ギ酸 メチル。 ギ酸とは

メタン発酵(メタンはっこう)とは

ギ酸 メチル

をクリックすると詳細情報を表示します。 Data No. データ名 サンプル名 英名 使用製品 1. 食用油 植物油(オリーブ油、キャノーラ油、ごま油) Vegetable oil 脂肪酸メチル化キット, グリセリド用 亜麻仁油 linseed oil 脂肪酸メチル化キット サフラワー油 Safflower oil high oleic 脂肪酸メチル化キット 大豆油 Soybean oil 脂肪酸メチル化キット, グリセリド用 大豆油 部分加水分解 Soybean oil partially-hydrolyzed with pancreatic lipase 脂肪酸メチル化キット キャノーラ油 Canola oil 脂肪酸メチル化キット, グリセリド用 2. 肉、魚、卵 動物油(豚の脂身、イノシシの脂身) Animal fat 脂肪酸メチル化キット, グリセリド用 マグロ Extracted oil from tuna 脂肪酸メチル化キット, グリセリド用 イワシ Extracted oil from sardine 脂肪酸メチル化キット, グリセリド用 小アジ Extracted oil from fish Japanese horse mackerel 脂肪酸メチル化キット 卵黄りん脂質 Phospholipids purified with silica gel from egg yolk lipids 脂肪酸メチル化キット, グリセリド用 卵黄 Egg yolk 脂肪酸メチル化キット 3. 調味料 マヨネーズ Mayonnaise 脂肪酸メチル化キット からし Mustard 脂肪酸メチル化キット 練りわさび Wasabi paste 脂肪酸メチル化キット 味噌 Miso 脂肪酸メチル化キット 5. その他の食品関連 ポテトチップス Potato chips 脂肪酸メチル化キット, グリセリド用 アイスクリーム Ice cream 脂肪酸メチル化キット 玄米 Extracted lipids from unpolished rice 脂肪酸メチル化キット, グリセリド用 きな粉 Toasted soybean flour 脂肪酸メチル化キット 米ぬか Extracted oil from rice bran 脂肪酸メチル化キット DHA サプリメント DHA supplement 脂肪酸メチル化キット, グリセリド用 6. coli 脂肪酸メチル化キット 7. 一方、脂肪酸メチル化キット(グリセリド用)( 13246-84)は、試料中のグリセリドを構成する脂肪酸のメチル化が、室温で短時間で行えます。 遊離脂肪酸やステロールエステルは反応しません。 試料がグリセリドのみ、あるいは、グリセリド以外の脂質が組成分析に影響を及ぼさない程度の微量であるならばこちらのキットをお薦めします。 Q2 メチル化脂肪酸精製キット( 06483-94)は何のために使用するのですか? サンプル中に含まれる高沸点物や不溶物を取り除き、GC キャピラリーカラムの劣化を防ぐために使用します。 脂肪酸メチルと GC 溶出挙動が似た不純物ピークを除去する効果も期待できます。 パックドカラムであれば、カラム内径が広いので使用していただく必要はないと考えられます。 また、比較的きれいな試料であれば、キャピラリーカラムでもこの精製処理は必須ではありません。 なお、本製品は脂肪酸メチル化キット( 06482-04)と組み合わせて使用するように設計していますので、脂肪酸メチル化キット(グリセリド用)( 13246-84)との組み合わせではご使用いただけません。 また、キットを使用することにより、試薬調製などの危険な作業を行う必要がないことや、廃液が低減するなどのメリットもあります。 メチル化率については、従来法と同程度以上です。 いずれのメチル化キットも、最適条件では収率 99% 以上です [ Anal. Biochem. 495, 6-8 2016. Q4 メチル化の反応機構を教えてください。 脂肪酸メチル化キット( 06482-04)では、メチル化試薬 A に溶解した試料を下記の 2 段階でメチル化を行います。 なお、2 段階目は試料に含まれている遊離脂肪酸だけでなく、1 段階目のメチル化試薬 B による反応で一部ケン化して副成する遊離脂肪酸のメチル化も合わせて行います。 メチル化試薬 B による反応 [グリセリドとメタノールとのエステル交換反応(メタノリシス)によってメチル化を行います] メチル化試薬 C による反応 [遊離脂肪酸のメチル化を行います] 脂肪酸メチル化キット(グリセリド用)( 13246-84)では、A 液(溶解液)に溶解した試料を下記の 1 段階でメチル化を行います。 