アヒル囲い 将棋。 聞きなれない囲い名「アヒル」とは? 弱点に見せかけ反撃に転じることもできる「アヒル」囲いの組み方をご紹介|将棋コラム|日本将棋連盟

聞きなれない囲い名「アヒル」とは? 弱点に見せかけ反撃に転じることもできる「アヒル」囲いの組み方をご紹介|将棋コラム|日本将棋連盟

アヒル囲い 将棋

先日、「」というブログを投稿したのですが、将棋のお城には、日本のお城のようにかっこいいものもあれば、実は、某夢の国のシンデレラ城のように、ファンタジーで、名前を聞いただけで女の子のハートが高鳴るようなかわいいお城もたくさんあります。 ちなみに、今回も個人の主観で選んでおりますので、もし万が一「それ可愛くない! いちご囲い いちご囲い かわいい名前の囲いと聞いて1番に出てくるのが、恐らくこの「いちご囲い」かと思います。 しかしながら、将棋においてこのプリティーなネーミングの囲いを発動する時、必ずしもかわいい状況にあるとはいえないようです。 まず、この囲いが、他の囲いと比較して独特なのは、玉の位置です。 通常囲いをつくる場合は、玉が相手に捕まりにくくするために、より隅の方へと移動させますよね。 それなのにいちご囲いはというと、初期配置から玉の位置がほとんど変わっていません。 ですよね。 そして、そんな玉にともない、玉を守る役目を担う金銀の位置も初期配置からほとんど動いていないません。 それでは、なぜ玉を隅の方でしっかり囲わないのか。 それは「しっかり囲わない」のではなく「囲えない」からです。 対局には、互いがじっくり準備を進めてからゆっくり開幕するものもあれば、開始早々、いきなりドンパチせめぎ合いが勃発する場合もあります。 いちご囲いを使うのは、後者の場合であり、しっかりお城を築く前に、盤上のありとあらゆる局面で戦いが始まってしまい、とりあえず最小限の守りをして応戦している状態です。 さて、少しいちごの「かわいい」というイメージからかけ離れてしまったので、ここで少し軌道修正です。 みなさんいちごの果実を思い浮かべてください。 どんな姿かたちをしてますか? そうです。 いちご囲いは「玉」という果実の外側に、金銀の種がついていることからその名がつきました。 いずれにしても、対局中にいちごが登場したら要注意。 白雪姫の毒リンゴのごとく、毒いちごにならないようしっかり玉を守ってあげてくださいね。 アヒル囲い アヒル囲い アヒルといえば、丸いお尻としっぽをプリプリ振りながら走る様子がとってもチャーミングで、ペンギンと並んで鳥類界きっての「かわいい」生き物ですよね、笑 今回は「囲い」という枠組みでの紹介なので「アヒル囲い」としましたが、このアヒルさんはどちらかというと奇襲のようなものなので「アヒル戦法」と呼ぶ人もいるようです。 アヒル囲いは、玉を中心に、金銀桂歩が左右対称に広がる様が、羽や足を広げたアヒルに似ていることからその名がついたと推測されます。 低い位置で駒を横方向にバランスよく布陣することで、自分の飛車と角を使って敵陣へ攻め込みますが、先ほども言いましたように、アヒル囲いは奇襲のようなもの。 奇襲は上手くいけばとても効果的なのですが、失敗すると、なかなかリカバリーが難しい諸刃の剣なのです。 もし自分の攻撃が上手くいかなかった場合、1度つくった囲いをなかなか発展させられず、どんどん形勢が悪くなっていってしまいます。 ダイヤモンド美濃 ダイヤモンド美濃 です。 そして、そんな美濃囲いの中でも一際光輝くのがダイヤモンド美濃です。 女性の永遠の憧れダイヤモンド。 なんともゴージャスな名前であり、そして美しい形の囲いですね。 前回のかっこいい名前の囲いシリーズの時もお話ししたのですが、囲いとは基本的に、序盤における玉と金銀の配置をさします。 ダイヤモンド美濃では、金銀4枚が綺麗な菱形に並んでいますよね。 このダイヤモンド、一体何カラットなんでしょうか? ダイヤモンド美濃は、振り飛車 序盤で飛車を5〜9筋へ移動させる の時によく使われます。 