白血病 告知。 告知を受けたがん患者の心理と家族ができる看護

◆急性リンパ性白血病◆の告知

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慢性骨髄性白血病とは 慢性骨髄性白血病(CML)は、ゆっくり進行する血液のがんの一種で、血液の基となる細胞を作る造血幹細胞に異常が起こり、がん化した血液細胞が増殖することによって起こる病気です。 フィラデルフィア(Philadelphia:Ph)染色体という特異な染色体異常を持ちます。 フィラデルフィア(Philadelphia:Ph)…対内のすべての細胞には、細胞の形や活動を決定するDNA(遺伝物質)が含まれており、DNAは染色体の中にあります。 慢性骨髄性白血病の場合、9番染色体と22番染色体が組み替わり、これをフィラデルフィア染色体と呼びます。 この結果、骨髄中ではチロシンキナーゼと呼ばれる酵素の働きが活発になり、白血球となる幹細胞が過度につくられます。 そのため、慢性骨髄性白血病の方ではこのフィラデルフィア染色体に異常があるかどうかが、診断の基準にもなります。 血液中には赤血球、白血球、血小板などの血液細胞があり、それらは骨の中にある骨髄で血液細胞のもととなる造血幹細胞から増殖しながら分化(未熟な細胞が成熟した細胞になること)してつくられます。 造血幹細胞は、骨髄系幹細胞をリンパ系幹細胞に分かれ、前者から赤血球、血小板、各種の顆粒球や単球が産生され、後者からBリンパ球、Tリンパ球、NK細胞などのリンパ球が産生されます。 赤血球は全身の組織に酵素を運び、白血球は病原体とたたかい、血小板は血液を固めて出血を止める働きをします。 白血病は、こういった血液をつくる機構に異常が生じ、白血球ががん化した細胞(白血病細胞)となって無制限に増殖することで起こります。 白血病細胞が骨髄に蓄積して正常な血液をつくる作用を妨げ、また血液中に出て行って脾臓や肝臓などに進入し、さまざまな症状を起こします。 白血病は、急速に進行する急性白血病と、ゆっくり進行する慢性白血病に大きく二分され、さらにそれぞれ骨髄系細胞から発生する骨髄性白血病と、リンパ球系細胞から発生するリンパ性白血病に分けられます。 急性白血病 急性骨髄性白血病(Acute Myeloid Leukemia:AML) 急性リンパ性白血病(Acute Lymphoblastic Leukemia:ALL) 慢性白血病 慢性骨髄性白血病(Chronic Myeloid Leukemia:CML) 慢性リンパ性白血病(Chronic Lymphoblastic Leukemia:CLL) 急性白血病と異なり、初診時に貧血症状、感染症、出血傾向を合併することもまれです。 発見された時期により差がありますが、病気の進行とともに血液中の白血球数と血小板数はふえていきます。 そして、骨髄の中が白血病細胞でいっぱいになり、赤血球が圧迫されて減少するため、次第に貧血状態になります。 また、白血球数が増加するに従って、全身の顕著な倦怠感(だるさ)や無気力、夜間の寝汗、体重減少が見られます。 また白血球が増えると脾臓が腫大することによる腹部の膨満感や左腹部の痛みなどの症状が現れます。 慢性骨髄性白血病が原爆被爆により増えたことはわかっていますが、発症する原因は、まだ十分に解明されていないです。 やや男性に多く、わが国における発症頻度は10万人に1~2人と比較的まれで、成人における白血病全体の約20%を占めます。 現在、慢性骨髄性白血病の治療として、チロシンキナーゼ阻害薬のイマチニブが第一選択として用いられ、慢性骨髄性白血病の治療法が近年劇的に変わってきました。 白血病の症状 慢性骨髄性白血病では、初期の段階での自覚症状はありません。 その理由は、慢性骨髄性白血病は進行が遅く、過剰につくられた血液細胞でも、ほぼ正常と同等の働きをすることができることが挙げられます。 そのため、多くの場合は、健康診断などで白血球数の増加を指摘されるなど、偶然見つかることになります。 しかし、ある程度進行すると、白血球や血小板が増加し、貧血や全身の倦怠感、無気力になるなどの自覚症状がみられるようになります。 