キャト られる。 キャトられ♥恋はモ〜モクとは (キャトラレコイハモーモクとは) [単語記事]

「誘拐する」をちょっとかわいく言いたい時に 「キャトる」の意味と使い方

キャト られる

今日はちょっと遅くまで遊び過ぎた。 切ちゃんが今日は帰るのが遅くなるからって言う理由でちょっとだけ服とかを見に行っていたんだけど、気が付いたら夜も更けて切ちゃんから心配のメールを貰ってからようやく、おさんどんをすっぽかしていたのが分かった。 だから急いで帰宅のために走っているんだけど、多分家に着くのは夜の八時とかそれぐらい。 切ちゃんが帰ってきたのが七時くらいで、連絡を貰ったのが七時半だから……三十分も切ちゃんを待たせてしまう事になる。 流石に今日は帰り道で適当に何か買ってきて、間に合わせで作るしかないかなぁ。 ちゃんと反省してこれからは無いようにしないと…… 「……なんだか夜中の道って怖い」 今日走っている道は、街頭が少ない場所だから、ちょっとだけ怖い。 もしも不審者とかいたら、ちょっと反応が遅れるレベルでドキドキしながら走っている。 出てきてところで何とかなるとは思うし、何とかならなかったらシンフォギアを使ってしまえばいいだけで。 後でお説教は覚悟だけどね…… ほんと、これからは危険だしこんな時間に一人っていうのは避けるようにしないと。 「でも、空は綺麗」 だけど見上げた空は幾つかの星が綺麗に輝いている。 そういえば今日、響さんと未来さんは流星群を見に行くって言っていたし、マリアと翼さんは今頃飛行機に乗ってるんだっけ。 もしかしたら同じ空を見上げているのかも。 特にあの大きくて動いている星とか、なんだか不思議だよね。 「……ん゛っ!?」 いや、待って。 おかしい。 ちょっとじゃないどころでおかしい。 え? 動いてる? 動いている星? いやそれ星じゃないじゃん。 明らかにあっちゃいけない物だよね!? ちょ、あれどうしたらいいの!? 写真!? 写メってTwitterに…………あれ? なんだかあの星、こっちに向かってきてない? なんだかこっちへ向けて落ちてきていない? 「これ、逃げなきゃいけないような……」 無意識にシュルシャガナを握りつつ、走って星から遠ざかるために走る。 だけど、星は一直線にこっちへ向かってきている。 ちょ、なんでそんなピンポイントに!? こうなったら仕方ない。 自衛のためにシュルシャガナを使うしか! 「various shul shagana tron!」 非常用に持っているLiNKERを注射してシュルシャガナを纏う。 相手が例え宇宙人とかUMAだろうと、こっちは神話の刃! そんな意味わからない存在にはこっちも意味わからない逸話を持つ刃で対抗するだけ! 降りてきた瞬間にこっちから攻撃を仕掛けて……あれ? そもそもこういう時の相場って宇宙船から宇宙人が下りてきたり宇宙船そのものが攻撃してくるんじゃなくてキャトルミューティレーションをしてくるんじゃ。 もしかして立ち向かおうとかするんじゃなくて禁月輪で逃げるのが正解だったかも…… だって現にわたしの真上で静止した星……というかUFOから光が降ってきてわたしの体が空に浮いて…… 「いや楽観している場合じゃなくて!!」 わたしは急いで卍火車を展開、それを地面に突き刺して自分の体を無理矢理地面に固定する。 本来なら投げたり直接斬ったりするものだけど、こうやって自分の体を固定する事だって! と思ったのも束の間。 どうやらわたしを浮かせる力は予想以上に強いようで、わたしのフルパワーを振り切ってそのままわたしを空へと浮かせて言った。 「だ、誰か助けてぇぇぇぇぇぇぇ!!」 けど現実は非常かな。 そのままわたしはUFOらしきものに触れた瞬間、気を失ってしまったのでありました。 **** …………んぅ? ……あれ? 生きてる……? 確かわたしってUFOにキャトられて……それから……あ、だめだ、思い出せない。 けど、シンフォギアも解除されているっぽいし、とりあえず起きて現状を確認しないと。 「……ここ、は?」 目を開けるとあったのは天井。 いや、それは当たり前。 とりあえず体を起こして周りを見てみると、どうやらここはSONGのメディカルルームらしい。 見慣れた機材とあまり寝たことのないベッド、それから何かパソコンを弄っている、珍しく帽子を被ったエルフナインの姿があった。 暫くそんなエルフナインを見ていたけど、エルフナインは暫くしてわたしに気が付いてパソコンから顔をあげた。 「あ、調さん。 気が付きましたか」 「エルフナイン……わたし、どうして?」 「覚えていませんか? いえ、それも無理はありませんね。 どこまで覚えていますか?」 エルフナインにそう聞かれて、わたしはすぐに自分が覚えていることを答えた。 夜中、帰るのが遅れたから急いで帰宅している中、急にやってきたUFOにキャトられて、気が付いたらここで寝ていた事を。 それをエルフナインに告げると、エルフナインはやっぱり……とだけ呟き、すぐにパソコンを少しだけ弄ってデータを入力すると、テーブルの上に置いてあった手鏡を、わたしの顔が写らないように隠しながら持って私の前に来た。 「実は、そのUFOにボク達……正確には装者の皆さんとボク、未来さんはキャトられました」 「えっ!?」 そ、それって……つまり切ちゃんやマリアも? 「はい。 切歌さんは帰りの遅い調さんを探しに行ったときに。 マリアさんと翼さんは飛行機から降りてすぐに。 クリスさんはコンビニに買い物に行ったとき、響さんと未来さんは流星群を見ていたら。 ボクも夜食を買いに行ったらキャトられて、全員がSONG本部前に捨てられていたそうです」 そ、そうなんだ……っていうか何でそんな身内に被害が集中しているんだろう…… でも、そうすると時系列的にはわたしは一番最初で、それから切ちゃん、マリアと翼さん、クリス先輩、響さんと未来さん、そして最後にエルフナインって事かな? もしかしてキャトられてからわたしを中心に他のみんなをキャトったって感じなのかな? 多分考えても無駄だと思うけど…… エルフナインはわたしが比較的落ち着いているのを見てから、そっと鏡を取り出した。 「キャトられた結果は……鏡を見ていただければわかると思います」 そう言うと、エルフナインは手鏡を手渡してきた。 その際に、決して平静を乱さないようにしてくださいとだけ言ってきた。 いや、まさかそんな平静を失うような事なんて起こっているわけないし、と思いながらわたしは手鏡で自分の顔を見た。 手渡されたはいいけど、顔も普通だし髪形も解かれてはいるけど変わらないし、特に異常なんて…………えっ? あ、あれ? えっとその……なんか頭の所になんかある。 三角形に近い形の、わたしの意志に応じて動くもの。 これってもしかしなくても…… 「キャトられたボク達は全員がこうやって……」 わたしが困惑しているとエルフナインが帽子を取り除いた。 そこから見えたのは、白くて長い、耳。 人間の耳ではなく、兎の耳。 「全員に動物の耳やら尻尾やらが生えました。 いえ、生やされました」 そしてわたしは、黒い猫耳と黒い猫尻尾が生えていた。 う、嘘でしょ……!!? わたしまでこんな面白人間になるなんて!!? ……あっ、耳と尻尾、結構もふもふだ。 **** 「うーむ……これはどうしたものか……」 そう腕を組んで悩む風鳴指令の前にはわたし達装者とエルフナインに未来さんが並んでいた。 その全員の頭や腰からは耳と尻尾が生えている。 まず響さんはチーターかライオンの耳と尻尾らしくて、猫耳に似た耳と細長い尻尾が。 これは最近心象の実験で得たアニマル型ギアの事があってあまり違和感なし。 クリス先輩はエルフナインとお揃いで兎の耳と尻尾が生えている。 多分、寂しがり屋だから。 可愛いと思います。 で、翼さんとマリアは多分キツネ。 二人同時にキャトられたらしくて、多分そのせいでお揃いにされたのかな? でも尻尾がもふもふで一度触ってみたけど、すっごく毛並みがよかった。 次にわたしと切ちゃん。 わたしは黒猫で、切ちゃんは犬。 わたしのは種類までは分からないけど猫っていうのは確かで、切ちゃんはゴールデンレトリバーとかなんとか。 わたしと切ちゃんでワンちゃんニャンちゃん。 正直切ちゃんの犬耳と尻尾可愛い。 どっちも抜け毛が凄い事になってるけど。 最後に未来さん。 どうやらリスらしい。 どうしてリス? って思ったんだけど、本人も分かっていないみたい。 けど尻尾が大きくて耳も丸くて可愛い。 げっ歯類だけど前歯は特に変わらなかった模様。 だからリスの可愛さだけ植え付けられたみたい。 「この中では比較的、響くんにクリスくん。 それから切歌くんと調くん、エルフナインくんなら日常生活でも隠しながらの生活が楽だとは思うが……流石に翼とマリアくん、それから未来くんは中々に厳しい所があるな」 「尻尾が大きいですからね。 隠そうと思っても隠しきれませんから」 わたし達尻尾が細い、もしくは小さい組は服の内側に隠すなりなんなりでどうにかできちゃうものだけど、翼さんとマリア、それから未来さんは尻尾が大きすぎて隠しきれない。 というか、わたしの尻尾、切ちゃんの足に巻き付いているんだけど。 でもって、切ちゃんはわたしの後ろから抱き着いて、肩に顎を乗せている。 どうして? って聞いても何となく、としか返ってこないからスルーしてるけど、どうなんだろう。 