グリセリドとメタノールとのエステル交換反応(メタノリシス)によってメチル化を行います。 Q5 なぜ、スフィンゴ脂質はメチル化できないのですか? スフィンゴ脂質は、スフィンゴイド塩基に脂肪酸がアミド結合しているため、Q4 に記載のキットの反応機構ではメチル化することができません。 Q6 遊離脂肪酸だけをメチル化することは可能ですか?脂肪酸メチル化キット( 06482-04)のメチル化試薬 B を使用せず、メチル化試薬 C だけでメチル化すれば良いのでしょうか? 脂肪酸メチル化キット( 06482-04)のメチル化試薬 C は、遊離脂肪酸をメチル化するだけでなく、メチル化試薬 B よりも効率は悪いですがエステル交換によるメチル化反応も進行するため遊離脂肪酸だけを選択的にメチル化することはできません。 遊離脂肪酸だけをメチル化したい場合には、グリセリドやステロールエステルなどを分液やカラムクロマトグラフィーで除いた後、キットの使用方法に従ってメチル化してください。 メチル化脂肪酸精製キット( 06483-94)付属のカートリッジカラムを用いて、遊離脂肪酸やその他の脂質を分画することができます。 (例 1:遊離脂肪酸の単離) コレステロールエステル、トリグリセリド、ジグリセリド、モノグリセリド、遊離脂肪酸、リゾ体を含むりん脂質(ホスファチジルコリンとリゾホスファチジルコリン)をそれぞれ 0. 5 mg(モノグリセリドのみ 0. その溶液を「メチル化脂肪酸精製キット」付属のシリカゲルカートリッジのシリカゲル表面にゆっくり滴下して脂質を吸着させます。 (注)カラム内壁に試料が付かないようにしてください。 そのカートリッジを減圧デシケータに入れ、15 ~ 20 分減圧にして溶媒を除去します。 この試料吸着乾燥カラムに下記の溶媒を順次流して遊離脂肪酸を回収します。 8 mL とアセトン 0. 7 mL の混合溶媒で遊離脂肪酸とりん脂質以外の脂質を溶出させます。 遊離脂肪酸の画分を濃縮乾固して脂肪酸メチル化キット( 06482-04)を用いてメチル化反応を行います(メチル化脂肪酸精製キット( 06483-94)での精製操作は不要です)。 (例 2:脂質クラスの分画) 例 1 の試料吸着乾燥カラムに、下記の溶媒を順次流して各脂質を回収します。 Q7 **(試料名)に使用した例はありますか? さまざまな試料を使用した製品使用例集を作成していますのでご参照ください。 上記の製品使用例集からご覧いただけます。 Q8 試料の前処理はどうすれば良いですか? 脂質の抽出方法については Q9 や製品の添付文書をご参照ください。 から入手可能です。 水分を多量に含む試料の場合、凍結乾燥や減圧デシケーターでの乾燥処理が必要になります。 詳細は、脂肪酸メチル化キット( 06482-04)の添付文書をご参照ください。 Q9 試料からの脂質の抽出方法は? 試料によって最適な抽出方法は異なりますが、下記にトリグリセリドを主成分とする試料の例を示します(定量分析には内部標準を用いたり、抽出を繰り返したりなどの操作が必要です)。 なお、試料によっては脂質抽出操作をすることなく、直接メチル化処理をすることもできます(例:Q8 記載の試料例、ポテトチップス、きな粉、マヨネーズ/Q7 の製品使用例集を参照)。 回収が難しい場合には残渣ごと次の操作を行っても構いません)。 2 ~ 0. 3 g の無水硫酸ナトリウムを加えて軽く攪拌し、数分間静置して脱水します。 りん脂質などを含む全脂質の定量的な抽出には、クロロホルム-メタノール系の Bligh-Dyer 法などが用いられます。 詳細は下記の総説を参照してください。 検出限界は 0. 2 ng 程度です。 MS であれば少なくともその 10 倍は感度が上がります。 Q11 メチル化反応に使用する容器の素材は何が適していますか? 共栓試験管やネジ口試験管などのガラス容器をお薦めします。 Q12 メチル化反応の進行を確認するにはどうすれば良いですか? シリカゲルの TLC で確認することができます。 下記に TLC の例を示します。 GC でも、内部標準を用いてピーク面積比から判断することはできます。 加熱せずに発色させる方法として、0. より簡便には、少量のよう素結晶を入れたガラス瓶に展開プレートを入れて蓋をすると、数分で不飽和脂肪酸を含む脂質が黄色に発色します(気温が低いときは、よう素を昇華させるために容器を少し暖めます)。 Q13 メチル化の反応率の評価方法は? 内部標準を加え、GC 分析でのピーク面積比から算出します。 Q14 内部標準には何が適していますか?また、添加するタイミングはいつが良いですか? 測定試料中に含まれておらず、かつ測定成分と炭素鎖長が近い脂肪酸が好ましいです。 