さらに、夜間に多くの寝汗をかいたり、体重の減少に気づくようになります。 一般的な「病気」は、急性期から慢性期へ移行することが多いのですが、白血病の場合は少し違います。 基本的には、初期の頃の状態、ゆっくりと 病気が進行する時期を「慢性期」とよびます。 ここから特に合併症などが無い場合には、数年後に「移行期」と呼ばれる時期になり、さらに数年後に「急性期」へと移行します。 中には、移行期を経ずに、慢性期から急性期へ移行することもあります。 症状が少なく、ゆっくりと進行する慢性期から、急激に症状が悪化する急性期へと移行してしまうのです。 白血病の原因 白血病には、慢性骨髄性白血病、急性前骨髄性白血病、成人T細胞白血病・リンパ腫などがありますが、それぞれの病気の原因が違います。 慢性骨髄性白血病の原因は、幹細胞の遺伝子異常によるものとされています。 人には、22対の常染色体と、1対の性染色体がありますが、常染色体の中でも、9番目の染色体上にあるbcr遺伝子と、22番染色体上にあるabl遺伝子の転座(遺伝子が入れ替わってしまうこと)によって「フィラデルフィア染色体」が生じます。 このフィラデルフィア染色体が、異常な遺伝子であるBCR-ABL融合遺伝子を作り出してしまいます。 このBCR-ABL融合遺伝子は、血液細胞を過剰に生成してしまうタンパク質をつくります。 その結果、血液細胞が過剰に増殖し、慢性骨髄性白血病となるとされています。 一方で、BCR-ABL融合遺伝子を持っていないにもかかわらず、血液が過剰に作られる方がいます。 この場合は白血病ではなく、別の病気として考えられることが多くなります。 急性前骨髄性白血病でも、遺伝子の転座が起きています。 この場合は、常染色体のうち、15番目の染色体の一部と17番目の染色体の一部が切れ、互いに入れ代わる「相互転座」という現象がおきます。 その結果、正常な白血球が成熟できなくなり、前骨髄球と呼ばれる細胞が異常に増え、白血病を発症します。 一方、成人T細胞白血病・リンパ腫の場合、その原因はHTLV-1というウイルスへの感染です。 白血球に含まれるT細胞がHTLV-1に感染しても、発症するのはごく一部です。 およそ30~50年間の潜伏期間があるといわれており、HTLV-1ウイルスに感染しても発症しない人は、「キャリア」と呼ばれます。 実際に感染しているかどうかは、抗HTLV-1抗体検査で分かります。 HTLV-1ウイルスは、母乳や血液、体液によって感染しますが、その原因として重要とされるのは、母乳による母子感染です。 例えば、発症率が高いとされる地域では、妊婦検診などを通じての抗HTLV-1抗体検査など、母子感染予防の対策が成されているところがあります。 この他、高齢者や血液中のウイルス量が高い方、成人T細胞白血病・リンパ腫を発症した家族がいる方などは、発症する可能性が高くなります。 血液検査 血液中で増加している細胞を顕微鏡で詳しく調べます。 白血球の一種である好酸球、好塩基球が少し増加し、正常に分化した顆粒球が特にふえていた場合に、慢性骨髄性白血病を疑い、骨髄穿刺という検査を行います。 骨髄穿刺・骨髄生検 骨髄穿刺は皮膚を消毒し、局所麻酔の後に腸骨(腰の骨)または胸骨(胸の中央にある骨)に細い針を刺し、骨の中にある骨髄液を注射器で吸引して採取します。 この骨髄液中に含まれる細胞の形を顕微鏡で調べます。 注射器に骨髄液を吸引する際に痛みがあり、この痛みは局所麻酔では抑えられないですが、通常は一時的な痛みにとどまります。 骨髄生検では骨髄組織を採取します。 染色体検査 採取した骨髄液を用いて、慢性骨髄性白血病に特徴的なフィラデルフィア(Ph)染色体の検査を行います。 フィラデルフィア染色体は図のように、第9染色体と第22染色体の組み替えによって生じます。 その結果、本来離れているAbl遺伝子をBcr遺伝子が隣り合わせになり、異常が発生します。 遺伝子検査 FISH法と呼ばれる方法で染色体を着色し、異常な遺伝子(Bcr-Abl)を検出します。 