両脚が屈曲するなどの症状が見られます。 脱力発作 全身の力が急に抜けて、崩れるように倒れてしまう発作です。 部分発作の種類 部分発作は、「単純部分発作」と「複雑部分発作」の2つに分かれます。 単純部分発作 意識は保たれているのが特徴です。 吐き気、目がチカチカする、嫌なにおいするなどの感覚発作や部分的な運動の発作などが起きます。 複雑部分発作 ボーっとなり、一時的に意識がなくなる発作です。 口をクチャクチャさせたり、手足をモゾモゾさせたりする自動症が見られることもあります。 割合として最も多い側頭葉の複雑部分発作では、• 一点を見つめ動作が停止した状態• 自動症がみられる状態• 発作後のもうろう状態 の順に症状が展開するものが典型的です。 複雑部分発作は、前項で紹介した全般発作のなかの欠神発作との区別が難しく、注意が必要です。 東北大学病院• 内科 血液内科 外科 心療内科 精神科 神経内科 脳神経外科 呼吸器外科 消化器外科 腎臓内科 心臓血管外科 小児科 小児外科 整形外科 形成外科 皮膚科 泌尿器科 産科 婦人科 産婦人科 眼科 耳鼻咽喉科 リハビリテーション科 放射線科 歯科 矯正歯科 小児歯科 歯科口腔外科 麻酔科 乳腺外科 呼吸器内科 循環器内科 緩和ケア内科 腫瘍内科 感染症内科 消化器内科 糖尿病内科 代謝内科 脳神経内科 漢方内科 肝胆膵外科 血管外科 放射線診断科 放射線治療科 頭頸部外科 総合診療科• 宮城県仙台市青葉区星陵町1-1• 022-717-7000•

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