犬耳と尻尾の方に体が引っ張られてるのかな? でもその状態で尻尾がゆっくり左右に振られてるから別にいいのかな。 なんでか未来さんがこっち見てニコニコしてるけど。 「とりあえず、尻尾が見えてしまう者は藤尭と友里に家まで送らせるが、暫くは部屋から出ないようにしてほしい。 どこかへ行かなければならない時は連絡してくれればこちらから迎えを出そう。 それから、仕舞える者は仕舞っている状態でなら出歩いてもらって構わない」 「ボクの方であのUFOの事やこの状況をどうにかできそうな聖遺物を調べてみます」 そういう事でこの場は解散。 翼さん、マリア、未来さん、響さんはそれぞれ二人ずつ藤尭さんと友里さんが送っていって、残ったわたしと切ちゃん、クリス先輩は歩いて帰ることに。 もちろん借りた帽子で耳を隠して、尻尾を服の内側に隠したんだけど、中々これが厄介で、わたしの意志に関係なく動くものだから背中がくすぐったいし、服の外に出て行っちゃいそうになる。 「まさか一生の内に動物の耳と尻尾が生えるなんて思ってもなかったわ……」 「誰もそんな事思いませんって。 尻尾も耳も勝手に動きますし……」 「あたしも尻尾と耳に加えて体まで……今すぐ調に抱き着いてしまいそうデス……」 「家でやれ家で」 「やるデス」 「マジでやるのか……いや、振ったアタシがこれ以上言える事じゃないけど……」 だってその程度ならよくやってるし。 ただ、外だとあまりやらないってだけで。 クリス先輩の呆れた顔を見ながら、わたしと切ちゃんは道中でクリス先輩と別れて自分たちの部屋に戻った。 そこからは帽子を取って、窮屈だった尻尾も出して開放的になったわたし達は一緒にくっついたり膝枕したりしてもらったり、抱き着いたり抱き着かれたりと、ちょっといつもよりもボディタッチ多めで休日らしい休日を過ごした。 ちなみに、どうしてかわたしの尻尾は常に垂直に立っていたりゆっくりと揺れていた。 猫の尻尾って動きに規則性とかあるのかな……? 犬尻尾は一応分かりやすいけど、切ちゃんの尻尾、常に左右に振れてるし。 これ、ちゃんと感情に沿ってたりするのかな……? どうなんだろう。 そういえば学校、どうしよう。 流石に尻尾は隠せても耳は隠せないよ…… **** 結局、学校で帽子を被るわけにもいかないから休みという事になった。 一応SONGの方からの連絡で公欠扱いにはなってるけど、早いうちにこの耳と尻尾をどうにかしないと…… と思い三日。 エルフナインから連絡が来た。 どうやらそれに近い聖遺物を見つけたらしい。 「一応、聖遺物というか、概念兵装は発見しました。 かつて存在した神話の変身……つまりは獣化だったり女体化、男体化の逸話を再現するために聖遺物ではなく概念を機械に付与することで作られた概念兵装が、どうやら一週間ほど前に作成されましたが、盗まれたようです」 という事らしい。 よく分からなかったら簡単に説明してもらったんだけど、要するに神話の時代にあった変身を再現するための機械が作られたけど盗まれたよって事らしい。 でもって、それはちょっとした欠陥を抱えていたらしい。 「この機械で獣化等をさせるには、装置との適合が必要だったらしいんです。 一応、研究では聖遺物と関係のある人物が適合したと言われています」 獣化したわたし達は全員、聖遺物に関係している。 装者はそれぞれのシンフォギア。 未来さんは一度神獣鏡を纏っているし、エルフナインもシンフォギアの研究をしたり改良をしたりしていた。 だから、適合者として勝手に選ばれて勝手にキャトられて勝手にここに送り返されたという事なんだと思う。 で、その事からあのUFOは宇宙人の物ではなく人の手で作られた物だという事はほぼ確定しているという事。 どうやらUFOも聖遺物を使って浮かせたUFOの形をした張りぼてだったという事がエルフナインの調査で把握できたし、次に現れたらギアを使ってでもとっ捕まえちゃってくださいとのことだった。 「にしても、三日も経ってくると段々とこの状態に慣れてきてしまったデスよ」 「うん。 特に切ちゃんは普段から分かりやすかったから、耳と尻尾があってもあんまり変わんないし」 時折切ちゃんは暇になるとわたしの体のどこかに手を置いてくるようになったけど、変わった点と言えばそれくらい。 わたしは……どうなんだろう? ただ、無意識の内に切ちゃんにくっつくことが多くなったし、切ちゃんと一緒に居ると結構な頻度で尻尾が切ちゃんの体のどこかに巻き付く。 ホントにどういう事なんだろう……? 「わたしは最近、お肉の方が大好きになってきた気がするよ。 ライオンかチーターか分からないけど、それの耳と尻尾のせいかな?」 「わたしも果物とかが好きになったかも」 「アタシは特に何もねぇな」 「私達も強いて言うならば肉が好きになったな。 後はジャンプ力が強化されたか?」 「そうね。 今まで届かなかった所にも一飛びで届くようになったわ」 「ボクは、その……ちょっと恥ずかしいですけど、一人になると無性に寂しくなる時がありまして……」 どうやら、そんな感じで大抵の人は何かしら動物の特徴が体に出ているみたい。 わたしも、体がかなり柔らかくなったと思うし、ちょっと高い所から飛び降りても全然余裕で着地できたり。 あとは若干感覚が鋭くなったかな? で、切ちゃんは鼻がよくなったらしく、本当に犬並みに鼻が利くようになったとか。 カレールーを取り出しただけですぐにカレーと判断したときは驚いたよ。 あとは……二人そろって何か投げられると無意識にそれを追っちゃう事かな。 一度響さんに遊ばれたけど、結局響さんも混ざったし。 「ですが、このままでは日常生活の方に害が出てしまいます。 どうにかしてあのUFOを発見しないと……」 まぁそんな感じで色々と満喫していると思われるかもしれないけどね。 実は結構色々と問題もある。 まず尻尾と耳を隠さないと外に出れないという点は勿論、外で転がる物を見ると飛びかかりそうになったり、偶々ペットショップの中を見ていた時に猫用のご飯を見つけると食べたくなっちゃうし……それ以外にも、一回試しに買ってみたマタタビでは酷い目にあったし……切ちゃんが。 だから、本気でそろそろ戻らないとヤバイ。 今はまだ気力で何とか抑えているけど、もしかしたら抑えられない時が来るかもしれない。 そんな時が来てしまったらと思うと…… 「それに、世界各地でボク達に近い症状の人が見つかっています。 SONGの方から世界各地で同じくキャトられた人の保護を頼んではいますが、もしかしたら獣人となった人たちに対して何かしらの弾圧がどこからかかかってしまったらと考えると……少なくとも、マイナス方面の物事が世界各地で起こってしまう前に手を打たないといけません」 エルフナインの言う通り。 ケモ耳と尻尾が生えた人間なんて物珍しいにも程があるし、もしも宗教が厳しい国とかでわたし達みたいな人が現れてしまって、宗教的な何かに引っかかってしまったら大変な事になる。 呪いだーとかでその人を殴ったり蹴ったりっていうのもあるだろうし、もしかしたら殺されちゃうかも…… 「この三日でキャトられた人達の住んでいる場所を洗い出して統計を取ってみたのですが、どうやらUFOはある程度規則的に動いています。 かなりの速さなので軍の戦闘機が捉えても撃破には至らず領空を離れていってしまったそうです。 なので、こちらでUFOを迎撃する算段を立てました。 後は……」 「俺が引き継ごう」 これ以上の被害が増える前に装者が動いてUFOを撃墜する。 そのための作戦をどうやら風鳴指令が立てていたらしい。 だからその作戦を聞いてみたんだけど、作戦は単純明快。 全員でミサイルに乗って射出。 そのまま空中でミサイルからUFOに飛び乗るか、そのまま攻撃を当てて撃墜。 ミサイルの燃料が尽きそうならクリス先輩のミサイルに乗り継いで、それでも追いつけないようなら最終手段として、響さん、翼さん、クリス先輩を合体技で射出。 わたし達がその後の着地などのサポートをする……っていう感じ。 つまりいつも通りの脳筋戦法! これで大抵何とかなる!! 「UFOは恐らく、二時間後にこの日本上空を通過する。 日本の領空内に入った瞬間に作戦スタートだ。 既にエルフナインくんがUFOを衛星を使って捉えている。 他国の領空に入る許可も一応は得ているから、後の心配はせずに思いっきりやってくれ」 という事で、装者を六人も動員するUFO撃墜命令が下された。 絶対にUFOを撃墜してわたし達の耳と尻尾を無くして見せる……!! …………あれ? 何か忘れてるような…… **** 作戦開始時刻になった。 わたし達は既にミサイルの中に搭乗して射出を待っている。 一体誰がミサイルで人間を射出するなんていうアイデアを出したんだろう。 確かにシンフォギアならミサイルのG程度どうとでもなるけど、普通こんな事考えないよ。 なんて思いながらミサイルの内側でボーっとしていると、エルフナインから通信が入った。 どうやら今回はエルフナインがナビゲートするらしい。 『UFOがこちらの予想通り領空内に入ったのを確認しました。 カウントゼロと同時にミサイルを射出します。 こちらで接近したかどうかはお知らせしますから、それ以降は皆さんの状況判断次第で好きに動いてください』 つまりいつもの。 わたし達の返事を聞いてから暫くして、エルフナインのカウントダウンが聞こえてくる。 『五、四、三…………発射!』 発射の声と同時にわたし達の体に一気に上へのGがかかる。 