PCR法ごいう遺伝子を増幅する方法で検出することもできます。 腹部超音波検査・腹部CT検査 慢性骨髄性白血病と診断された場合、続いて臓器に異常がないかどうかの検査を行います。 脾臓の腫大の程度(病気や治療効果の見通しを予測する因子の1つ)をみるために、腹部超音波(エコー)あるいは腹部CTなどの検査を行うことがあります。 造影剤を使用する場合は、アレルギーが起こることがあります。 ヨードアレルギーの経験のある人は医師に申し出ることです。 1慢性期 白血球数と血小板数は増加していますが、白血球はほぼ正常に分化するため、芽球と呼ばれる未熟な白血球の割合は10%未満です。 無治療のままだと、多くの例は3~5年で急性転化期に移行します。 慢性期を長期間持続させることが治療の目的となります。 2移行期 慢性期と急性転化期の間の病期です。 白血病細胞の増殖の程度が高まるとともに、分化する能力が失われ、骨髄や末梢血中における芽球の割合が増加します。 その結果、治療による白血球数のコントロールが困難になり、脾臓の腫大が進行する場合があります。 貧血、出血傾向、発熱が現れることもあります。 また、明らかな移行期を経ないで、急性転化期に移行する場合もあります。 3急性転化期 芽球期、急性期とも呼ばれ、骨髄、末梢血中の芽球が20%以上に増加します。 慢性期と同じような治療では白血球数のコントロールは困難で、白血病細胞が骨、皮膚やリンパ節に腫瘤を形成することもあります。 芽球の性質により、骨髄性急性転化とリンパ性急性転化の大きく2つのタイプに分けられます。 抗がん剤 化学療法 化学物質(抗がん剤)を利用してがん細胞の増殖を抑え、がん細胞を破壊する治療法です。 全身のがん細胞を攻撃・破壊し、体のどこにがん細胞があっても攻撃することができる全身療法です。 慢性骨髄性白血病の場合、治癒を目的とした化学療法というよりは、発熱や倦怠感、肝臓や脾臓の腫れなどのような症状の緩和と、血球数を抑えることを目的として、化学療法を行います。 投与方法は、内服や点滴による静脈注射、筋肉注射などの方法があります。 しかしこれらの方法では、脳脊髄液への薬剤の移行が困難であることから、抗がん剤を直接脊髄へ注射にて投与する「髄注」という方法をとることもあります。 また、後述する造血幹細胞移植の補助療法としての大量の抗がん剤を用いた化学療法や、インターフェロン療法の併用としての化学療法を行うこともあります。 分子標的療法 化学療法よりも高い治療効果が望めることから、慢性骨髄性白血病治療の第一選択ともいわれる治療法です。 使用する薬剤としては、イマチニブ・ニロチニブ・ダサチニブという薬剤の、いずれかを選択します。 1日1回内服し、治療効果を見ながら、薬剤の増量や変更、または継続を検討していきます。 通常は、2~3ヶ月程度で白血球数が減少し、これに伴い、フィラデルフィア染色体を有する白血病細胞白血数も減少していき、白血数は正常化してきます。 しかし、内服薬は生涯のみ続けなければならないこと、飲み忘れると効果が格段に低くなるという欠点があります。 現在、内服薬を中止しても治療効果が薄れることが無いかどうか、新たな臨床試験が行われています。 インターフェロン療法 生物学的製剤であるインターフェロンを投与することによって、白血病細胞の数の減少だけでなく、白血病細胞そのものが根絶できる可能性がある治療法です。 分子標的治療が開発される以前によく行われていた治療方法です。 一般的には、化学療法と併用して行われることが多くなります。 また、現在でも医療機関によっては第一選択とされる治療方法です。 約75%で血液学的寛解がみられ、50%以上でフィラデルフィア染色体陽性細胞の減少を認める細胞遺伝学的効果が得られた、という報告があります。 しかし、その効果が永年持続するか、現在のところは明らかになっておらず、副作用が強く出ることや、治療に対する治療費が高額であるなど、いくつかのデメリットもあります。 造血幹細胞移植 造血幹細胞移植とは、正常な骨髄と患者さんの骨髄を入れ替える治療で、完全治癒が見込める唯一の治療法と言われています。 