例としては、マルガリン酸メチル(17:0)やヘプタデセン酸メチル(17:1)など炭素数 13 ~ 23 の奇数鎖飽和、もしくは一価不飽和脂肪酸とその誘導体が挙げられます。 脂肪酸メチル化キット( 06482-04)では、上記の脂肪酸メチルエステルに加えてグリセリドや遊離脂肪酸を使うことができます。 脂肪酸メチル化キット(グリセリド用)( 13246-84)ではグリセリドが使えます。 これら内部標準は、試料から脂質を抽出する時に加えておくと抽出時のロスなども補正できます。 脂質抽出操作を行わない場合は、メチル化反応の前に加えます。 また、メチル化反応終了後に加えることもできます。 この場合、反応時のロスを補正できませんが、本製品は反応収率が高いので大きな誤差にはなりません。 Q15 短鎖脂肪酸にも使用可能ですか? 可能です。 本製品(2 製品とも)は、従来法よりも温和な反応温度であるため、目的物の揮発のリスクが少ないと考えられます。 使用例として、酪酸メチル(4:0)での測定実績があります。 (例:牛乳、アイスクリーム、バター/上記の製品使用例集参照)。 Q16 共役脂肪酸にも使用可能ですか? 可能です。 本製品(2 製品とも)は、従来法よりも温和な反応温度であるため、目的物の変質のリスクが少ないと考えられます。 Q17 ヒドロキシ脂肪酸にも使用可能ですか? メチル化は可能です。 ただし、メチル化脂肪酸精製キット( 06483-94)の溶出液を使用するとカラムカートリッジから溶出してきません。 キット添付の溶出液は使用せず、より溶出力の強い溶媒で溶出してください。 Q18 キットの溶液にサンプルが溶けないときの対処方法は? サンプル量を減らすか、キットの試薬添加量を増やしてください。 それでも溶解しない場合には少量のクロロホルムに溶解後、キットにご使用ください。 例えば、試料 1 mg をクロロホルム 0. 2 mL に溶解し、その一部または全量を用います。 Q19 メチル化脂肪酸の分析に適した GC カラムは? ポリエチレングリコール(PEG)を液相とした WAX 系と呼ばれるカラムが第一選択肢としてよく使用されますが、シアノプロピル基を持った液相も広く使われています。 また、脂肪酸エステル専用のキャピラリーカラムも発売されています。 詳細は各カラムメーカーにお問い合わせください。 Q20 脂肪酸メチル化キット( 06482-04)のメチル化試薬 B が白濁したのですが、使用できますか? メチル化試薬 B は、開封により徐々に分解しますのでなるべく早くご使用ください。 また、白色沈殿が生じた場合には、上澄み液をご使用ください(白色沈殿が反応液に混入してもメチル化反応には影響はありません)。 Q21 脂肪酸メチル化キット( 06482-04)の抽出試薬、あるいは脂肪酸メチル化キット(グリセリド用)( 13246-84)の C 液(停止液)を添加後、二層にきれいに分かれませんが、どうすれば良いですか? しばらく静置することで分離することがあります。 分離しない場合やお急ぎの場合には、遠心分離(例:3,000 rpm, 2 min)をしてください。 Q22 キットでメチル化した脂肪酸メチルの保管可能期間は? サンプルの劣化については脂肪酸の種類によっても異なるため、明確なデータを保有していませんが、冷凍保存で 2 週間程度であれば使用できたという報告があります。 Q23 キットの使用期限は? 目安として未開封で 1 年です。 開封後はなるべく早くご使用ください。 Q24 キットを使用した文献はありませんか? 文献検索サイトで "Fatty Acid Methylation Kit" で検索すると多数の論文がヒットしますのでご確認ください。 2015; 10 3 :e0120412 Changes of Phosphatidylcholine and Fatty Acids in Germ Cells during Testicular Maturation in Three Developmental Male Morphotypes of Macrobrachium rosenbergii Revealed by Imaging Mass Spectrometry. 2015; 4: e06328 Fatty acid remodeling by LPCAT3 enriches arachidonate in phospholipid membranes and regulates triglyceride transport. 2015; 10 7 :e0133663 Fever Is Mediated by Conversion of Endocannabinoid 2-Arachidonoylglycerol to Prostaglandin E2. 