だけど、全然耐えられる程度。 内側から外の様子は見えないけど、この感覚からしてわたしが底側かな? 一応外装が剥がれたらすぐにミサイルにしがみつかないと落ちちゃうかも。 暫くしてエルフナインの声がもう一度聞こえてきた。 『UFOとの距離、百メートル以内です。 外装をパージします』 百メートル……結構近いけど、それぐらいがクリス先輩を除く装者の攻撃がギリギリ届く範囲内。 大丈夫、撃墜できる。 直後、外装が剥がれてわたし達が空中に投げ出されかける。 でも、すぐにミサイルの内側に電鋸をぶっ刺してしがみついて、ツインテールから伸ばしたマシンアームでミサイルの上部に移動する。 ミサイル上部には既にみんなが武器を構えて待っていた。 「……なんだか動物の耳と尻尾生やした奴らが仮装してミサイルに乗ってると思うとシュールだな」 「そもそもミサイルで飛んでいるのがシュールですから」 クリス先輩のボヤキにわたしが一応返事だけしておく。 でも、ボヤいている言葉とは裏腹にクリス先輩の両手にはいつものガトリングが。 うわぁ、挨拶無用のガトリングをやる気満々だよ。 「まぁそんな事はさておいて往生しやがれぇ!!」 クリス先輩のガトリングが文字通り火を噴いた。 毎秒何発かの弾丸がガトリングから吐き出されてUFOに向かっていく。 だけどUFOは直線的な移動で射線から一瞬で逃れてガトリングの弾を避けた。 「ンなアホな軌道があってたまるか!!?」 「だが現に起きている! 蒼ノ一閃ッ!!」 クリス先輩が仰天している中、翼さんが蒼ノ一閃を飛ばす。 それに続いて歌っている響さん、そしてわたし達三人も遠距離攻撃を繰り出すけど、UFOは戦闘機やヘリコプターでもできない軌道を取ると、わたし達の攻撃を避けて見せた。 なんてインチキ……っ! こうなったら直接取り付いて攻撃するしかないかも…… 『全く、いきなり何かと思ったらシンフォギア装者か』 とか思っていたらUFOから声が聞こえた。 えっ、あれ有人!!? ……いや、そりゃ有人だよね。 だってどっかの誰かがあのUFOと概念兵装を奪ったって言ってたし。 『邪魔しないでもらおうか。 私にはこの世界にケモっ娘王国を作るという野望があるのだからな!!』 ……あーうん。 なんかこちらから問いかける前になんか思いっきり目的暴露してくれたよ。 それもすっごくどうでもいい野望。 「ちょっせぇ野望口にしてんじゃねぇ! いいからアタシ等のこれ戻しやがれ!! んでもってお縄に着け!!」 「でなければ割と本気の攻撃を叩き込むぞ!!」 あ、この赤青コンビ結構キレかけてる。 『断る!! この私には夢がある!! それはこの世界にケモっ娘だけの王国を作りだし私がその王となるという盛大なる夢が!!』 「果てしなくどうでもいいデス……」 「わたし達よりも頭非常識だと思うんだけど……」 『勿論君たちも我がケモっ娘王国の国民の一人だ!』 うわっ、今ゾクってきた!! 物凄いゾクってきた!! 「ねぇ調、今かなりの鳥肌が立ったのだけど大丈夫よね? 私、キツネじゃなくて鳥になってないわよね?」 「大丈夫。 そんな事にはなってないしわたしにも鳥肌立った」 なんだか馬鹿らしくなってきた。 こんな男のためにわたし達の自由時間割いているなんて。 ついでに嫌悪感もマックスだし。 装者全員が呆れ顔か本気で軽蔑した顔をするなんてレアだと思うよ? だってそんな顔するほど相手がくだらないか嫌悪感マックスな事考えているって事だし。 これは……もう落としましょう。 「うむ。 立花、アレで仕留めるぞ」 「あー……はい。 なんかやる気起きないなぁ……」 二人はあまりやる気なさげにユニゾンすると、その場で構えた。 あれは……うん、あの範囲攻撃だね。 あれならあのUFOがどんな変態軌道しても当たると思う。 「双星ノ鉄槌ッ!」 「DIASTER BLASTォッ!!」 そして響さんと翼さんが拳と刀を振ったと同時に目の前に衝撃波による範囲攻撃がさく裂。 もちろんUFOは曲がって回避しようとしたけど、これって地上で使えば辺り数百メートルが一気に破壊しつくされるほどの破壊力を秘めている……つまるところ、パヴァリアの時にわたし達がやったユニゾンの、響さん翼さんっていう最も適合率が高い人たちバージョンだから、その程度で回避できるような生ぬるい攻撃なわけがなく。 『なにっ!!? ぬおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?』 変態はUFOと共に真っ逆さまに落ちて行って、ミサイルの上からでも見えるような大爆発を起こした。 まぁ、多分生きてるでしょ。 ああいう変態ってゴキブリよりも生命力高いし。 ふぅ、これでひと段落。 あとはこの耳と尻尾を消してもらえば…… 「……そういえば、思いっきりUFOを壊したわけデスけど……あの中に概念兵装って入ってたんデスよね?」 「そうだね」 「概念兵装、壊れたんじゃないデスかね……?」 『…………あっ』 ……これかぁ。 忘れてたことって。 あ、あははは……これどうしよう。 どうしてこの動物かと言われたら、なんとなくです。 一応ビッキーはアニマル型ギアから、ズバババン&マリアさんは奏さんとの繋がりが少なからずあるのでキツネ、クリスちゃんとエルフナインは似合いそうだから。 きりしらはなんか犬と猫が似合いそうだから。 未来さんはなんかあったけど忘れた。 きりしらやりたかったけど、最後投げっぱなしジャーマンにしたら本編中のあれこれが回収できなかった。 猫が尻尾を人に巻きつけたり、犬が顎乗っけたり前足乗っけたりする理由は……自分で調べてネッ!! 多分未来さんがニヤニヤしていた理由が分かるよ!! 最近ガチャを適当に引いているからか石が溜まりません。 というかまだカーバンクルのイベントもできていない……石回収のためにそろそろ動かないと…… あとアニマル型のビッキー、ツインテですっごく可愛いですけど、調ちゃん出なかったのがちょっと残念。 黒猫調ちゃんを公式でもっと見たかった…… 次回は未定……ではありますが、つばしらでプラトニックやったんだからきりしらでもプラトニックがやりたいなぁと思ったのできりしら書くかもしれません。 というか多分きりしらです。

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キャトルミューティレーションの真相とは?人間もキャトられた?

キャト られる

今日はちょっと遅くまで遊び過ぎた。 切ちゃんが今日は帰るのが遅くなるからって言う理由でちょっとだけ服とかを見に行っていたんだけど、気が付いたら夜も更けて切ちゃんから心配のメールを貰ってからようやく、おさんどんをすっぽかしていたのが分かった。 だから急いで帰宅のために走っているんだけど、多分家に着くのは夜の八時とかそれぐらい。 切ちゃんが帰ってきたのが七時くらいで、連絡を貰ったのが七時半だから……三十分も切ちゃんを待たせてしまう事になる。 流石に今日は帰り道で適当に何か買ってきて、間に合わせで作るしかないかなぁ。 ちゃんと反省してこれからは無いようにしないと…… 「……なんだか夜中の道って怖い」 今日走っている道は、街頭が少ない場所だから、ちょっとだけ怖い。 もしも不審者とかいたら、ちょっと反応が遅れるレベルでドキドキしながら走っている。 出てきてところで何とかなるとは思うし、何とかならなかったらシンフォギアを使ってしまえばいいだけで。 後でお説教は覚悟だけどね…… ほんと、これからは危険だしこんな時間に一人っていうのは避けるようにしないと。 「でも、空は綺麗」 だけど見上げた空は幾つかの星が綺麗に輝いている。 そういえば今日、響さんと未来さんは流星群を見に行くって言っていたし、マリアと翼さんは今頃飛行機に乗ってるんだっけ。 もしかしたら同じ空を見上げているのかも。 特にあの大きくて動いている星とか、なんだか不思議だよね。 「……ん゛っ!?」 いや、待って。 おかしい。 ちょっとじゃないどころでおかしい。 え? 動いてる? 動いている星? いやそれ星じゃないじゃん。 明らかにあっちゃいけない物だよね!? ちょ、あれどうしたらいいの!? 写真!? 写メってTwitterに…………あれ? なんだかあの星、こっちに向かってきてない? なんだかこっちへ向けて落ちてきていない? 「これ、逃げなきゃいけないような……」 無意識にシュルシャガナを握りつつ、走って星から遠ざかるために走る。 だけど、星は一直線にこっちへ向かってきている。 ちょ、なんでそんなピンポイントに!? こうなったら仕方ない。 自衛のためにシュルシャガナを使うしか! 「various shul shagana tron!」 非常用に持っているLiNKERを注射してシュルシャガナを纏う。 相手が例え宇宙人とかUMAだろうと、こっちは神話の刃! そんな意味わからない存在にはこっちも意味わからない逸話を持つ刃で対抗するだけ! 降りてきた瞬間にこっちから攻撃を仕掛けて……あれ? そもそもこういう時の相場って宇宙船から宇宙人が下りてきたり宇宙船そのものが攻撃してくるんじゃなくてキャトルミューティレーションをしてくるんじゃ。 もしかして立ち向かおうとかするんじゃなくて禁月輪で逃げるのが正解だったかも…… だって現にわたしの真上で静止した星……というかUFOから光が降ってきてわたしの体が空に浮いて…… 「いや楽観している場合じゃなくて!!」 