大量の放射線や化学療法で正常な血液細胞と白血病の細胞を全て破壊した後、正常な骨髄を輸血のように投与し、破壊されている白血球と入れ替えます。 若年層に対して行われることが多い治療法ですが、近年では移植前の化学療法を緩和し、高齢者でも行える治療法となりつつあります。 移植方法には、自家移植と同種移植、臍帯血移植があります。 ・自家移植 自家移植とは、化学療法により腫瘍細胞が消失し、自身の正常血液細胞が回復した状態の時に自分の造血幹細胞を採取して凍結保存し、その幹細胞を移植する移植方法です。 血液の回復が早く、高齢者でも受けられるという特徴があります。 ・同種移植 同種移植とは、白血球の型が全て一致する「骨髄提供者の骨髄」を移植する方法です。 しかし、型が全て一致する他人と出会える確率が非常に低いため、行われる頻度も少ない治療法となります。 また、治療後の副作用が強く出ることがあり、血液の回復にも2~3週間ほどの時間が必要となることが特徴です。 ・臍帯血移植 臍帯血移植とは、胎児の臍帯血を用いて、移植を行う方法です。 臍帯血の特徴として、幼若で増殖能力に富む造血幹細胞が含まれていることが挙げられます。 移植後の副作用が少なくて済み、高齢者でも行うことができる治療方法です。 いずれの方法でも、骨髄(または臍帯血)の移植後は、副作用があります。 特に移植後1~3週間は易感染状態(感染しやすい状態)となるため、徹底的な無菌管理が必要となります。 中には造血幹細胞移植に関連した合併症により、死亡する例もあります。 imic. keio-hematology. hospital. iwata. shizuoka. pref. aichi. niigata-cc. jmdp. html JALSG(日本成人白血病治療共同研究グループ) 6. jalsg. html.

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元気いっぱいだった私が、白血病患者になった|ある日、ガン患者になりました|青田チヨ子|cakes(ケイクス)

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白血病とがん保険 掲載日:2016年8月29日 白血病とは、血液の中の白血球ががんになる、血液のがんのことをいいます。 白血病は、がん保険の給付金支払い対象です。 厚生労働省の行った「平成26年患者調査」によると、推計される患者数は7,000人。 白血病は病状の経過から、「急性白血病」と「慢性白血病」に分けられます。 さらに、白血病細胞の由来する血球細胞により、「骨髄性」と「リンパ性」の各白血病に分けられます。 白血病の種類とその特徴は? 急性骨髄性白血病とは、骨髄で血球が成長してゆく機能が失われ、異常な血液細胞が急速に増殖し、正常な血液を作る働きが損なわれてしまう病気です。 進行は早いものの、医療技術の発達により、今では不治の病ではなくなっています。 次に、慢性骨髄性白血病とは、血液中の顆粒球や単球が異常に増えたり、脾臓(ひぞう)が腫れたりすることが特徴の白血病です。 ゆっくりと進行する慢性期が続いた後、移行期を経て、5~7年目で急性転化と呼ばれる時期を迎えます。 急性転化期になると、白血病細胞が無制限に増え続け、急性白血病のような状態になり、治療が難しくなります。 最後に、慢性リンパ性白血病とは、白血病化したリンパ球が異常増殖する病気です。 急性白血病にくらべると病気の進行は遅く、すぐに病状が悪化するわけではありません。 病気の進行は個人差があり、10年以上経ってもほとんど病状が悪化しないというケースもあります。 がん保険で備えたほうがいい? 白血病の種類にもよりますが、厚生労働省の行った「平成26年患者調査」によると、白血病における平均在院日数は46日となっており、がん全体の平均在院日数の18. 7日と比べると、がんの中でも長期にわたることがわかります。 一方、厚生労働省の「平成26年(2014)人口動態統計(確定数)の概況」によると、白血病による死亡率は6. 