将棋の対局では、通常2枚ある銀のうち、1枚は攻撃、1枚は守りに使うのですが、ダイヤモンド美濃を発動するのは、相手が2枚の銀をともに守りに費やした時。 その答えを知るためにも、まずは串カツを因数分解してみましょう。 串カツはその名の「串」と「カツ」からできているわけですが、カツはさらに細かく「具」と「衣」に分けることができます。 それでは今度は、将棋における「串カツ」について考えてみましょう。 8種類ある駒のうち「香車」は、まっすぐ伸びる利きの特性から「やり」という別名を持ちます。 つまり串カツ「串」にあたります。 そして香車を串だと考えた時に、串が突き刺しているものは何かというと、「玉」ですよね。 つまり玉が串カツの「具」になりますよね。 こちらは、自分が居飛車 序盤で飛車の位置を動かさない のとき限定の囲いです。 目的は相手の角の利きから玉を逃すためです。 ちょんまげ美濃 ちょんまげ美濃 ちょんまげといえば、私は「キテレツ大百科」のコロ助を思い出すのですが、今時の子どもたちはコロ助の存在を知っているのでしょうか? ちょんまげ美濃は、写真を見れば一目瞭然、玉の頭の歩兵だけぴょんと一つ飛び出していることからその名がつきました。 個人的には、「コロ助美濃」だともっとキュートだったと思います、笑 さて少し話が逸れましたが、ちょんまげは武士がするヘアースタイルなので「ちょんまげ美濃」と聞くと、一瞬とても強い囲いなのではないかと思ってしまうのですが、実戦でこの囲いが登場した場合、それはあまり有利に対局を進められていない証拠です。 なぜなら、この陣形は自ら狙って作るものではなく、美濃囲いを構築した後で、相手に攻め込まれてしまい、それに対応するため、やむを得ずできあがってしまった形だからです。 いわば、かすり傷を負っている感じですね。 名前の囲いについて紹介してみましたがいかがでしたか? 将棋というと、どうしても「敷居が高い」「難しそう」と思われがちですが、ユーモアたっぷりの言葉たちを覚えることでぐっと親しみやすくなりそうですよね。

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アヒル戦法vs居飛車編 〜角を捨てて、勝利を拾う

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囲いとは 囲いとは、一言で言えば王様の城。 玉の初期位置は5九ですが、ここの位置のまま戦いを始めるのはとても危険です。 王手飛車のカウンターを食らった図。 順調に攻めが決まっているようでも反撃がきつい。 なので、ほとんどの場合は序盤で玉をしっかりと囲ってから攻めていきます。 将棋の囲いは駒の組み合わせだけ無限にありますが、主要な囲いというのは結構限られています。 今回は、これだけ知っておけば十分という30の囲いを紹介してきます。 自分が指す戦型の囲いはしっかりと覚え、自分は指さないけど相手にする可能性がある囲いについては特徴を押さえておきましょう。 初心者向けの将棋勉強法についてはこちらをご覧ください。 囲いの強さについて 囲いで重視されるポイントは、一言で言えば 玉の堅さです。 玉が堅ければ堅いほど強い戦いができますし、結果として守りではなく攻めにも効果を発揮します。 ただし、かかる手数との兼ね合いもあるのでア間で一概に堅い=勝ちやすいといえるわけではありません。 そうしたことも踏まえて、囲いを使いこなすうえで絶対に知っておきたいのは、 「その囲いの強いところ」「その囲いの弱いところ」「どんな戦法と相性が良いか」の3つ。 特に囲いと戦法は密接な関係になり、「この戦法にはこの囲いが良い」といったものが大体決まっています。 は玉を左に囲い、は玉を右に囲うのは当然として、それぞれの戦法に相性のよい囲いというのは限られています。 