わたしは急いで卍火車を展開、それを地面に突き刺して自分の体を無理矢理地面に固定する。 本来なら投げたり直接斬ったりするものだけど、こうやって自分の体を固定する事だって! と思ったのも束の間。 どうやらわたしを浮かせる力は予想以上に強いようで、わたしのフルパワーを振り切ってそのままわたしを空へと浮かせて言った。 「だ、誰か助けてぇぇぇぇぇぇぇ!!」 けど現実は非常かな。 そのままわたしはUFOらしきものに触れた瞬間、気を失ってしまったのでありました。 **** …………んぅ? ……あれ? 生きてる……? 確かわたしってUFOにキャトられて……それから……あ、だめだ、思い出せない。 けど、シンフォギアも解除されているっぽいし、とりあえず起きて現状を確認しないと。 「……ここ、は?」 目を開けるとあったのは天井。 いや、それは当たり前。 とりあえず体を起こして周りを見てみると、どうやらここはSONGのメディカルルームらしい。 見慣れた機材とあまり寝たことのないベッド、それから何かパソコンを弄っている、珍しく帽子を被ったエルフナインの姿があった。 暫くそんなエルフナインを見ていたけど、エルフナインは暫くしてわたしに気が付いてパソコンから顔をあげた。 「あ、調さん。 気が付きましたか」 「エルフナイン……わたし、どうして?」 「覚えていませんか? いえ、それも無理はありませんね。 どこまで覚えていますか?」 エルフナインにそう聞かれて、わたしはすぐに自分が覚えていることを答えた。 夜中、帰るのが遅れたから急いで帰宅している中、急にやってきたUFOにキャトられて、気が付いたらここで寝ていた事を。 それをエルフナインに告げると、エルフナインはやっぱり……とだけ呟き、すぐにパソコンを少しだけ弄ってデータを入力すると、テーブルの上に置いてあった手鏡を、わたしの顔が写らないように隠しながら持って私の前に来た。 「実は、そのUFOにボク達……正確には装者の皆さんとボク、未来さんはキャトられました」 「えっ!?」 そ、それって……つまり切ちゃんやマリアも? 「はい。 切歌さんは帰りの遅い調さんを探しに行ったときに。 マリアさんと翼さんは飛行機から降りてすぐに。 クリスさんはコンビニに買い物に行ったとき、響さんと未来さんは流星群を見ていたら。 ボクも夜食を買いに行ったらキャトられて、全員がSONG本部前に捨てられていたそうです」 そ、そうなんだ……っていうか何でそんな身内に被害が集中しているんだろう…… でも、そうすると時系列的にはわたしは一番最初で、それから切ちゃん、マリアと翼さん、クリス先輩、響さんと未来さん、そして最後にエルフナインって事かな? もしかしてキャトられてからわたしを中心に他のみんなをキャトったって感じなのかな? 多分考えても無駄だと思うけど…… エルフナインはわたしが比較的落ち着いているのを見てから、そっと鏡を取り出した。 「キャトられた結果は……鏡を見ていただければわかると思います」 そう言うと、エルフナインは手鏡を手渡してきた。 その際に、決して平静を乱さないようにしてくださいとだけ言ってきた。 いや、まさかそんな平静を失うような事なんて起こっているわけないし、と思いながらわたしは手鏡で自分の顔を見た。 手渡されたはいいけど、顔も普通だし髪形も解かれてはいるけど変わらないし、特に異常なんて…………えっ? あ、あれ? えっとその……なんか頭の所になんかある。 三角形に近い形の、わたしの意志に応じて動くもの。 これってもしかしなくても…… 「キャトられたボク達は全員がこうやって……」 わたしが困惑しているとエルフナインが帽子を取り除いた。 そこから見えたのは、白くて長い、耳。 人間の耳ではなく、兎の耳。 「全員に動物の耳やら尻尾やらが生えました。 いえ、生やされました」 そしてわたしは、黒い猫耳と黒い猫尻尾が生えていた。 う、嘘でしょ……!!? わたしまでこんな面白人間になるなんて!!? ……あっ、耳と尻尾、結構もふもふだ。 **** 「うーむ……これはどうしたものか……」 そう腕を組んで悩む風鳴指令の前にはわたし達装者とエルフナインに未来さんが並んでいた。 その全員の頭や腰からは耳と尻尾が生えている。 まず響さんはチーターかライオンの耳と尻尾らしくて、猫耳に似た耳と細長い尻尾が。 これは最近心象の実験で得たアニマル型ギアの事があってあまり違和感なし。 クリス先輩はエルフナインとお揃いで兎の耳と尻尾が生えている。 多分、寂しがり屋だから。 可愛いと思います。 で、翼さんとマリアは多分キツネ。 二人同時にキャトられたらしくて、多分そのせいでお揃いにされたのかな? でも尻尾がもふもふで一度触ってみたけど、すっごく毛並みがよかった。 次にわたしと切ちゃん。 わたしは黒猫で、切ちゃんは犬。 わたしのは種類までは分からないけど猫っていうのは確かで、切ちゃんはゴールデンレトリバーとかなんとか。 わたしと切ちゃんでワンちゃんニャンちゃん。 正直切ちゃんの犬耳と尻尾可愛い。 どっちも抜け毛が凄い事になってるけど。 最後に未来さん。 どうやらリスらしい。 どうしてリス? って思ったんだけど、本人も分かっていないみたい。 けど尻尾が大きくて耳も丸くて可愛い。 げっ歯類だけど前歯は特に変わらなかった模様。 だからリスの可愛さだけ植え付けられたみたい。 「この中では比較的、響くんにクリスくん。 それから切歌くんと調くん、エルフナインくんなら日常生活でも隠しながらの生活が楽だとは思うが……流石に翼とマリアくん、それから未来くんは中々に厳しい所があるな」 「尻尾が大きいですからね。 隠そうと思っても隠しきれませんから」 わたし達尻尾が細い、もしくは小さい組は服の内側に隠すなりなんなりでどうにかできちゃうものだけど、翼さんとマリア、それから未来さんは尻尾が大きすぎて隠しきれない。 というか、わたしの尻尾、切ちゃんの足に巻き付いているんだけど。 でもって、切ちゃんはわたしの後ろから抱き着いて、肩に顎を乗せている。 どうして? って聞いても何となく、としか返ってこないからスルーしてるけど、どうなんだろう。 犬耳と尻尾の方に体が引っ張られてるのかな? でもその状態で尻尾がゆっくり左右に振られてるから別にいいのかな。 なんでか未来さんがこっち見てニコニコしてるけど。 「とりあえず、尻尾が見えてしまう者は藤尭と友里に家まで送らせるが、暫くは部屋から出ないようにしてほしい。 どこかへ行かなければならない時は連絡してくれればこちらから迎えを出そう。 それから、仕舞える者は仕舞っている状態でなら出歩いてもらって構わない」 「ボクの方であのUFOの事やこの状況をどうにかできそうな聖遺物を調べてみます」 そういう事でこの場は解散。 翼さん、マリア、未来さん、響さんはそれぞれ二人ずつ藤尭さんと友里さんが送っていって、残ったわたしと切ちゃん、クリス先輩は歩いて帰ることに。 もちろん借りた帽子で耳を隠して、尻尾を服の内側に隠したんだけど、中々これが厄介で、わたしの意志に関係なく動くものだから背中がくすぐったいし、服の外に出て行っちゃいそうになる。 「まさか一生の内に動物の耳と尻尾が生えるなんて思ってもなかったわ……」 「誰もそんな事思いませんって。 尻尾も耳も勝手に動きますし……」 「あたしも尻尾と耳に加えて体まで……今すぐ調に抱き着いてしまいそうデス……」 「家でやれ家で」 「やるデス」 「マジでやるのか……いや、振ったアタシがこれ以上言える事じゃないけど……」 だってその程度ならよくやってるし。 ただ、外だとあまりやらないってだけで。 クリス先輩の呆れた顔を見ながら、わたしと切ちゃんは道中でクリス先輩と別れて自分たちの部屋に戻った。 そこからは帽子を取って、窮屈だった尻尾も出して開放的になったわたし達は一緒にくっついたり膝枕したりしてもらったり、抱き着いたり抱き着かれたりと、ちょっといつもよりもボディタッチ多めで休日らしい休日を過ごした。 ちなみに、どうしてかわたしの尻尾は常に垂直に立っていたりゆっくりと揺れていた。 猫の尻尾って動きに規則性とかあるのかな……? 犬尻尾は一応分かりやすいけど、切ちゃんの尻尾、常に左右に振れてるし。 これ、ちゃんと感情に沿ってたりするのかな……? どうなんだろう。 そういえば学校、どうしよう。 流石に尻尾は隠せても耳は隠せないよ…… **** 結局、学校で帽子を被るわけにもいかないから休みという事になった。 一応SONGの方からの連絡で公欠扱いにはなってるけど、早いうちにこの耳と尻尾をどうにかしないと…… と思い三日。 エルフナインから連絡が来た。 どうやらそれに近い聖遺物を見つけたらしい。 「一応、聖遺物というか、概念兵装は発見しました。 かつて存在した神話の変身……つまりは獣化だったり女体化、男体化の逸話を再現するために聖遺物ではなく概念を機械に付与することで作られた概念兵装が、どうやら一週間ほど前に作成されましたが、盗まれたようです」 という事らしい。 よく分からなかったら簡単に説明してもらったんだけど、要するに神話の時代にあった変身を再現するための機械が作られたけど盗まれたよって事らしい。 でもって、それはちょっとした欠陥を抱えていたらしい。 「この機械で獣化等をさせるには、装置との適合が必要だったらしいんです。 