2016; 11 5 :e0155386 A High Phosphorus Diet Affects Lipid Metabolism in Rat Liver: A DNA Microarray Analysis. 2017; 7:45471 Dynamic metabolic profiling together with transcription analysis reveals salinity-induced starch-to-lipid biosynthesis in alga Chlamydomonas sp. JSC4. なお、キットには強塩基性や強酸性の試薬が含まれていますので、保護メガネや手袋をして眼や皮膚に付着しないよう注意してご使用ください。 Q26 キットの内容物の単品での販売は可能でしょうか? 現在のところ、キットでのみのご提供とさせていただいています。 価格表• 乾燥試料を密閉できる容器に入れます。 メチル化試薬 A 0. 5 mL を加えます。 メチル化試薬 B 0. 5 mL を加えます。 メチル化試薬 C 0. 5 mL を加えます。 抽出試薬 1. 0 mL を加えて、ボルテックスミキサーで混合します。 2 層に分離したら、上層を別の容器に移します。 採取した上層にイオン交換水 1. 0 mL を加えて攪拌・洗浄します。 上層を別の容器に移します。 キャピラリー GC をご使用の場合には、メチル化脂肪酸精製キット( 06483-94)を用いて精製(シリカゲルカートリッジを用いた精製法、自然流下)します。 GC で分析します。 反応機構 データご提供:地方独立行政法人 京都市産業技術研究所 京都バイオ計測センター 招聘研究員 市原 謙一 様 脂肪酸組成を変えた脂質クラスの混合物を用いて、メチル化脂肪酸精製キット( 06483-94)付属のカートリッジカラムによる分画を行いましたので紹介します。 サンプル• コレステロールエステル(CE)(16:0)• トリグリセリド(TG)(20:1)• ジグリセリド(DG)(18:1)• モノグリセリド(MG)(18:1)• 遊離脂肪酸(FFA)(17:0)• ホスファチジルコリン(PC)(18:0)• リゾホスファチジルコリン(LPC)(18:2) 2. カートリッジカラムへの吸着• 上記「1. サンプル」の脂質混合物(それぞれ 0. 5 mg、MG のみ 0. の溶液を精製キット付属のカートリッジカラムのシリカゲル表面に滴下して脂質を吸着させました。 (注:液が内壁に付かないようにします)• カートリッジカラムを減圧デシケータに入れ、15 ~ 20 分減圧にして溶媒を除去しました。 分画 カートリッジカラムに下記の順に溶媒を流して各脂質を回収しました。 コレステロールエステル溶出液(前洗浄液 4. トリグリセリド溶出液(前洗浄液 3. 7 mL)• 遊離脂肪酸溶出液(前洗浄液 2. リゾ体を含むりん脂質溶出液(メタノール 6 mL)を、前半 3 mL と後半 3 mL に分画しました。 MG と DG は部分グリセリドとして、PC と LPC はりん脂質としてまとめて溶出させました。 GC 分析 それぞれの脂質画分を濃縮乾固して脂肪酸メチル化キット( 06482-04)を用いてメチル化反応と GC 分析を行い、各脂質クラスに分画できていることを確認しました。 (メチル化脂肪酸精製キットでの精製操作は不要) 図. カートリッジカラムによる脂質の分画-GC による分離の確認 脂肪酸メチル化キット(グリセリド用) 酒造好適米(日本晴)中の脂肪酸分析 下記画像をクリックすると拡大します イワシからの抽出油の脂肪酸分析 (試料の処理方法)• ろ液を合わせて水 30 mL を加えて混合しました。 分層したヘキサン層を回収し、ロータリーエバポレーターで溶媒を留去しました。 得られた油から約 20 mg を脂肪酸メチル化キット(グリセリド用)( 13246-84)を用いてメチル化しました。 (結果) 飽和脂肪酸の他、DHA や EPA などの不飽和脂肪酸を多く含むことが確認できました。 データご提供:公益財団法人 京都高度技術研究所 京都バイオ計測センター 市原 先生 乳脂肪の脂肪酸分析 (試料の処理方法)• 牛乳 0. 5 mL を脂肪酸メチル化キット(グリセリド用)( 13246-84)の A 液(溶解液)2 mL と混合しました。 得られた有機溶媒層 1 mL を脂肪酸メチル化キット(グリセリド用)( 13246-84)を用いてメチル化しました。 (結果) 脂肪酸メチル化キット(グリセリド用)( 13246-84)によるメチル化は、室温で短時間であることから、酪酸メチル(4:0)やヘキサン酸メチル(6:0)などの揮発性の高い短鎖脂肪酸メチルも分析できています。 データご提供:公益財団法人 京都高度技術研究所 京都バイオ計測センター 市原 先生.

