ネイ リン カプセル。 ネイリンカプセル100mg

ネイリンカプセル(ホスラブコナゾール)の効能・効果、作用機序、副作用

ネイ リン カプセル

ホスラブコナゾール:ネイリン スポンサード リンク 成分(一般名) : ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物 製品例 : ネイリンカプセル100mg ・・ 区分 : 他の化学療法剤/抗真菌剤/経口抗真菌剤 PR 概説 真菌を殺菌するお薬です。 いわゆる水虫は真菌のうちの白癬菌(皮膚糸状菌)による皮膚感染症です。 この白癬菌が爪に感染すると、爪が白く濁り厚みがでてきます。 ひどくなると痛みも伴います。 爪白癬(つめはくせん)です。 このお薬は、そのような爪白癬の治療に用います。 有効成分のホスラブコナゾールは、体内に吸収されたあと、活性本体であるラブコナゾールに変換されます。 ラブコナゾールの強い抗真菌作用により、塗り薬では治りにくい爪白癬の完治が見込めるのです。 【薬理】 真菌の細胞で人と違うところは、エルゴステロールを主成分とする植物性細胞膜をもっている点です。 この薬は、そのエルゴステロールの生合成を阻害し、真菌の発育を抑制または阻止することにより、殺菌的に抗真菌作用を発揮します。 【臨床試験】 爪白癬に対する効果をプラセボ(にせ薬)と比較する試験がおこなわれています。 このうち101人はこの薬を、別の52人はプラセボを3カ月間服用します。 そして、服用開始1年後の治癒率を比較するのです。 治癒の定義は、爪の混濁が完全に消失し見た目で治り、かつ直接鏡検で白癬菌が陰性になった場合とします。 その結果、この薬を使用していた人達の治癒率は59. この薬の治癒率はプラセボを明らかに上回り、爪白癬に対する有効性が確かめられたわけです。 活性本体のラブコナゾールは、強い抗真菌活性と広い抗真菌スペクトルを持つトリアゾール系の抗真菌薬です。 この薬の有効成分ホスラブコナゾールは、ラブコナゾールの生物学的利用率を高めたプロドラッグとして開発されました。 水溶性が高く、服用後速やかに吸収され、体内でラブコナゾールに変換されてから抗真菌作用を発揮します。• 飲みかたが簡単で服薬管理が楽です。 1日1回1カプセルを3カ月間、食事と関係なく服用できます。• 比較的安全性が高く、肝障害をふくめ副作用の心配はそれほどありません。 また、別の類似薬と比べ、薬物相互作用のリスクが低く、飲み合わせの制限も少ないです。 注意 【診察で】• 肝臓病など持病のある人は医師に伝えてください。• 妊娠中また妊娠している可能性のある人は医師に話しておきましょう。• 服用中の薬を医師に教えてください。 【注意する人】 肝臓病のある人は、病状の悪化に注意するなど慎重に用います。 妊娠中は使用できません。 適さないケース..妊娠中。• 注意が必要なケース..肝臓病のある人。 【飲み合わせ・食べ合わせ】 ワルファリン(ワーファリン)による抗凝固療法をおこなっている場合は、医師に伝えてください。 併用により、ワルファリンの作用が増強する可能性があります。 飲み合わせに注意..ワルファリン(ワーファリン)、シンバスタチン(リポバス)など。 【使用にあたり】• 1日1回 1カプセル服用してください。 食事に関係なく飲めます。 治療期間は3カ月間(12週間)です。• 飲み忘れたら、気付いたときに飲んでください。 ただし、翌日に気付き、次の時間が近ければ、忘れた分は抜かし、次の通常の時間に1カプセル服用してください。 2回分を一度に飲んではいけません。• いったん変色した爪が元通りに回復するわけではありません。 爪が生えかわり きれいになるまで半年から1年くらいかかります。 【検査】 肝機能検査をおこないます。 【妊娠・授乳】 妊娠中は使用できません。 近く妊娠・出産を予定している人も、緊急性がないのなら控えたほうがよいかもしれません。 効能 【適応菌種】 皮膚糸状菌(トリコフィトン属) 【適応症】 爪白癬 用法 通常、成人は1日1回1カプセル(ラブコナゾールとして100mg)を12週間経口服用する。 医師の指示を必ずお守りください。 副作用 検査で見つかるのが肝機能値の異常です。 多くは軽度で、重症化することはまずありません。 もし、吐 き気がしたり、ひどい倦怠感、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色になるといった症状があらわれたら、医師に報告してください。 そのほか、腹部不快感、腹痛、便秘などの消化器症状もみられます。 【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください• 肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色。 【その他】• 肝機能検査値の異常• いつもと違う「おかしいな」と感じたら早めに受診してください。 まずは安心して、決められたとおりにご使用ください。