一応、研究では聖遺物と関係のある人物が適合したと言われています」 獣化したわたし達は全員、聖遺物に関係している。 装者はそれぞれのシンフォギア。 未来さんは一度神獣鏡を纏っているし、エルフナインもシンフォギアの研究をしたり改良をしたりしていた。 だから、適合者として勝手に選ばれて勝手にキャトられて勝手にここに送り返されたという事なんだと思う。 で、その事からあのUFOは宇宙人の物ではなく人の手で作られた物だという事はほぼ確定しているという事。 どうやらUFOも聖遺物を使って浮かせたUFOの形をした張りぼてだったという事がエルフナインの調査で把握できたし、次に現れたらギアを使ってでもとっ捕まえちゃってくださいとのことだった。 「にしても、三日も経ってくると段々とこの状態に慣れてきてしまったデスよ」 「うん。 特に切ちゃんは普段から分かりやすかったから、耳と尻尾があってもあんまり変わんないし」 時折切ちゃんは暇になるとわたしの体のどこかに手を置いてくるようになったけど、変わった点と言えばそれくらい。 わたしは……どうなんだろう? ただ、無意識の内に切ちゃんにくっつくことが多くなったし、切ちゃんと一緒に居ると結構な頻度で尻尾が切ちゃんの体のどこかに巻き付く。 ホントにどういう事なんだろう……? 「わたしは最近、お肉の方が大好きになってきた気がするよ。 ライオンかチーターか分からないけど、それの耳と尻尾のせいかな?」 「わたしも果物とかが好きになったかも」 「アタシは特に何もねぇな」 「私達も強いて言うならば肉が好きになったな。 後はジャンプ力が強化されたか?」 「そうね。 今まで届かなかった所にも一飛びで届くようになったわ」 「ボクは、その……ちょっと恥ずかしいですけど、一人になると無性に寂しくなる時がありまして……」 どうやら、そんな感じで大抵の人は何かしら動物の特徴が体に出ているみたい。 わたしも、体がかなり柔らかくなったと思うし、ちょっと高い所から飛び降りても全然余裕で着地できたり。 あとは若干感覚が鋭くなったかな? で、切ちゃんは鼻がよくなったらしく、本当に犬並みに鼻が利くようになったとか。 カレールーを取り出しただけですぐにカレーと判断したときは驚いたよ。 あとは……二人そろって何か投げられると無意識にそれを追っちゃう事かな。 一度響さんに遊ばれたけど、結局響さんも混ざったし。 「ですが、このままでは日常生活の方に害が出てしまいます。 どうにかしてあのUFOを発見しないと……」 まぁそんな感じで色々と満喫していると思われるかもしれないけどね。 実は結構色々と問題もある。 まず尻尾と耳を隠さないと外に出れないという点は勿論、外で転がる物を見ると飛びかかりそうになったり、偶々ペットショップの中を見ていた時に猫用のご飯を見つけると食べたくなっちゃうし……それ以外にも、一回試しに買ってみたマタタビでは酷い目にあったし……切ちゃんが。 だから、本気でそろそろ戻らないとヤバイ。 今はまだ気力で何とか抑えているけど、もしかしたら抑えられない時が来るかもしれない。 そんな時が来てしまったらと思うと…… 「それに、世界各地でボク達に近い症状の人が見つかっています。 SONGの方から世界各地で同じくキャトられた人の保護を頼んではいますが、もしかしたら獣人となった人たちに対して何かしらの弾圧がどこからかかかってしまったらと考えると……少なくとも、マイナス方面の物事が世界各地で起こってしまう前に手を打たないといけません」 エルフナインの言う通り。 ケモ耳と尻尾が生えた人間なんて物珍しいにも程があるし、もしも宗教が厳しい国とかでわたし達みたいな人が現れてしまって、宗教的な何かに引っかかってしまったら大変な事になる。 呪いだーとかでその人を殴ったり蹴ったりっていうのもあるだろうし、もしかしたら殺されちゃうかも…… 「この三日でキャトられた人達の住んでいる場所を洗い出して統計を取ってみたのですが、どうやらUFOはある程度規則的に動いています。 かなりの速さなので軍の戦闘機が捉えても撃破には至らず領空を離れていってしまったそうです。 なので、こちらでUFOを迎撃する算段を立てました。 後は……」 「俺が引き継ごう」 これ以上の被害が増える前に装者が動いてUFOを撃墜する。 そのための作戦をどうやら風鳴指令が立てていたらしい。 だからその作戦を聞いてみたんだけど、作戦は単純明快。 全員でミサイルに乗って射出。 そのまま空中でミサイルからUFOに飛び乗るか、そのまま攻撃を当てて撃墜。 ミサイルの燃料が尽きそうならクリス先輩のミサイルに乗り継いで、それでも追いつけないようなら最終手段として、響さん、翼さん、クリス先輩を合体技で射出。 わたし達がその後の着地などのサポートをする……っていう感じ。 つまりいつも通りの脳筋戦法! これで大抵何とかなる!! 「UFOは恐らく、二時間後にこの日本上空を通過する。 日本の領空内に入った瞬間に作戦スタートだ。 既にエルフナインくんがUFOを衛星を使って捉えている。 他国の領空に入る許可も一応は得ているから、後の心配はせずに思いっきりやってくれ」 という事で、装者を六人も動員するUFO撃墜命令が下された。 絶対にUFOを撃墜してわたし達の耳と尻尾を無くして見せる……!! …………あれ? 何か忘れてるような…… **** 作戦開始時刻になった。 わたし達は既にミサイルの中に搭乗して射出を待っている。 一体誰がミサイルで人間を射出するなんていうアイデアを出したんだろう。 確かにシンフォギアならミサイルのG程度どうとでもなるけど、普通こんな事考えないよ。 なんて思いながらミサイルの内側でボーっとしていると、エルフナインから通信が入った。 どうやら今回はエルフナインがナビゲートするらしい。 『UFOがこちらの予想通り領空内に入ったのを確認しました。 カウントゼロと同時にミサイルを射出します。 こちらで接近したかどうかはお知らせしますから、それ以降は皆さんの状況判断次第で好きに動いてください』 つまりいつもの。 わたし達の返事を聞いてから暫くして、エルフナインのカウントダウンが聞こえてくる。 『五、四、三…………発射!』 発射の声と同時にわたし達の体に一気に上へのGがかかる。 だけど、全然耐えられる程度。 内側から外の様子は見えないけど、この感覚からしてわたしが底側かな? 一応外装が剥がれたらすぐにミサイルにしがみつかないと落ちちゃうかも。 暫くしてエルフナインの声がもう一度聞こえてきた。 『UFOとの距離、百メートル以内です。 外装をパージします』 百メートル……結構近いけど、それぐらいがクリス先輩を除く装者の攻撃がギリギリ届く範囲内。 大丈夫、撃墜できる。 直後、外装が剥がれてわたし達が空中に投げ出されかける。 でも、すぐにミサイルの内側に電鋸をぶっ刺してしがみついて、ツインテールから伸ばしたマシンアームでミサイルの上部に移動する。 ミサイル上部には既にみんなが武器を構えて待っていた。 「……なんだか動物の耳と尻尾生やした奴らが仮装してミサイルに乗ってると思うとシュールだな」 「そもそもミサイルで飛んでいるのがシュールですから」 クリス先輩のボヤキにわたしが一応返事だけしておく。 でも、ボヤいている言葉とは裏腹にクリス先輩の両手にはいつものガトリングが。 うわぁ、挨拶無用のガトリングをやる気満々だよ。 「まぁそんな事はさておいて往生しやがれぇ!!」 クリス先輩のガトリングが文字通り火を噴いた。 毎秒何発かの弾丸がガトリングから吐き出されてUFOに向かっていく。 だけどUFOは直線的な移動で射線から一瞬で逃れてガトリングの弾を避けた。 「ンなアホな軌道があってたまるか!!?」 「だが現に起きている! 蒼ノ一閃ッ!!」 クリス先輩が仰天している中、翼さんが蒼ノ一閃を飛ばす。 それに続いて歌っている響さん、そしてわたし達三人も遠距離攻撃を繰り出すけど、UFOは戦闘機やヘリコプターでもできない軌道を取ると、わたし達の攻撃を避けて見せた。 なんてインチキ……っ! こうなったら直接取り付いて攻撃するしかないかも…… 『全く、いきなり何かと思ったらシンフォギア装者か』 とか思っていたらUFOから声が聞こえた。 えっ、あれ有人!!? ……いや、そりゃ有人だよね。 だってどっかの誰かがあのUFOと概念兵装を奪ったって言ってたし。 『邪魔しないでもらおうか。 私にはこの世界にケモっ娘王国を作るという野望があるのだからな!!』 ……あーうん。 なんかこちらから問いかける前になんか思いっきり目的暴露してくれたよ。 それもすっごくどうでもいい野望。 「ちょっせぇ野望口にしてんじゃねぇ! いいからアタシ等のこれ戻しやがれ!! んでもってお縄に着け!!」 「でなければ割と本気の攻撃を叩き込むぞ!!」 あ、この赤青コンビ結構キレかけてる。 『断る!! この私には夢がある!! それはこの世界にケモっ娘だけの王国を作りだし私がその王となるという盛大なる夢が!!』 「果てしなくどうでもいいデス……」 「わたし達よりも頭非常識だと思うんだけど……」 『勿論君たちも我がケモっ娘王国の国民の一人だ!』 うわっ、今ゾクってきた!! 物凄いゾクってきた!! 「ねぇ調、今かなりの鳥肌が立ったのだけど大丈夫よね? 私、キツネじゃなくて鳥になってないわよね?」 「大丈夫。 そんな事にはなってないしわたしにも鳥肌立った」 なんだか馬鹿らしくなってきた。 