例えばや相掛かりといった空中戦(飛車が盤面の中央付近で激しく動き合う戦い)では早めの仕掛けに備えて手数の掛からない簡単な囲いで済ませることが多いですし、じっくりと腹を探り合うような展開ではすぐにやられないようにしっかりとした堅い囲いに組むことが多いです。 この組み合わせを間違ってしまうと、どんな囲いでもその強みが出せなくなってしまいます。 それぞれの囲いの隣に、相性の良い戦型(よく用いられる戦型)について記載しておいてあります。 の囲い が相手にする戦型は主に二つ、「相」と「対」です。 相の場合は、四大戦法によって囲いの傾向が分かれています。 相の四大戦法とは、 矢倉・角換わり・・相掛かりの4つのこと。 これら4つでは全く戦い方が違ってきます。 それぞれに合った囲いを選びましょう。 対では、急戦と持久戦の差がはっきりとしてきます。 急戦は文字通り速攻を目指す戦い方で、持久戦はじっくりと組み合って戦う方法。 それぞれで用いられる囲いが違うので、これも注意しておきたいポイントです。 囲い(相:矢倉戦) 囲いは通常の矢倉の前段階の形。 たった4手で完成することが魅力ですが、横がスッカスカなので多くの場合は金矢倉に発展していきます。 急戦矢倉と呼ばれる、より早い戦い方(米長流急戦矢倉や阿久津流急戦)の場合はこの構えのまま中盤戦に突入していくことも。 速攻向きの構えなので、長い戦いには向きません。 じっくりとした矢倉戦を指したい人は囲いを組んでからがっしりとした金矢倉に囲う、速攻で仕掛けたい人はこの形のままで仕掛けるのがおすすめです。 金矢倉(相:矢倉戦) の最も基本の形と言われる囲い。 8筋~6筋方面を金銀で堅くガードしており、上からの攻めに非常に強い形です。 その反面、端攻めと横からの攻めが弱点。 特に、端に駒を集中されると手に負えなくなることもあります。 銀矢倉(相:矢倉戦・角換わり) 金矢倉の変化版。 6七の金が銀に置き換わった形です。 最初からこの形を目指すというよりは、攻めに使っていた銀を守りに使っていくような感じ。 角換わりでも見かけることのある形です。 片矢倉(相:矢倉戦) 玉が一歩横にずれた形が、片矢倉です。 8筋の薄さは気になりますが、金矢倉に比べて手数がかからない割にはそこそこ固いという優秀な囲い。 バランスが比較的良く、角交換に強い・戦場から離れているなどのメリットもあります。 プロ間でも一時期流行りました。 矢倉(相:矢倉戦) 矢倉からに進展すると、矢倉となります。 普通の矢倉よりも固くはなるものの、手数がかかるのが難点。 さらに端攻めに弱くなりますし、まで進展すべきかは微妙なところです。 菊水矢倉(相:矢倉戦) 玉を9段目に置き、桂馬を跳ねた形で戦うのが菊水矢倉です。 こちらも上からの攻めにはかなり強い形ですが、横がスカスカなので注意。 7七の銀が桂馬に置き換わっている分、狙われやすい銀をあらかじめ逃がしているというメリットがある一方で桂頭を攻められやすいというデメリットもあります。 総矢倉(相:矢倉戦) 金矢倉に5七の銀が加わったものを総矢倉と言います。 囲いが堅くはなる一方、銀を攻めに使わない分若干攻めずらい部分も。 中央には厚くなっていますが、8筋~9筋方面の堅さに大した変化はありません。 兜矢倉(相:角換わり) 兜矢倉は、矢倉戦ではなく角換わり戦で多く用いられる形。 玉を6八に置き、両側を金で挟んでいます。 角換わり戦では角打ちの隙を気にしなければいけないので、こうしたバランスの良い構えが好まれます。 あまり固い形とは言えないので、次に紹介するへこみ矢倉に発展していくケースが多いです。 へこみ矢倉(相:角換わり) 兜矢倉がさらに発展すると、へこみ矢倉と呼ばれる囲いになります。 横からの攻めには強くなっている一方で、戦場に玉が近づいてしまっている面もあるので注意。 おもに角換わりで使われる囲いで、金を6八にとどめて隙を見せずらくしているのが特徴。 角換わり戦ではお互いが角を手持ちにしているため、より一層自陣に気を使わなければいけません。 金は上ずった形よりも下段にいる形の方が働きが良いので、敢えて金を上がらないのはよく見られる工夫です。 