次の

ネイリンカプセル100mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

ネイ リン カプセル

2018年1月18日に爪白癬(爪水虫)の治療薬として ホスラブコナゾール L-リシンエタノールの使用が認可されました。 これによりホスラブコナゾール L-リシンエタノールを主成分とする爪水虫治療薬「 ネイリンカプセル100mg」の製造と販売が開始されて、爪水虫治療の選択肢が増えました。 ネイリンカプセルはトリコフィトン属による爪水虫に効果を発揮する医薬品。 白癬菌にもたくさんの種類がありますが、日本国内の水虫や爪水虫の原因はほとんどトリコフィトン属といわれています。 つまりネイリンカプセルはほとんどの爪水虫に効果を発揮する有効な爪水虫治療薬ということになるでしょう。 この記事ではネイリンカプセルの特徴や使い方、価格などの情報を紹介したいと思います。 ネイリンカプセル100mgの使い方 約20年ぶりに登場した新しい爪水虫(爪乾癬)の薬が「ネイリンカプセル」です。 ネイリンカプセル100mgは経口真菌剤なので、爪水虫を飲んで治すお薬になりますね。 爪の表面は硬いので、外側から薬を塗布しても、白癬菌が住み着いている爪床まで薬効成分が届きません。 ですが、経口真菌剤は有効成分を血液を通して患部まで送り届けることができます。 一般的にネイリンカプセルは成人の場合、 1日1カプセルで効きます。 これを12週間(約3カ月)続けて経過を見ます。 詳しい服用方法については、医師の指導に従いましょう。 ネイリンカプセルの副作用 ネイリンカプセルは101名を対象とした臨床試験で、その 23. 8%に何らかの副作用が現れました。 ALT(GPT)増加 9例• AST(GOT)増加 8例• 腹部不快感 4例• 血中Al-P増加 2例 その他にも表れるかもしれない副作用は下記になります。 からだがだるい• 白目が黄色くなる• 皮膚が黄色くなる• 腹部不快感• 吐き気• 消化不良• 腹部膨満• 上腹部痛• びらん性胃炎• 口角口唇炎• 膀胱炎• 高尿酸血症• 円形脱毛症• 皮脂欠乏性湿疹• 白血球数減少• 白血球数増加• 赤血球数減少• 血中クレアチニン増加• ヘモグロビン減少 このような副作用が現れた場合は、ネイリンカプセルの服用を直ちに中止するべきとされています。 ネイリンカプセルの特徴 爪水虫の治療には内服薬が有効とされていて、今までは「ラシミール」や「イトリゾール」という薬が主に使われていました。 このラインナップにネイリンカプセルが追加されるわけですね。 今までの経口真菌剤は副作用として 肝機能障害や 血液障害のリスクがありました。 ネイリンカプセルも副作用として肝機能障害や血液障害はあるものの、その発現頻度が低い内服薬になっています。 そのため、肝臓が悪くて今まで経口真菌剤を服用できなかった爪水虫患者も、比較的安全に治療を行える可能性があります。 とはいえ、強い薬であるのは確かなので、皮膚科の医師の指導の下、きちんと使用方法に基づいて服用し続けることが大切です。 飲み方についても、以前の爪水虫の内服薬とは違います。 イトリゾールは「1週間のみ続けて3週間休む」、というサイクルを3回繰り返します。 ラシミールは1日1回の服用を6カ月継続する必要がありました。 それに比べてネイリンは1日1回を3か月と、使用の期間が短くなっています。 早ければ飲み始めて2週間で爪の状態に改善が見られるとか。 爪水虫を確実に治したいのなら、新しい薬であるネイリンがオススメですね。 ネイリンカプセルを購入する方法や価格 ネイリンカプセルはドラッグストアや一般的な薬局では販売していません。 処方箋医薬品なので、 購入するには必ず医師の処方箋が必要となります。 まずは皮膚科を受診して爪を検査し、爪に白癬菌が確認されて爪水虫と認定された場合にのみ処方してくれるでしょう。 持病や現在服用している薬の種類によっては、他の治療法になる可能性もあります。 そこらへんは医師の指導に従いましょう。 そうすれば、安全に確実に爪水虫を治療できるでしょう。 ネイリンカプセルの価格についてですが、これが結構高額です。 1日分1粒で約900円ほど。 こちらは私自身がネイリンカプセルを処方してもらった際の、2週間分の金額です。 保険適用の3割負担で3,900円となりました。 新しい爪水虫の飲み薬が製造販売されるのは、なんと20年ぶりとのこと。 副作用のリスクも今までの内服薬よりも少し低そうですね。 爪水虫の治療にも選択肢が増え、より治療がやりやすくなったのではないでしょうか。