こんな男のためにわたし達の自由時間割いているなんて。 ついでに嫌悪感もマックスだし。 装者全員が呆れ顔か本気で軽蔑した顔をするなんてレアだと思うよ? だってそんな顔するほど相手がくだらないか嫌悪感マックスな事考えているって事だし。 これは……もう落としましょう。 「うむ。 立花、アレで仕留めるぞ」 「あー……はい。 なんかやる気起きないなぁ……」 二人はあまりやる気なさげにユニゾンすると、その場で構えた。 あれは……うん、あの範囲攻撃だね。 あれならあのUFOがどんな変態軌道しても当たると思う。 「双星ノ鉄槌ッ!」 「DIASTER BLASTォッ!!」 そして響さんと翼さんが拳と刀を振ったと同時に目の前に衝撃波による範囲攻撃がさく裂。 もちろんUFOは曲がって回避しようとしたけど、これって地上で使えば辺り数百メートルが一気に破壊しつくされるほどの破壊力を秘めている……つまるところ、パヴァリアの時にわたし達がやったユニゾンの、響さん翼さんっていう最も適合率が高い人たちバージョンだから、その程度で回避できるような生ぬるい攻撃なわけがなく。 『なにっ!!? ぬおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?』 変態はUFOと共に真っ逆さまに落ちて行って、ミサイルの上からでも見えるような大爆発を起こした。 まぁ、多分生きてるでしょ。 ああいう変態ってゴキブリよりも生命力高いし。 ふぅ、これでひと段落。 あとはこの耳と尻尾を消してもらえば…… 「……そういえば、思いっきりUFOを壊したわけデスけど……あの中に概念兵装って入ってたんデスよね?」 「そうだね」 「概念兵装、壊れたんじゃないデスかね……?」 『…………あっ』 ……これかぁ。 忘れてたことって。 あ、あははは……これどうしよう。 どうしてこの動物かと言われたら、なんとなくです。 一応ビッキーはアニマル型ギアから、ズバババン&マリアさんは奏さんとの繋がりが少なからずあるのでキツネ、クリスちゃんとエルフナインは似合いそうだから。 きりしらはなんか犬と猫が似合いそうだから。 未来さんはなんかあったけど忘れた。 きりしらやりたかったけど、最後投げっぱなしジャーマンにしたら本編中のあれこれが回収できなかった。 猫が尻尾を人に巻きつけたり、犬が顎乗っけたり前足乗っけたりする理由は……自分で調べてネッ!! 多分未来さんがニヤニヤしていた理由が分かるよ!! 最近ガチャを適当に引いているからか石が溜まりません。 というかまだカーバンクルのイベントもできていない……石回収のためにそろそろ動かないと…… あとアニマル型のビッキー、ツインテですっごく可愛いですけど、調ちゃん出なかったのがちょっと残念。 黒猫調ちゃんを公式でもっと見たかった…… 次回は未定……ではありますが、つばしらでプラトニックやったんだからきりしらでもプラトニックがやりたいなぁと思ったのできりしら書くかもしれません。 というか多分きりしらです。

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スカイリム超大型MOD「Enderal」プレイしてみた!

キャト られる

今日はちょっと遅くまで遊び過ぎた。 切ちゃんが今日は帰るのが遅くなるからって言う理由でちょっとだけ服とかを見に行っていたんだけど、気が付いたら夜も更けて切ちゃんから心配のメールを貰ってからようやく、おさんどんをすっぽかしていたのが分かった。 だから急いで帰宅のために走っているんだけど、多分家に着くのは夜の八時とかそれぐらい。 切ちゃんが帰ってきたのが七時くらいで、連絡を貰ったのが七時半だから……三十分も切ちゃんを待たせてしまう事になる。 流石に今日は帰り道で適当に何か買ってきて、間に合わせで作るしかないかなぁ。 ちゃんと反省してこれからは無いようにしないと…… 「……なんだか夜中の道って怖い」 今日走っている道は、街頭が少ない場所だから、ちょっとだけ怖い。 もしも不審者とかいたら、ちょっと反応が遅れるレベルでドキドキしながら走っている。 出てきてところで何とかなるとは思うし、何とかならなかったらシンフォギアを使ってしまえばいいだけで。 後でお説教は覚悟だけどね…… ほんと、これからは危険だしこんな時間に一人っていうのは避けるようにしないと。 「でも、空は綺麗」 だけど見上げた空は幾つかの星が綺麗に輝いている。 そういえば今日、響さんと未来さんは流星群を見に行くって言っていたし、マリアと翼さんは今頃飛行機に乗ってるんだっけ。 もしかしたら同じ空を見上げているのかも。 特にあの大きくて動いている星とか、なんだか不思議だよね。 「……ん゛っ!?」 いや、待って。 おかしい。 ちょっとじゃないどころでおかしい。 え? 動いてる? 動いている星? いやそれ星じゃないじゃん。 明らかにあっちゃいけない物だよね!? ちょ、あれどうしたらいいの!? 写真!? 写メってTwitterに…………あれ? なんだかあの星、こっちに向かってきてない? なんだかこっちへ向けて落ちてきていない? 「これ、逃げなきゃいけないような……」 無意識にシュルシャガナを握りつつ、走って星から遠ざかるために走る。 だけど、星は一直線にこっちへ向かってきている。 ちょ、なんでそんなピンポイントに!? こうなったら仕方ない。 自衛のためにシュルシャガナを使うしか! 「various shul shagana tron!」 非常用に持っているLiNKERを注射してシュルシャガナを纏う。 相手が例え宇宙人とかUMAだろうと、こっちは神話の刃! そんな意味わからない存在にはこっちも意味わからない逸話を持つ刃で対抗するだけ! 降りてきた瞬間にこっちから攻撃を仕掛けて……あれ? そもそもこういう時の相場って宇宙船から宇宙人が下りてきたり宇宙船そのものが攻撃してくるんじゃなくてキャトルミューティレーションをしてくるんじゃ。 もしかして立ち向かおうとかするんじゃなくて禁月輪で逃げるのが正解だったかも…… だって現にわたしの真上で静止した星……というかUFOから光が降ってきてわたしの体が空に浮いて…… 「いや楽観している場合じゃなくて!!」 わたしは急いで卍火車を展開、それを地面に突き刺して自分の体を無理矢理地面に固定する。 本来なら投げたり直接斬ったりするものだけど、こうやって自分の体を固定する事だって! と思ったのも束の間。 どうやらわたしを浮かせる力は予想以上に強いようで、わたしのフルパワーを振り切ってそのままわたしを空へと浮かせて言った。 「だ、誰か助けてぇぇぇぇぇぇぇ!!」 けど現実は非常かな。 そのままわたしはUFOらしきものに触れた瞬間、気を失ってしまったのでありました。 **** …………んぅ? ……あれ? 生きてる……? 確かわたしってUFOにキャトられて……それから……あ、だめだ、思い出せない。 けど、シンフォギアも解除されているっぽいし、とりあえず起きて現状を確認しないと。 「……ここ、は?」 目を開けるとあったのは天井。 いや、それは当たり前。 とりあえず体を起こして周りを見てみると、どうやらここはSONGのメディカルルームらしい。 見慣れた機材とあまり寝たことのないベッド、それから何かパソコンを弄っている、珍しく帽子を被ったエルフナインの姿があった。 暫くそんなエルフナインを見ていたけど、エルフナインは暫くしてわたしに気が付いてパソコンから顔をあげた。 「あ、調さん。 気が付きましたか」 「エルフナイン……わたし、どうして?」 「覚えていませんか? いえ、それも無理はありませんね。 どこまで覚えていますか?」 エルフナインにそう聞かれて、わたしはすぐに自分が覚えていることを答えた。 夜中、帰るのが遅れたから急いで帰宅している中、急にやってきたUFOにキャトられて、気が付いたらここで寝ていた事を。 それをエルフナインに告げると、エルフナインはやっぱり……とだけ呟き、すぐにパソコンを少しだけ弄ってデータを入力すると、テーブルの上に置いてあった手鏡を、わたしの顔が写らないように隠しながら持って私の前に来た。 「実は、そのUFOにボク達……正確には装者の皆さんとボク、未来さんはキャトられました」 「えっ!?」 そ、それって……つまり切ちゃんやマリアも? 「はい。 切歌さんは帰りの遅い調さんを探しに行ったときに。 マリアさんと翼さんは飛行機から降りてすぐに。 クリスさんはコンビニに買い物に行ったとき、響さんと未来さんは流星群を見ていたら。 ボクも夜食を買いに行ったらキャトられて、全員がSONG本部前に捨てられていたそうです」 そ、そうなんだ……っていうか何でそんな身内に被害が集中しているんだろう…… でも、そうすると時系列的にはわたしは一番最初で、それから切ちゃん、マリアと翼さん、クリス先輩、響さんと未来さん、そして最後にエルフナインって事かな? もしかしてキャトられてからわたしを中心に他のみんなをキャトったって感じなのかな? 多分考えても無駄だと思うけど…… エルフナインはわたしが比較的落ち着いているのを見てから、そっと鏡を取り出した。 「キャトられた結果は……鏡を見ていただければわかると思います」 そう言うと、エルフナインは手鏡を手渡してきた。 その際に、決して平静を乱さないようにしてくださいとだけ言ってきた。 