このように、兜矢倉からへこみ矢倉への発展の手順途中でとどめておく指し方もあります。 雁木囲い(相:矢倉戦・その他) 雁木は6筋~5筋に金銀を集中させ、上部に厚く備えた囲い。 6七の銀と2つの金の連結がしっかりとしていて、好形とされています。 ただし、横からの攻めには弱いので注意。 最近では4七に銀を置いて戦う指し方も人気です。 こちらはより攻撃的な雁木になります。 矢倉(相:対矢倉) 対矢倉で使われるは、角を8八に置いたまま玉を7九に配置するのが特徴。 角の睨みを活かしつつ戦うことができます。 手数がかからない割に、横からの攻めに強いのがメリット。 見た通り8筋攻めには弱いので、相手から攻められる前にこちらから手を出していく必要があります。 中住まい(相:・相掛かり) 中住まいは、戦や相掛かり戦でよく用いられる囲い。 固さこそ無いものの、バランスの良い構えとなっています。 左右どちらに逃げ出すこともできるほか、大駒の打ち込みにも強い形。 や相掛かりはお互いに激しい戦いをしていくため、こうした簡単な囲いで済ませてしまうことが多いです。 中原囲い(相:・相掛かり) 中原囲いも、や相掛かりの囲い。 相当薄そうな囲いに見えますが、意外と耐久力のある形です。 いざ攻められたときにも逃走しやすいのが特徴。 舟囲い(対:急戦・持久戦) 舟囲いはの対作戦の基本の囲いです。 手数はかからないものの、堅さには不安が残ります。 舟囲いのまま速攻を目指していくこともあれば(急戦)、舟囲いを経由してなどのさらに囲い堅いに組んでから戦っていくこともあります(持久戦)。 どちらかというと、囲いと同じように「持久戦への経由地」といった印象が強い囲い。 急戦の場合も、下図のように左の銀を攻めに使っていくパターンが多いですね。 閣美濃(対:持久戦) 閣美濃は、玉を8三の位置に置いて囲うという少し特徴的な形。 あえてこの場所に玉を置くことで、の角筋のラインを避けています。 見ての通り横からの攻めには滅法強いものの、縦からの攻めにはかなり弱いです。 右銀もくっつけて、この形まで組めれば相当固くなります。 ただしどこまで行っても玉頭は弱点...。 (対:持久戦) は美濃囲いの派生の形です。 美濃囲いは一般的にの囲いとして知られていますが、この美濃囲いをでも使えるようにしたのがこのです。 金銀の連結がきれいで、手数があまりかからない割には崩されにくい形。 ただしの角のラインが直行してくるので、角筋を生かした攻めには注意をしないとすぐに潰されてしまいます。 対振り銀冠(対:持久戦・相) からさらに発展したのが銀冠。 7八の銀を8七へ、6九の金を7八に組みなおすことで完成します。 上からの攻めにも横からの攻めにも耐久性があるのが特徴です。 ただし、組む途中一瞬駒がバラバラになる局面があるので注意。 銀を8七に上げるタイミングは、金銀の連結が外れてしまっていてとても脆い形です。 この瞬間に攻め込まれることもあるので、なるべく隙を作らないような工夫が必要。 また、相で使われないことがないわけではありません。 矢倉模様の戦いになったときに、銀冠に組むことがあります。 (対持久戦) 堅い囲いと言ったらこのです。 玉を9九に置き、周りを金銀で囲んでいきます。 横からの攻めに強く、なによりも終盤王手が掛かりずらいのが強み。 からの端攻めに弱く、玉の逃げ場所も少ないため指しこなすのは大変です。 銀冠 からさらに発展して、上部に厚く駒を並べたのがこの銀冠です。 銀冠の形+の形を組み合わせたので、両者の弱点をお互いにカバーしている一方でかなり手数がかかってしまいます。 ビッグ4 の最強囲いは、このビッグ4。 通常は3枚の金銀を囲いにくっつけますが、このビッグ4は4枚すべての金銀を囲いにくっつけます。 上からの攻めにも横からの攻めにも強く、ちょっとやそっとのことでは崩れません。 その反面手数はかなりかかりますし、攻め駒も少なくなってしまうので一長一短です。 