次の

脂肪酸メチル化キット|製品情報|ナカライテスク

ギ酸 メチル

ギ酸(ギさん、蟻酸、: formic acid)は、分子量が最少のである。 では メタン酸 methanoic acid が系統名である。 -COOH 以外に -CHO も持つため、性質上、を示す。 空気中で加熱すると発火しやすい。 なお、ギ酸を飽和脂肪酸として見た時は、常温常圧において他の飽和脂肪酸よりも比重が大きいことで知られる。 多くの飽和脂肪酸の比重が1を下回っているのに対し、ギ酸の比重は約1. 22とよりもさらに比重が大きい。 ギ酸は工業的に生産されており、その水溶液は市販されている。 生成方法 [ ] 生産時の副生成物としてギ酸が得られるが、それだけでは不足するため他の方法を用いたギ酸の生成も行われている。 とを強塩基存在下で反応させると、が生成する。 ギ酸メチルをするとギ酸が生成する。 ギ酸メチルをと反応させを生成後、ホルムアミドをで加水分解するというものである。 このため近年、製造業者はエネルギー効率向上の観点から、ギ酸メチルを直接加水分解した後の大過剰の水からギ酸を取り出す技術を開発している。 例として社の、有機塩基を用いて抽出するという手法が挙げられる。 また高圧下でに一酸化炭素を反応させ、ギ酸ナトリウムをつくり、これをで分解しても得られる。 これらの反応から一酸化炭素はギ酸の無水物とも見做される。 水溶液を強く冷却し、ギ酸の結晶を析出させる。 で分離する。 を混ぜて蒸留すると、蒸留液は二層に分かれる。 このうちギ酸プロピルの層を蒸留すると、純ギ酸が得られる。 歴史 [ ] 初頭には、や者の一部は、類のからの蒸気が出ていることを知っていた。 、のである が、大量の死んだのによりギ酸を初めて単離し、「アリの酸 formic acid 」と命名した。 が、からのギ酸の合成に成功した。 シアン化水素はギ酸のとも見做せる物質である。 、フランスのが、今日行われているからの合成を行った。 化学的性質 [ ] ギ酸は水や多くの、に溶解する。 炭化水素に溶解している場合や気体の場合、によりカルボン酸のを形成している。 この結合の存在により、気体はの性質から大きく外れたものとなる。 液体及び固体状態では効率的な水素結合のネットワークを形成している。 ギ酸はカルボン酸であるが、通常の条件下ではやを形成しないという特徴を持つ。 これらを生成させようとした実験のほとんどは一酸化炭素が生成するという結果に終わった。 加熱するとギ酸は一酸化炭素と水に分解する。 カルボン酸としては独特の性質を持ち、と反応する。 ギ酸とアルケンが反応するとを生成する。 しかし硫酸やなどの酸が存在すると Koch reaction によりギ酸がアルケンに付加し、炭素鎖が伸長したカルボン酸が生成する。 ギ酸水溶液は、1価の脂肪族カルボン酸の中では最も強い酸であることに加えてを持ち、皮膚に触れると水泡を生じ、痛みを与える。 042である。 22であり比較的強い酸性媒体である。 にもかかわらず、はほとんど示さない。 これは、ギ酸イオンが銅イオンと安定なを形成するためで、ギ酸イオンが銅イオンを包み込み、銅イオンがとして沈澱するのを妨げるからだと考えられる。 同じく還元性に由来するは問題なく起こる。 ギ酸は酸化されるとを生じる。 の仲間であるアリは、ほとんどの種で尾端に毒針を持っており、これで巣の防衛や獲物の攻撃を行う。 しかし、とのアリの場合はこの毒針を失っており、水鉄砲のように毒性のある毒液を外敵に吹きかけて巣を防衛したり、獲物を狩ったりする。 ヤマアリ亜科の場合にはこの毒液の主成分がギ酸であり、ギ酸の腐食性と浸透性によって外敵の皮膚を損傷し、毒液を体内に浸透させる。 北半球の温帯地方、特にその北部で特に繁栄していてヒトの生活圏で個体数も多い Formica spp. や Lasius spp. のアリがヤマアリ亜科に属すため、この地域でアリの巣を刺激した時にギ酸による攻撃を受けることが多い。 ギ酸はヤマアリ亜科のアリから防御液を吹きかけられたり、の棘に刺されたときの刺激の一因となっている(ただし、イラクサの毒作用はとが主成分とする説が有力になってきている)。 