いや、まさかそんな平静を失うような事なんて起こっているわけないし、と思いながらわたしは手鏡で自分の顔を見た。 手渡されたはいいけど、顔も普通だし髪形も解かれてはいるけど変わらないし、特に異常なんて…………えっ? あ、あれ? えっとその……なんか頭の所になんかある。 三角形に近い形の、わたしの意志に応じて動くもの。 これってもしかしなくても…… 「キャトられたボク達は全員がこうやって……」 わたしが困惑しているとエルフナインが帽子を取り除いた。 そこから見えたのは、白くて長い、耳。 人間の耳ではなく、兎の耳。 「全員に動物の耳やら尻尾やらが生えました。 いえ、生やされました」 そしてわたしは、黒い猫耳と黒い猫尻尾が生えていた。 う、嘘でしょ……!!? わたしまでこんな面白人間になるなんて!!? ……あっ、耳と尻尾、結構もふもふだ。 **** 「うーむ……これはどうしたものか……」 そう腕を組んで悩む風鳴指令の前にはわたし達装者とエルフナインに未来さんが並んでいた。 その全員の頭や腰からは耳と尻尾が生えている。 まず響さんはチーターかライオンの耳と尻尾らしくて、猫耳に似た耳と細長い尻尾が。 これは最近心象の実験で得たアニマル型ギアの事があってあまり違和感なし。 クリス先輩はエルフナインとお揃いで兎の耳と尻尾が生えている。 多分、寂しがり屋だから。 可愛いと思います。 で、翼さんとマリアは多分キツネ。 二人同時にキャトられたらしくて、多分そのせいでお揃いにされたのかな? でも尻尾がもふもふで一度触ってみたけど、すっごく毛並みがよかった。 次にわたしと切ちゃん。 わたしは黒猫で、切ちゃんは犬。 わたしのは種類までは分からないけど猫っていうのは確かで、切ちゃんはゴールデンレトリバーとかなんとか。 わたしと切ちゃんでワンちゃんニャンちゃん。 正直切ちゃんの犬耳と尻尾可愛い。 どっちも抜け毛が凄い事になってるけど。 最後に未来さん。 どうやらリスらしい。 どうしてリス? って思ったんだけど、本人も分かっていないみたい。 けど尻尾が大きくて耳も丸くて可愛い。 げっ歯類だけど前歯は特に変わらなかった模様。 だからリスの可愛さだけ植え付けられたみたい。 「この中では比較的、響くんにクリスくん。 それから切歌くんと調くん、エルフナインくんなら日常生活でも隠しながらの生活が楽だとは思うが……流石に翼とマリアくん、それから未来くんは中々に厳しい所があるな」 「尻尾が大きいですからね。 隠そうと思っても隠しきれませんから」 わたし達尻尾が細い、もしくは小さい組は服の内側に隠すなりなんなりでどうにかできちゃうものだけど、翼さんとマリア、それから未来さんは尻尾が大きすぎて隠しきれない。 というか、わたしの尻尾、切ちゃんの足に巻き付いているんだけど。 でもって、切ちゃんはわたしの後ろから抱き着いて、肩に顎を乗せている。 どうして? って聞いても何となく、としか返ってこないからスルーしてるけど、どうなんだろう。 犬耳と尻尾の方に体が引っ張られてるのかな? でもその状態で尻尾がゆっくり左右に振られてるから別にいいのかな。 なんでか未来さんがこっち見てニコニコしてるけど。 「とりあえず、尻尾が見えてしまう者は藤尭と友里に家まで送らせるが、暫くは部屋から出ないようにしてほしい。 どこかへ行かなければならない時は連絡してくれればこちらから迎えを出そう。 それから、仕舞える者は仕舞っている状態でなら出歩いてもらって構わない」 「ボクの方であのUFOの事やこの状況をどうにかできそうな聖遺物を調べてみます」 そういう事でこの場は解散。 翼さん、マリア、未来さん、響さんはそれぞれ二人ずつ藤尭さんと友里さんが送っていって、残ったわたしと切ちゃん、クリス先輩は歩いて帰ることに。 もちろん借りた帽子で耳を隠して、尻尾を服の内側に隠したんだけど、中々これが厄介で、わたしの意志に関係なく動くものだから背中がくすぐったいし、服の外に出て行っちゃいそうになる。 「まさか一生の内に動物の耳と尻尾が生えるなんて思ってもなかったわ……」 「誰もそんな事思いませんって。 尻尾も耳も勝手に動きますし……」 「あたしも尻尾と耳に加えて体まで……今すぐ調に抱き着いてしまいそうデス……」 「家でやれ家で」 「やるデス」 「マジでやるのか……いや、振ったアタシがこれ以上言える事じゃないけど……」 だってその程度ならよくやってるし。 ただ、外だとあまりやらないってだけで。 クリス先輩の呆れた顔を見ながら、わたしと切ちゃんは道中でクリス先輩と別れて自分たちの部屋に戻った。 そこからは帽子を取って、窮屈だった尻尾も出して開放的になったわたし達は一緒にくっついたり膝枕したりしてもらったり、抱き着いたり抱き着かれたりと、ちょっといつもよりもボディタッチ多めで休日らしい休日を過ごした。 ちなみに、どうしてかわたしの尻尾は常に垂直に立っていたりゆっくりと揺れていた。 猫の尻尾って動きに規則性とかあるのかな……? 犬尻尾は一応分かりやすいけど、切ちゃんの尻尾、常に左右に振れてるし。 これ、ちゃんと感情に沿ってたりするのかな……? どうなんだろう。 そういえば学校、どうしよう。 流石に尻尾は隠せても耳は隠せないよ…… **** 結局、学校で帽子を被るわけにもいかないから休みという事になった。 一応SONGの方からの連絡で公欠扱いにはなってるけど、早いうちにこの耳と尻尾をどうにかしないと…… と思い三日。 エルフナインから連絡が来た。 どうやらそれに近い聖遺物を見つけたらしい。 「一応、聖遺物というか、概念兵装は発見しました。 かつて存在した神話の変身……つまりは獣化だったり女体化、男体化の逸話を再現するために聖遺物ではなく概念を機械に付与することで作られた概念兵装が、どうやら一週間ほど前に作成されましたが、盗まれたようです」 という事らしい。 よく分からなかったら簡単に説明してもらったんだけど、要するに神話の時代にあった変身を再現するための機械が作られたけど盗まれたよって事らしい。 でもって、それはちょっとした欠陥を抱えていたらしい。 「この機械で獣化等をさせるには、装置との適合が必要だったらしいんです。 一応、研究では聖遺物と関係のある人物が適合したと言われています」 獣化したわたし達は全員、聖遺物に関係している。 装者はそれぞれのシンフォギア。 未来さんは一度神獣鏡を纏っているし、エルフナインもシンフォギアの研究をしたり改良をしたりしていた。 だから、適合者として勝手に選ばれて勝手にキャトられて勝手にここに送り返されたという事なんだと思う。 で、その事からあのUFOは宇宙人の物ではなく人の手で作られた物だという事はほぼ確定しているという事。 どうやらUFOも聖遺物を使って浮かせたUFOの形をした張りぼてだったという事がエルフナインの調査で把握できたし、次に現れたらギアを使ってでもとっ捕まえちゃってくださいとのことだった。 「にしても、三日も経ってくると段々とこの状態に慣れてきてしまったデスよ」 「うん。 特に切ちゃんは普段から分かりやすかったから、耳と尻尾があってもあんまり変わんないし」 時折切ちゃんは暇になるとわたしの体のどこかに手を置いてくるようになったけど、変わった点と言えばそれくらい。 わたしは……どうなんだろう? ただ、無意識の内に切ちゃんにくっつくことが多くなったし、切ちゃんと一緒に居ると結構な頻度で尻尾が切ちゃんの体のどこかに巻き付く。 ホントにどういう事なんだろう……? 「わたしは最近、お肉の方が大好きになってきた気がするよ。 ライオンかチーターか分からないけど、それの耳と尻尾のせいかな?」 「わたしも果物とかが好きになったかも」 「アタシは特に何もねぇな」 「私達も強いて言うならば肉が好きになったな。 後はジャンプ力が強化されたか?」 「そうね。 今まで届かなかった所にも一飛びで届くようになったわ」 「ボクは、その……ちょっと恥ずかしいですけど、一人になると無性に寂しくなる時がありまして……」 どうやら、そんな感じで大抵の人は何かしら動物の特徴が体に出ているみたい。 わたしも、体がかなり柔らかくなったと思うし、ちょっと高い所から飛び降りても全然余裕で着地できたり。 あとは若干感覚が鋭くなったかな? で、切ちゃんは鼻がよくなったらしく、本当に犬並みに鼻が利くようになったとか。 カレールーを取り出しただけですぐにカレーと判断したときは驚いたよ。 あとは……二人そろって何か投げられると無意識にそれを追っちゃう事かな。 一度響さんに遊ばれたけど、結局響さんも混ざったし。 「ですが、このままでは日常生活の方に害が出てしまいます。 どうにかしてあのUFOを発見しないと……」 まぁそんな感じで色々と満喫していると思われるかもしれないけどね。 実は結構色々と問題もある。 まず尻尾と耳を隠さないと外に出れないという点は勿論、外で転がる物を見ると飛びかかりそうになったり、偶々ペットショップの中を見ていた時に猫用のご飯を見つけると食べたくなっちゃうし……それ以外にも、一回試しに買ってみたマタタビでは酷い目にあったし……切ちゃんが。 だから、本気でそろそろ戻らないとヤバイ。 今はまだ気力で何とか抑えているけど、もしかしたら抑えられない時が来るかもしれない。 そんな時が来てしまったらと思うと…… 「それに、世界各地でボク達に近い症状の人が見つかっています。 