5%と低く、この数値からも白血病が不治の病ではないということがわかります。 しかし、慢性骨髄性白血病の場合、長期に渡って高額な抗がん剤治療が必要なケースも考えられ、お金の心配が大きな心理的負担になることも考えられます。 医療費助成などの制度も活用できますが、さらにがん保険からの給付も受けることができると安心です。 医学の進歩により、がんを含めた病気での入院は短期化の傾向にあります。 しかし、白血病のように治療が長期に渡る病気の場合、経済的な負担を考えると、がん保険で備えておくことの重要性を改めて感じます。 掲載日:2020年5月29日 白血病の治療に必要な費用は? 白血病に必要な治療費はいくらぐらいなのでしょうか。 白血病は、一般的に入院費が高額になりやすいがんです。 厚生労働省「平成29年度 医療給付実態調査」の調査結果をもとに計算すると、白血病による入院費は、平均で約150万円です。 白血病の入院費が高額になりやすいのは、「入院期間が長くなることが多い」などの要因が理由と考えられるでしょう。 このように入院や通院での治療費が高額になった場合、「高額療養費制度」によって、医療機関や薬局の窓口で支払った金額のうち、ひと月の上限額を超えた分の支給を受けることができます。 ただし、「放射線治療」のなかには例外的に「先進医療」としてかかる技術料が全額自己負担になるものもあります。 また、放射線治療などを受けることでさまざまな副作用が起こる可能性があり、これらに対処するための費用は、高額療養費制度の適用外となる場合があります。 例えば、疲労感や吐き気を感じた場合、通院時にタクシーを利用することになるかもしれません。 また、抗がん剤などの薬や放射線治療の副作用で頭部に脱毛が起こり、医療用ウィッグを購入することも考えられます。 以上のようなことから、白血病は治療費以外でもお金がかかることがあります。 そういった費用に備える方法として、貯蓄をしておくことや、がん保険への加入も選択肢の一つになるでしょう。

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白血病とは|症状や検査、治療、ステージなど【がん治療.com】

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急性骨髄性白血病(AML)56%• 急性リンパ性白血病(ALL)19%• 慢性骨髄性白血病(CML)22%• 慢性リンパ性白血病(CLL)3% となっています。 慢性白血病は、急性転化を起こし急性白血病のような症状になることがありますが、急性白血病が慢性化することはありません。 いずれにせよ、基本的な治療は化学療法となります。 急性白血病の症状 急性白血病の症状として、 貧血、全身倦怠感、軽労作時の息切れ・動機、長引く風邪症状、易出血傾向などがあります。 慢性白血病の症状 慢性白血病の初期に自覚症状はなく、健康診断時などに発見されることも多いです。 肝臓や脾臓の、腫脹や全身倦怠感を伴うこともあります。 病状が進行すると急性白血病と同じような貧血、全身倦怠感、軽労作時の息切れ・動機、長引く風邪症状、易出血傾向といった症状が現れます。 白血病の治療法 白血病においては、化学療法が基本で抗がん剤の投与によって増殖した白血病細胞を死滅させ、正常な血液細胞を増やすことが第一の治療法です。 寛解導入療法• 治療目標:白血病の寛解を目指す。 白血病の治療では、まず寛解(骨髄や末梢血の中の白血病細胞がほとんどなくなった状態。 初発期にあった症状もほとんど消失する)を目指します。 これを寛解導入療法といいます。 通常、抗がん剤の投与は 7日間から10日間で、抗がん剤は多剤併用となります。 抗がん剤を投与すると、白血病細胞だけではなく正常な血液細胞も減少し、副作用が投与後から出始めます。 抗がん剤投与後は、 赤血球や血小板が極端に減少することがあり、輸血が必要となります。 白血球は自然に増えてくるのを待ちますが、それには 約4週間ほどかかります。 白血球が回復したころに骨髄穿刺を行い、寛解状態になっているか確認します。 