次の

爪水虫(爪白癬)を治すために皮膚科に行ってきた感想と治療画像

ネイ リン カプセル

ネイリンカプセルとは? ネイリンカプセルは、爪白癬に適応を持つ抗真菌薬です。 2018年1月19日に製造販売承認を受け、 経口の抗真菌薬としては20年ぶりの新規医薬品となっています。 名前の由来ですが、爪(NAIL)に薬物が入る(IN)という作用から、両者を組み合わせて NAILIN:ネイリンと命名されています。 一般名は ホスラブコナゾール L-リシンエタノール付加物カプセル(ちょっと長いですね…)です。 これは抗真菌作用を発揮するラブコナゾールのプロドラックとして、ホスラブコナゾールL-リシンエタノール付加物が用いられており、体内に吸収されると速やかに代謝されて有効成分のラブコナゾールへと変化するようになっています。 ネイリンカプセルの作用機序と特徴 ネイリンカプセルは爪の伸長周期に合わせて用法が設定されており、1日1回1カプセルを12週間経口投与します。 服薬期間の延長は保険請求上難しいかもしれません。 すでに変色してしまった爪を改善する効果はないため、爪の生え代わりが無い限りは色調の改善はありません。 伸長期間経過後にも症状が持続している場合は、他の治療方法も考慮するべきでしょう。 真菌感染症は完治が難しい病態である為、 治療期間中は自己判断での中止はせず、しっかりと医師の指示通りに使用を続ける必要があります(これ重要です)。 真菌感染症には、皮膚表面・角質までが感染している「表在性真菌症」、皮下組織や爪まで感染が進行している「深在性皮膚真菌症」、内臓まで感染が進行している「深在性真菌症」の3段階があります。 表在性の場合には外用薬の使用で症状の改善が期待できますが、深在性皮膚真菌症以上の状態では、通常は内服薬を使用しなければ改善は難しいものとなっています。 特に爪は外用薬が浸透しづらいため、外用薬のみではなく内服薬も併用しての治療が推奨されているものです。 爪白癬を引き起こす真菌は、人間の細胞と同じように細胞膜を持っています。 ただし、その構成成分に違いがあり、人間の場合にはコレステロールが主成分なのに対し、真菌ではエルゴステロールが主成分となっています。 ネイリンカプセルはその点に着目した作用機序を持っており 、エルゴステロールの生合成を阻害することによって、新たに真菌が分裂するのを抑制します。 ネイリンカプセルの効能効果・用法用量 スポンサーリンク ラミシール、イトリゾールとの違い ラミシール(一般名:テルビナフィン)は、真菌の細胞膜の構成成分であるエルゴステロールとスクアレンの合成を阻害する静菌的効果と共に、一部の真菌に関しては直接細胞膜を破壊する殺菌的効果も発揮します。 イトリゾール(一般名:イトラコナゾール)では、真菌の細胞膜の構成成分であるエルゴステロールの合成を阻害しています。 イトリゾールはネイリンカプセルと同系統であるアゾール系に分類されるため、その作用に大きな違いはありません。 