を誤飲すると失明・死亡するが()それはメタノールの酸化により生じるのせいだけではなく、それがさらに酸化されて生じるギ酸が、ミトコンドリアの電子伝達系に関わるシトクロムオキシダーゼを阻害するために視神経毒性が現れるとする意見 もある。 ギ酸は、10-ホルミルテトラヒドロ葉酸合成酵素によりからを経て代謝、分解される。 ヒトではこの反応速度が遅いためギ酸が残留して毒性を示すこととなる。 利用 [ ] 主な利用法としては家畜用()の防腐剤や抗菌剤といったものが挙げられる。 干し草や貯蔵牧草などに噴霧すると腐食を抑え、栄養価を保持するなどの特徴から冬季の牛の飼料などに広く用いられる。 養鶏業では除去のため時々飼料に加えられる。 養蜂業ではミツバチヘギイタダニ等のダニ殺虫剤として用いる場合がある。 また繊維工業や皮なめしの場でも用いられることがある。 ある種のギ酸エステルは香料となる。 有機合成化学では、しばしば源として用いられる。 やは良い例である。 研究室内では、硫酸と混合することで一酸化炭素源として用いられる。 ホルミル源としても用いられることがあり、トルエン中でメチルアニリンからN-メチルホルムアニリドを生成する反応が例として挙げられる。 ギ酸を燃料とするも開発中である。 ロジウム単核金属錯体触媒を用い常温常圧下でギ酸を分解しを高効率に取り出すことに成功した。 これにより、取扱いに不便な水素貯蔵にかえてギ酸による安全貯蔵、運搬に道が開けたことになる。 ギ酸純粋物を直接利用する手法ではないが、製造においては、まずギ酸を生成する( )によって凝固し殺菌された固形のヨーグルト原料を作り、それを基礎として更に独自のを用いて最終的な製品に仕上げるという方法が取られる場合が多い。 (このプロセスは、製造過程でサーモフィルス菌を使っている事を明示しているヨーグルトはもちろん、そうでないヨーグルトでも用いられる。 また、ハードヨーグルト、ソフトヨーグルト、ドリンクヨーグルトを問わず広く用いられている。 ) 危険性 [ ] 液体のギ酸溶液や蒸気は皮膚や目に対して有害である。 特に目に対して回復不能な障害を与えてしまう場合がある。 吸入するとなどの障害を与えることがある。 ギ酸の蒸気中には一酸化炭素も含まれていることが多いため、大量のギ酸の蒸気を扱う際には注意しなければならない。 慢性的な暴露により肝臓や腎臓に悪影響を及ぼすと考えられている。 またアレルギー源としての可能性も考えられている。 動物実験によりが確認されていたが、変異原性はギ酸のみに見られ、ギ酸ナトリウムなどの塩には見られないことから、変異原性はその低いpHによるものだと考えられている。 ギ酸エステルには果実の芳香の成分となっているものが存在し、ギ酸エチル HCOOC 2H 5 は、ギ酸アミル HCOOC 5H 11 は、ギ酸イソアミル HCOOCH 2C 2CH CH 3 2 はの香りの成分の一つであり、として用いられる。 HCOOCH 3 はエーテル様芳香を持ち、化成品原料として用いられる。 その他、ギ酸誘導体には、として HCN、として HCONH 2 などが存在する。 またとしてのギ酸クロリド HCOCl は室温では安定でない。 出典 [ ]• Cohen, J. 1930. Practical Organic Chemistry; MacMillan. Wagman, D. ; Evans, W. ; Parker, V. ; Schumm, R. ; Halow, I. 1982. Phys. Chem. Ref. Data 11: Suppl. ICPS INCHEM. 2009年11月24日閲覧。 佐々木庸郎, 石田順朗, 小島直樹 ほか、「」『日本救急医学会雑誌』 2008年 19巻 3号 p. 160-167, :• Fieser, L. ; Jones, J. 1940. 20: 66. ; Collective Volume, 3, p. 590• 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。