ミレニアム ミレニアムは、に似ているようで全然違う囲いです。 玉を8九におき、端攻めの脅威をやわらげつつ金銀4枚をくっつけていく指し方が多いです。 こちらも横からの攻めには滅法強いですが、上から(特に弱点の桂頭)の攻めにはそこまで自信が持てません。 の囲い の囲いは、何が相手であれ基本は美濃系・矢倉系・系・金無双の4種類です。 その中で対に使われるのは主に美濃系と系。 相では4種類のいずれもが使われます。 と比べて囲いのレパートリーは少ないですが、全体的に固い囲いが多いといった感じです。 片美濃囲い(対・相) 片美濃囲いは2八の玉、3八の銀、4九の金のたった三枚で出来上がる囲い。 その割には連結が綺麗で崩されにくい形です。 片美濃囲いのまま戦うケースもあれば、さらに発展させてから戦うケースもあります。 美濃囲い(対・相) 片美濃囲いの発展形が、この美濃囲い。 他と区別する意味で本美濃囲いと呼ばれることもあります。 といったら美濃囲い、と言われるほどにおいてメジャーな囲い。 片美濃囲いから一手金を動かすだけで完成する手頃さと、横からの攻めへの強さが魅力です。 高美濃囲い(対・相) 高美濃囲いは、美濃囲いがさらに発展した形。 4六の歩を突いて、金を上がれば出来上がります。 上からの攻めに対しては強くなりますが、横からの攻めに対しては少し弱くなってしまう部分もあります。 銀冠(対・相) 銀冠は高美濃囲いの発展形で、美濃囲いの最終進化系といってもよいでしょう。 上からの攻めに対して強度が大幅に増す一方、高美濃と同様横からの攻めへ弱くなる部分もあります。 また、2九の桂馬を3七跳ねるか跳ねないかはプロの間でも指し方が分かれます(上図は跳ねていない形)。 桂馬を跳ねることで端攻めが狙いやすくなりますが、その一方で下段がスカスカになってしまいます。 ダイヤモンド美濃(対) 本美濃の形に、銀を守りにさらに一枚加えたのがダイヤモンド美濃です。 の左銀は通常攻めに使っていきますが、戦い方によっては4七~5六~4七といったルートで囲いにくっつけていくことができます。 攻め駒は少なくなりますが、駒の連結が非常に綺麗です。 (対・相) と言えばが有名ですが、側からの作戦としてもは有効です。 中でも+の組み合わせが人気ですね。 手数はかかるものの、その固さは魅力です。 金無双(相) 相で用いられる囲いが、金無双です。 横に二枚並んだ金が特徴的。 注目したいのが、2八の銀。 相は縦の戦いなので、2筋方面の攻めに備えているものなのですが、通常この位置に銀がいるのは悪形とされます(玉の逃げ道を塞いでしまっている)。 なので銀は敢えて2八に上がらずに3九にとどめておく人もいます。 右矢倉(相) 右矢倉は相で用いられることのある囲い。 矢倉は普通の囲いなので、左側にあるのが普通ですが、相で用いる場合はその逆の右側に置かれます。 横からの攻めや、端攻めへの耐久力はあまりないものの、上からの攻めに滅法強いのが右矢倉の魅力。 石田流などの浮き飛車作戦に強いのも特徴です。 美濃囲いなどと比べて大幅に手数はかかってしまいますが、愛好者は多い囲いです。 その他の囲い 右玉(相・対) 右玉は少し不思議な囲いです。 右玉囲いというよりは、囲いが戦法となってしまっています。 玉を右側に移動し、下段飛車の形を作るのが特徴。 基本的には自分から攻めることなく相手の攻めに対するカウンターを狙っていきます。 玉は薄いですが、逃げ道が広いのが強み。 上図は角交換をした形ですが、矢倉右玉・糸谷流右玉・雁木右玉など様々なバリエーションがあります。 どちらかというと受けの戦法なので、最初の打ちから指しこなすのはかなり大変。 初心者には向かない戦い方だと思います。 最後に 戦法を覚える過程で囲いは自然に身につくことが多いので、わざわざ戦法を覚えるのと同様に囲いを個別に学ぶ必要はないと思います。 ですが、囲いも戦法と同様に奥の深い世界。 囲いの「活用法」を学びたい場合は、次のような棋書がおすすめです。