治療目標:寛解状態を長期間維持する。 寛解導入療法と地固め療法で、白血病細胞がほぼ死滅した状態になったら、出来る限り寛解状態を維持できるよう定期的に通院し、弱めの抗がん剤を投与します。 造血幹細胞移植(予後不良の場合) 予後不良群となる患者は、 生存率を上げるための治療に造血幹細胞移植が選択されます。 造血幹細胞移植では、白血病細胞の染色体分析で予後を予測することができます。 造血幹細胞移植は、抗がん剤投与や放射線治療などの移植前処置を受けた後に無菌室で行います。 移植後には、免疫抑制剤の投与が行われ移植が成功すれば、 2~3週間で血液細胞が増え定着します。 ただし、造血幹細胞移植でも抗がん剤を用いた時と同様の副作用が生じます。 また、造血幹細胞移植ではGVHD(移植片対宿主病)が起こることがあり皮膚や肝臓、腸にその症状が出ます。 ポイント! 白血病の検査には、血液検査・骨髄穿刺(染色体検査、遺伝子検査)・腹部CT・超音波検査などがあります。 白血病の看護計画 白血病の治療では、化学療法が基本であることから看護は、易感染や易出血、悪心・嘔吐や食欲不振、脱毛などその副作用に重点が置かれます。 全身にあらわれる症状によって、日常生活を送ることが困難となる場合もあるため、ケアが必要です。 また、死をイメージしやすい疾患であり、 精神面のフォローも看護の上では大切です。 同じ薬剤を使っても、 患者によって副作用の現れ方が異なることもあるので、患者それぞれの状態にあわせた看護計画が必要です。 患者を取り巻く社会的背景によって、更なる計画が必要になる場合があります。 白血病患者への看護で注意するポイント 看護計画を立てるにあたっては、患者が治療上どの段階にいるのかを常に把握しておくことが求められます。 化学療法後には、 副作用の出現があることも把握しておくことが必要です。 以下に、看護をする上で必要なスキルについて詳しく説明していきます。 易感染状態時には「矛盾」が生じる 易感染状態時には、行動だけではなく食事も制限されます。 抗がん剤の副作用で、悪心や嘔吐が続くときには食べたいものを食べられるだけ、と指導しながらも易感染状態時には生ものや家庭で調理したもの、サンドイッチやコンビニ弁当など多くのものが禁止されます。 こういった矛盾をきちんと患者にわかりやすく説明できる手腕が必要です。 できるだけ早い段階で患者と信頼関係を築く必要がある 患者は、治療をする上で日常では見慣れないクリーンルームや無菌室へ入室することから、生活の不安や面会制限などの社会との隔離に伴う不安を抱えていることが多いです。 そのため、 入院初めの患者は緊張によって本音を言えないこともあります。 その後の治療効果にも影響 するため、できるだけ早い段階で信頼関係を築くようにしましょう。 家族の協力が必要不可欠 白血病患者が、入院・治療を行う上で 家族の協力は不可欠となるため、あわせて指導することが大切です。 血液内科では、辛い抗がん剤治療を受けても思うように効果があらわれず、終末期を迎える患者も少なくありません。 そのような場合には、さらに家族へのケアを強化する必要があります。 まとめ 参考文献は以下の通りです。 関連記事• 一般的に不整脈とは、心臓の興奮 電気刺激 が正常に伝わらず、脈の打ち方に異常が現れるものをいいま... このページでは、現役看護師の方に向けて、バセドウ病患者の症状や治療方法、看護計画、注意点と求めら... 気胸とは、肺から空気が漏れて、肺が小さくなった状況のことです。 原因によって気胸は、自然気胸・外... 肝硬変はさまざまな疾患や原因が治ることないまま経過した結果おこるものです。 肝臓は私たちの身体に... COPDとは慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmonary dis... 関節リウマチの症状には、特徴的な関節病変を示す原因不明の全身性炎症疾患があり、膠原病の中で最も多...

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