次の

ギ酸イソブチル

ギ酸 メチル

ギ酸(ギさん、蟻酸、: formic acid)は、分子量が最少のである。 では メタン酸 methanoic acid が系統名である。 -COOH 以外に -CHO も持つため、性質上、を示す。 空気中で加熱すると発火しやすい。 なお、ギ酸を飽和脂肪酸として見た時は、常温常圧において他の飽和脂肪酸よりも比重が大きいことで知られる。 多くの飽和脂肪酸の比重が1を下回っているのに対し、ギ酸の比重は約1. 22とよりもさらに比重が大きい。 ギ酸は工業的に生産されており、その水溶液は市販されている。 生成方法 [ ] 生産時の副生成物としてギ酸が得られるが、それだけでは不足するため他の方法を用いたギ酸の生成も行われている。 とを強塩基存在下で反応させると、が生成する。 ギ酸メチルをするとギ酸が生成する。 ギ酸メチルをと反応させを生成後、ホルムアミドをで加水分解するというものである。 このため近年、製造業者はエネルギー効率向上の観点から、ギ酸メチルを直接加水分解した後の大過剰の水からギ酸を取り出す技術を開発している。 例として社の、有機塩基を用いて抽出するという手法が挙げられる。 また高圧下でに一酸化炭素を反応させ、ギ酸ナトリウムをつくり、これをで分解しても得られる。 これらの反応から一酸化炭素はギ酸の無水物とも見做される。 水溶液を強く冷却し、ギ酸の結晶を析出させる。 で分離する。 を混ぜて蒸留すると、蒸留液は二層に分かれる。 このうちギ酸プロピルの層を蒸留すると、純ギ酸が得られる。 歴史 [ ] 初頭には、や者の一部は、類のからの蒸気が出ていることを知っていた。 、のである が、大量の死んだのによりギ酸を初めて単離し、「アリの酸 formic acid 」と命名した。 が、からのギ酸の合成に成功した。 シアン化水素はギ酸のとも見做せる物質である。 、フランスのが、今日行われているからの合成を行った。 化学的性質 [ ] ギ酸は水や多くの、に溶解する。 炭化水素に溶解している場合や気体の場合、によりカルボン酸のを形成している。 この結合の存在により、気体はの性質から大きく外れたものとなる。 液体及び固体状態では効率的な水素結合のネットワークを形成している。 ギ酸はカルボン酸であるが、通常の条件下ではやを形成しないという特徴を持つ。 これらを生成させようとした実験のほとんどは一酸化炭素が生成するという結果に終わった。 加熱するとギ酸は一酸化炭素と水に分解する。 カルボン酸としては独特の性質を持ち、と反応する。 ギ酸とアルケンが反応するとを生成する。 しかし硫酸やなどの酸が存在すると Koch reaction によりギ酸がアルケンに付加し、炭素鎖が伸長したカルボン酸が生成する。 ギ酸水溶液は、1価の脂肪族カルボン酸の中では最も強い酸であることに加えてを持ち、皮膚に触れると水泡を生じ、痛みを与える。 042である。 22であり比較的強い酸性媒体である。 にもかかわらず、はほとんど示さない。 これは、ギ酸イオンが銅イオンと安定なを形成するためで、ギ酸イオンが銅イオンを包み込み、銅イオンがとして沈澱するのを妨げるからだと考えられる。 同じく還元性に由来するは問題なく起こる。 ギ酸は酸化されるとを生じる。 の仲間であるアリは、ほとんどの種で尾端に毒針を持っており、これで巣の防衛や獲物の攻撃を行う。 しかし、とのアリの場合はこの毒針を失っており、水鉄砲のように毒性のある毒液を外敵に吹きかけて巣を防衛したり、獲物を狩ったりする。 ヤマアリ亜科の場合にはこの毒液の主成分がギ酸であり、ギ酸の腐食性と浸透性によって外敵の皮膚を損傷し、毒液を体内に浸透させる。 北半球の温帯地方、特にその北部で特に繁栄していてヒトの生活圏で個体数も多い Formica spp. や Lasius spp. のアリがヤマアリ亜科に属すため、この地域でアリの巣を刺激した時にギ酸による攻撃を受けることが多い。 ギ酸はヤマアリ亜科のアリから防御液を吹きかけられたり、の棘に刺されたときの刺激の一因となっている(ただし、イラクサの毒作用はとが主成分とする説が有力になってきている)。 