ラミシールはアリルアミン系であるために作用機序は異なりますが、通常の真菌に対しては細胞膜の合成を阻害するという、ほぼ同様の効果となっています。 ただ注意点として、ラミシールでは肝機能障害について警告が出されており、イトリゾールでは併用禁忌の医薬品もあるため、今のところ使い勝手の良さや安全性の面ではネイリンカプセルが優位となっています。 ただし、今後の臨床使用によって情報が蓄積することにより、警告の発令や併用禁忌が追加される可能性もあるため、絶対的に優れているとは判断できません。 抗真菌能力では、ラミシール・イトリゾールよりも弱い数値が示されていますが、爪への移行性などを考えれば効果に大きな違いは生まれないものと考えられます。 ネイリンカプセルの副作用 ネイリンカプセルを使用した患者のうち、23. 8%に副作用の発現が認められています。 8%)、ALT増加(8. 9%)、AST増加(7. 9%)、腹部不快感(4%)血中Al-P増加(2%)となっています。 重大な副作用には、各種肝機能検査値の上昇を伴う肝機能障害が報告されています。 定期的な肝機能検査を実施し、異常があれば服薬を中止する等の対処が必要になります。 その他の副作用として、便秘や腹部不快感、消化不良などの消化器症状、白血球数・赤血球数の変動などの臨床検査値の異常、膀胱炎、高尿酸血症、口角口唇炎などが報告されています。 これらの症状が見られた場合はかかりつけの医師・薬剤師に伝えるようにしましょう。 ネイリンカプセルの注意事項 ネイリンカプセルは肝薬物代謝酵素CYP3A4を阻害すします。 そのため、CYP3A4によって代謝される医薬品(シンバスタチンやミダゾラム等)の血中濃度が上昇する可能性があり、併用には注意が必要です。 また、ネイリンカプセルが分類されるアゾール系抗真菌薬は、ワーファリン(ワルファリンカリウム)と併用することで著しい抗凝固能(INR)の上昇が確認されています。 ネイリンカプセルでの確認はありませんが、同様に注意が必要です。 妊婦又は妊娠している可能性がある場合には、ネイリンカプセルは使用することができません。 動物実験では、通常の用量未満で胎児の骨形成不良や水晶体混濁などの催奇形性が認められ、生存率の低下も認められています。 またラブコナゾールの半減期が長いため(最長消失半減期 600mg投与:209. 77時間)、 投与終了後も3ヶ月間は避妊する必要があります。 授乳中の使用に関しても、動物実験(ラット)において乳汁への分泌が確認されているため避けた方が良いでしょう。 それではネイリンカプセルについては以上とさせて頂きます。 最後まで読んで頂きありがとうございました。 出典: ネイリンカプセル 添付文書・インタビューフォーム ラミシール 添付文書・インタビューフォーム イトリゾール 添付文書・インタビューフォーム MSDマニュアル プロフェッショナル版 皮膚真菌感染症.

次の