SONGの方から世界各地で同じくキャトられた人の保護を頼んではいますが、もしかしたら獣人となった人たちに対して何かしらの弾圧がどこからかかかってしまったらと考えると……少なくとも、マイナス方面の物事が世界各地で起こってしまう前に手を打たないといけません」 エルフナインの言う通り。 ケモ耳と尻尾が生えた人間なんて物珍しいにも程があるし、もしも宗教が厳しい国とかでわたし達みたいな人が現れてしまって、宗教的な何かに引っかかってしまったら大変な事になる。 呪いだーとかでその人を殴ったり蹴ったりっていうのもあるだろうし、もしかしたら殺されちゃうかも…… 「この三日でキャトられた人達の住んでいる場所を洗い出して統計を取ってみたのですが、どうやらUFOはある程度規則的に動いています。 かなりの速さなので軍の戦闘機が捉えても撃破には至らず領空を離れていってしまったそうです。 なので、こちらでUFOを迎撃する算段を立てました。 後は……」 「俺が引き継ごう」 これ以上の被害が増える前に装者が動いてUFOを撃墜する。 そのための作戦をどうやら風鳴指令が立てていたらしい。 だからその作戦を聞いてみたんだけど、作戦は単純明快。 全員でミサイルに乗って射出。 そのまま空中でミサイルからUFOに飛び乗るか、そのまま攻撃を当てて撃墜。 ミサイルの燃料が尽きそうならクリス先輩のミサイルに乗り継いで、それでも追いつけないようなら最終手段として、響さん、翼さん、クリス先輩を合体技で射出。 わたし達がその後の着地などのサポートをする……っていう感じ。 つまりいつも通りの脳筋戦法! これで大抵何とかなる!! 「UFOは恐らく、二時間後にこの日本上空を通過する。 日本の領空内に入った瞬間に作戦スタートだ。 既にエルフナインくんがUFOを衛星を使って捉えている。 他国の領空に入る許可も一応は得ているから、後の心配はせずに思いっきりやってくれ」 という事で、装者を六人も動員するUFO撃墜命令が下された。 絶対にUFOを撃墜してわたし達の耳と尻尾を無くして見せる……!! …………あれ? 何か忘れてるような…… **** 作戦開始時刻になった。 わたし達は既にミサイルの中に搭乗して射出を待っている。 一体誰がミサイルで人間を射出するなんていうアイデアを出したんだろう。 確かにシンフォギアならミサイルのG程度どうとでもなるけど、普通こんな事考えないよ。 なんて思いながらミサイルの内側でボーっとしていると、エルフナインから通信が入った。 どうやら今回はエルフナインがナビゲートするらしい。 『UFOがこちらの予想通り領空内に入ったのを確認しました。 カウントゼロと同時にミサイルを射出します。 こちらで接近したかどうかはお知らせしますから、それ以降は皆さんの状況判断次第で好きに動いてください』 つまりいつもの。 わたし達の返事を聞いてから暫くして、エルフナインのカウントダウンが聞こえてくる。 『五、四、三…………発射!』 発射の声と同時にわたし達の体に一気に上へのGがかかる。 だけど、全然耐えられる程度。 内側から外の様子は見えないけど、この感覚からしてわたしが底側かな? 一応外装が剥がれたらすぐにミサイルにしがみつかないと落ちちゃうかも。 暫くしてエルフナインの声がもう一度聞こえてきた。 『UFOとの距離、百メートル以内です。 外装をパージします』 百メートル……結構近いけど、それぐらいがクリス先輩を除く装者の攻撃がギリギリ届く範囲内。 大丈夫、撃墜できる。 直後、外装が剥がれてわたし達が空中に投げ出されかける。 でも、すぐにミサイルの内側に電鋸をぶっ刺してしがみついて、ツインテールから伸ばしたマシンアームでミサイルの上部に移動する。 ミサイル上部には既にみんなが武器を構えて待っていた。 「……なんだか動物の耳と尻尾生やした奴らが仮装してミサイルに乗ってると思うとシュールだな」 「そもそもミサイルで飛んでいるのがシュールですから」 クリス先輩のボヤキにわたしが一応返事だけしておく。 でも、ボヤいている言葉とは裏腹にクリス先輩の両手にはいつものガトリングが。 うわぁ、挨拶無用のガトリングをやる気満々だよ。 「まぁそんな事はさておいて往生しやがれぇ!!」 クリス先輩のガトリングが文字通り火を噴いた。 毎秒何発かの弾丸がガトリングから吐き出されてUFOに向かっていく。 だけどUFOは直線的な移動で射線から一瞬で逃れてガトリングの弾を避けた。 「ンなアホな軌道があってたまるか!!?」 「だが現に起きている! 蒼ノ一閃ッ!!」 クリス先輩が仰天している中、翼さんが蒼ノ一閃を飛ばす。 それに続いて歌っている響さん、そしてわたし達三人も遠距離攻撃を繰り出すけど、UFOは戦闘機やヘリコプターでもできない軌道を取ると、わたし達の攻撃を避けて見せた。 なんてインチキ……っ! こうなったら直接取り付いて攻撃するしかないかも…… 『全く、いきなり何かと思ったらシンフォギア装者か』 とか思っていたらUFOから声が聞こえた。 えっ、あれ有人!!? ……いや、そりゃ有人だよね。 だってどっかの誰かがあのUFOと概念兵装を奪ったって言ってたし。 『邪魔しないでもらおうか。 私にはこの世界にケモっ娘王国を作るという野望があるのだからな!!』 ……あーうん。 なんかこちらから問いかける前になんか思いっきり目的暴露してくれたよ。 それもすっごくどうでもいい野望。 「ちょっせぇ野望口にしてんじゃねぇ! いいからアタシ等のこれ戻しやがれ!! んでもってお縄に着け!!」 「でなければ割と本気の攻撃を叩き込むぞ!!」 あ、この赤青コンビ結構キレかけてる。 『断る!! この私には夢がある!! それはこの世界にケモっ娘だけの王国を作りだし私がその王となるという盛大なる夢が!!』 「果てしなくどうでもいいデス……」 「わたし達よりも頭非常識だと思うんだけど……」 『勿論君たちも我がケモっ娘王国の国民の一人だ!』 うわっ、今ゾクってきた!! 物凄いゾクってきた!! 「ねぇ調、今かなりの鳥肌が立ったのだけど大丈夫よね? 私、キツネじゃなくて鳥になってないわよね?」 「大丈夫。 そんな事にはなってないしわたしにも鳥肌立った」 なんだか馬鹿らしくなってきた。 こんな男のためにわたし達の自由時間割いているなんて。 ついでに嫌悪感もマックスだし。 装者全員が呆れ顔か本気で軽蔑した顔をするなんてレアだと思うよ? だってそんな顔するほど相手がくだらないか嫌悪感マックスな事考えているって事だし。 これは……もう落としましょう。 「うむ。 立花、アレで仕留めるぞ」 「あー……はい。 なんかやる気起きないなぁ……」 二人はあまりやる気なさげにユニゾンすると、その場で構えた。 あれは……うん、あの範囲攻撃だね。 あれならあのUFOがどんな変態軌道しても当たると思う。 「双星ノ鉄槌ッ!」 「DIASTER BLASTォッ!!」 そして響さんと翼さんが拳と刀を振ったと同時に目の前に衝撃波による範囲攻撃がさく裂。 もちろんUFOは曲がって回避しようとしたけど、これって地上で使えば辺り数百メートルが一気に破壊しつくされるほどの破壊力を秘めている……つまるところ、パヴァリアの時にわたし達がやったユニゾンの、響さん翼さんっていう最も適合率が高い人たちバージョンだから、その程度で回避できるような生ぬるい攻撃なわけがなく。 『なにっ!!? ぬおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?』 変態はUFOと共に真っ逆さまに落ちて行って、ミサイルの上からでも見えるような大爆発を起こした。 まぁ、多分生きてるでしょ。 ああいう変態ってゴキブリよりも生命力高いし。 ふぅ、これでひと段落。 あとはこの耳と尻尾を消してもらえば…… 「……そういえば、思いっきりUFOを壊したわけデスけど……あの中に概念兵装って入ってたんデスよね?」 「そうだね」 「概念兵装、壊れたんじゃないデスかね……?」 『…………あっ』 ……これかぁ。 忘れてたことって。 あ、あははは……これどうしよう。 どうしてこの動物かと言われたら、なんとなくです。 一応ビッキーはアニマル型ギアから、ズバババン&マリアさんは奏さんとの繋がりが少なからずあるのでキツネ、クリスちゃんとエルフナインは似合いそうだから。 きりしらはなんか犬と猫が似合いそうだから。 未来さんはなんかあったけど忘れた。 きりしらやりたかったけど、最後投げっぱなしジャーマンにしたら本編中のあれこれが回収できなかった。 猫が尻尾を人に巻きつけたり、犬が顎乗っけたり前足乗っけたりする理由は……自分で調べてネッ!! 多分未来さんがニヤニヤしていた理由が分かるよ!! 最近ガチャを適当に引いているからか石が溜まりません。 というかまだカーバンクルのイベントもできていない……石回収のためにそろそろ動かないと…… あとアニマル型のビッキー、ツインテですっごく可愛いですけど、調ちゃん出なかったのがちょっと残念。 黒猫調ちゃんを公式でもっと見たかった…… 次回は未定……ではありますが、つばしらでプラトニックやったんだからきりしらでもプラトニックがやりたいなぁと思ったのできりしら書くかもしれません。 というか多分きりしらです。

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