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JKishi18gouから学ぶアヒル戦法の対策【アヒル囲い】

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「深夜のテンション」という現象をご存知だろうか。 深夜起きているとふとめちゃくちゃ良いアを思い着くのだが、翌朝冷静になって考えてみると全然大したことない内容だったという、アレだ。 僕は将棋が趣味なんだけど、ある日の深夜「ア戦法って極めれば強いんじゃないか」と思ったことがきっかけで、数日に及びア戦法について研究していた。 個人的にはなかなか面白い内容になったので、せっかくだからこのブログに残しておくことにする。 ただこのブログは将棋専門ブログでなく、ただの雑記ブログなので、 いきなり将棋の戦法の研究なんか載せていいのだろうかという疑問が頭をよぎる……。 将棋に興味が無い人は申し訳ないけどスルーしてください。 これは僕が深夜のテンションであれこれ考えたことをメモ程度に書いたものなんです……。 しかし「将棋に興味がある」かつ「ア戦法について知りたい」「ア戦法って何だ?」と気になった方に対しては面白い内容になるように努力して書きますので、よろしければご覧ください。 また僕の棋力はアマ初段程度なので内容に甘い点もあると思いますが、大目に見て頂ければ助かります。 ア戦法とは ア戦法とは図の先手のような陣形のことを言う。 玉・がまるでアの足の様に左右に広がっていることからその名前が付いた。 ちなみにこの玉・の形を「ア囲い」と言う。 ア戦法のメリットは、自陣に大駒を打ち込む隙が無いため、仮に飛車角交換の展開になった場合強いことだ。 自分は相手陣に飛車角を打てるが、相手は敵陣に打つスペースがない。 ア戦法の狙いはとにかく大駒の捌き合いの展開に持ち込むことだ。 デメリットは攻め手が少ないことと自陣の発展性に乏しいこと。 金銀を囲いとして使っているので、攻めに使える駒が飛車角桂香歩しかない。 しかも桂香はすぐに使えないので、基本的には飛車角歩だけで手を作っていかないといけない。 加えてア囲いの形は一度作ってしまえば崩せない(崩すと途端に脆くなる)ので、 攻めの手がかりがないと飛車を左右に動かすとか玉を上下に動かすとかして暇つぶししないといけない。 その間に相手陣に空きが生じればいいんだけど、相手が上手いとジリジリと圧力を掛けられて、何できずに負けということもあり得る。 とまぁア戦法というやつは所謂 「奇襲戦法」なのだ。 矢倉やみたいな一流戦法ではない、B級戦法に過ぎない訳だ。 しかし10分切れ負けや10秒将棋が多いネット将棋においてはこの奇襲戦法が十分通用する。 ア戦法対策を深く研究している人はまずいない。 大抵の人は矢倉やみたいな一流戦法の定跡を真面目に勉強しているはずだ。 そこにア戦法をぶつけてやればどうか?対戦相手が勉強したであろう百の定跡書を一瞬で紙屑にできるわけだ。 これほど気持ちのいいことはない! ア戦法の序盤・縦歩取りの狙い筋 まず初手から説明していく。 本来ならフラ盤とか埋め込んだ方が分かりやすいのだが、やり方がわからなかったのでの画面キャプチャで勘弁してください。 また今度調べときます! 【ブログ用】将棋、ア戦法序盤 — カイラギ tokyonosuken 動画の様に進んで以下の図になる。 ここから後手にはいくつかの選択肢があるが、ここでは大きく3つに分けて説明していく。 後手がボンヤリこんな手を指していると、先手の狙い筋が炸裂する。 【ブログ用】将棋、ア戦法、序盤2 — カイラギ tokyonosuken 3四の歩をかすめ取って先手満足。 後手は歩をただ取りされないよう駒組みする必要があった。

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