を誤飲すると失明・死亡するが()それはメタノールの酸化により生じるのせいだけではなく、それがさらに酸化されて生じるギ酸が、ミトコンドリアの電子伝達系に関わるシトクロムオキシダーゼを阻害するために視神経毒性が現れるとする意見 もある。 ギ酸は、10-ホルミルテトラヒドロ葉酸合成酵素によりからを経て代謝、分解される。 ヒトではこの反応速度が遅いためギ酸が残留して毒性を示すこととなる。 利用 [ ] 主な利用法としては家畜用()の防腐剤や抗菌剤といったものが挙げられる。 干し草や貯蔵牧草などに噴霧すると腐食を抑え、栄養価を保持するなどの特徴から冬季の牛の飼料などに広く用いられる。 養鶏業では除去のため時々飼料に加えられる。 養蜂業ではミツバチヘギイタダニ等のダニ殺虫剤として用いる場合がある。 また繊維工業や皮なめしの場でも用いられることがある。 ある種のギ酸エステルは香料となる。 有機合成化学では、しばしば源として用いられる。 やは良い例である。 研究室内では、硫酸と混合することで一酸化炭素源として用いられる。 ホルミル源としても用いられることがあり、トルエン中でメチルアニリンからN-メチルホルムアニリドを生成する反応が例として挙げられる。 ギ酸を燃料とするも開発中である。 ロジウム単核金属錯体触媒を用い常温常圧下でギ酸を分解しを高効率に取り出すことに成功した。 これにより、取扱いに不便な水素貯蔵にかえてギ酸による安全貯蔵、運搬に道が開けたことになる。 ギ酸純粋物を直接利用する手法ではないが、製造においては、まずギ酸を生成する( )によって凝固し殺菌された固形のヨーグルト原料を作り、それを基礎として更に独自のを用いて最終的な製品に仕上げるという方法が取られる場合が多い。 (このプロセスは、製造過程でサーモフィルス菌を使っている事を明示しているヨーグルトはもちろん、そうでないヨーグルトでも用いられる。 また、ハードヨーグルト、ソフトヨーグルト、ドリンクヨーグルトを問わず広く用いられている。 ) 危険性 [ ] 液体のギ酸溶液や蒸気は皮膚や目に対して有害である。 特に目に対して回復不能な障害を与えてしまう場合がある。 吸入するとなどの障害を与えることがある。 ギ酸の蒸気中には一酸化炭素も含まれていることが多いため、大量のギ酸の蒸気を扱う際には注意しなければならない。 慢性的な暴露により肝臓や腎臓に悪影響を及ぼすと考えられている。 またアレルギー源としての可能性も考えられている。 動物実験によりが確認されていたが、変異原性はギ酸のみに見られ、ギ酸ナトリウムなどの塩には見られないことから、変異原性はその低いpHによるものだと考えられている。 ギ酸エステルには果実の芳香の成分となっているものが存在し、ギ酸エチル HCOOC 2H 5 は、ギ酸アミル HCOOC 5H 11 は、ギ酸イソアミル HCOOCH 2C 2CH CH 3 2 はの香りの成分の一つであり、として用いられる。 HCOOCH 3 はエーテル様芳香を持ち、化成品原料として用いられる。 その他、ギ酸誘導体には、として HCN、として HCONH 2 などが存在する。 またとしてのギ酸クロリド HCOCl は室温では安定でない。 出典 [ ]• Cohen, J. 1930. Practical Organic Chemistry; MacMillan. Wagman, D. ; Evans, W. ; Parker, V. ; Schumm, R. ; Halow, I. 1982. Phys. Chem. Ref. Data 11: Suppl. ICPS INCHEM. 2009年11月24日閲覧。 佐々木庸郎, 石田順朗, 小島直樹 ほか、「」『日本救急医学会雑誌』 2008年 19巻 3号 p. 160-167, :• Fieser, L. ; Jones, J. 1940. 20: 66. ; Collective Volume, 3, p. 590• 関連項目 [ ] ウィキメディア・コモンズには、 に関連するカテゴリがあります。

次の