桂 枝 茯苓 丸 加 薏苡 仁。 KEGG DRUG: 桂枝茯苓丸料加薏苡仁

125 ツムラ桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)

桂 枝 茯苓 丸 加 薏苡 仁

私が普段行う説明を書いています。 一般的な説明、漢方医処方の場合の説明共通 (説明前に妊娠の有無をチェックする事) 今回は桂枝茯苓丸という漢方薬が出ています。 このお薬は、昔から子宮筋腫等の女性のお腹のしこりに使われてきた処方です。 今は、子宮筋腫に関わらず、女性の瘀血という悪い血を取る為に、幅広く使われています。 先生は何か仰っていましたか? お困りの〇〇といった症状も、これで対応出来ると思います。 一度、飲んでみて下さい。 身体が冷えてくると効きが悪くなりますので、冷えに気を付けて規則正しい生活をしましょう。 身体が冷えてきた、胃腸が気持ち悪い、下痢等の症状があればご一報頂ければと思います。 専門家向けの内容です。 生薬構成 桂皮3、桃仁3、芍薬3、茯苓3、牡丹皮3 出典 金匱要略 条文(書き下し) 「婦人,宿癥病(しゅくちょうびょう:しこり)あり,経(けい:月経)断ちて未だ三月に及ばず,而(しか)も漏下(ろげ:不正出血)を得て止まず,胎動きて臍上に在る者は癥痼(ちょうこ:瘀血)妊娠を害すと為す。 六月にして動く者は,前三月経水利するの時の胎なり。 血下る者は断ちて後三月の胎なり。 血止まざる所以の者は,其の癥去らざるが故なり。 当に其の癥を下すべし。 桂枝茯苓丸之を主る」 条文(現代語訳) 「女性のしこり、月経が無くなって三か月までに不正出血が出て止まらず、胎動を臍(へそ)の上に感じるものは 癥痼(ちょうか)という瘀血であり妊娠を妨げます。 月経が止まって六か月経って動くものに関しては、その前の三か月に月経があれば正常な妊娠です。 出血が大量の場合は妊娠が駄目になって三か月経ったものです。 不正出血が止まらない者は、その癥痼 という瘀血が無くならないからです。 その 瘀血を下すしかありません。 桂枝茯苓丸で治ります。 」 解説 桂枝茯苓丸は、当帰芍薬散や加味逍遥散と合わせて、婦人科領域でよく使われる処方です。 「瘀血と言ったら桂枝茯苓丸」位の勢いで全国で処方されています。 しかし、この処方を使用するにあたって、僅か五味の生薬ですがかなり注意が必要となります。 条文と生薬構成を見ながら、その辺りについて書いて行きます。 条文の「宿癥病」は、現代で言う「子宮筋腫」等であると思われます。 要は、この条文は 「子宮筋腫等の瘀血による子宮の腫れ物なら桂枝茯苓丸を使って下せ。 」と言っているだけになります。 今は、妊娠の診断も簡易になっていますので、この金匱要略の条文の大部分は不要になります。 次に、生薬構成を見ていきます。 生薬構成は、瘀血を瀉すものとして桃仁牡丹皮があります。 また、芍薬は子宮の筋に栄養を与える為、桂枝茯苓は表裏の気水を動かして瘀血排出を助ける為に配されているものと思われます。 この処方には別名があり、「奪命丹」と言われています。 何やら恐ろしい名前ですが、これは、妊婦に使った場合に「胎児が下り流産となる」処方という意味です。 桃仁と牡丹皮の組み合わせは、それほどまでに瘀血取りの力が強いという事になります。 胎児を瘀血として認識してしまうという事になります。 もし、 妊婦にこの処方が出ていたら、医師に問い合わせをかける必要があります。 薬局やドラッグストアで販売する場合でも、この処方をお薦めする際には妊婦かどうかを必ず確認してください。 本処方も人参や乾姜、附子等の脾虚・裏寒の生薬は入っておりませんので、脾虚・裏寒の存在する場合は気を付ける必要があります。 真武湯を合方するか、もしくは脾虚・裏寒を解消してからの使用が良いでしょう。 鑑別 桂枝茯苓丸とその他の処方との鑑別ですが、桂枝茯苓丸加薏苡仁、温経湯があります。 それぞれ書いて行きます。 勿論、これらの処方も、脾虚・裏寒には注意して使用していきます。 桂枝茯苓丸加薏苡仁との鑑別 桂枝茯苓丸加薏苡仁証の場合は、殆ど、桂枝茯苓丸と同じ証ですが、唇粘膜の渇きや喉口の渇きがある、上胸に熱感を触知等があります。 温経湯との鑑別 現代では、子宮筋腫に対する選択において第一に持ってくる薬は温経湯だと私は思っています。 桂枝茯苓丸は、破血の力が強いのですが、その分、身体にかかる負担も大きいものがあります。 また、血虚がある場合は使いづらいという欠点があります。 まずは血虚瘀血両方に対応している温経湯から使用していった方が無難です。 お読み頂きありがとうございます。

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桂枝茯苓丸の効能・効果

桂 枝 茯苓 丸 加 薏苡 仁

最も普通には、月経不順のある比較的 虚証の方の同様の症状に対して用います。 こんな方に 鬱血しやすい人のニキビ、しみに 主 治 鬱血しやすい人のニキビ、しみ 適応症 にきび、しみ、手足のあれ、そばかす、肌荒れ、日焼け、月経不順、 血の道症、尋常性座瘡、手掌角化症、肝斑、盲腸炎、子宮筋腫。 大量でなければまず心配ないのですが、妊娠中の服用については医師とよく相談してください。 このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。 の使用ができるようになりました。 次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 【中薬大分類】 理血剤…血の運行を調節する方剤です。 理血薬を主体にして血分を調理し、血分の病変を改善する方剤です。 【中薬中分類】 活血化瘀剤…滞った血 瘀血 を流す方剤です。 蓄血・血瘀による疼痛・腫脹・腫瘤・半身不随・月経痛・無月経あるいは産後の悪露停滞・化膿症初期・狂躁などのさまざまな病変に使用します。 八綱分類 裏熱実(りねつじつ) …証(体質・症状)が、 裏証(慢性症状)、 熱証(炎症)、(体力中くらい)、瘀血(血流停滞)の方に適応します。 【証(病機)】血瘀痰飲 (けつおたんいん) 中医学効能(治法) 活血化瘀・消散チョウ塊 case study 【桂枝茯苓丸+薏苡仁の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。 〈桂枝茯苓丸加薏苡仁でにきびの悩みを解消〉 結婚を4ヵ月後に控えたTさん 26歳・女性 の悩みは、10代のころから治らないにきびです。 洗顔やスキンケアを丹念に行い、食生活にも気を配り、美容 皮膚科が専門のレディースクリニックで最先端のレーザー治療やビタミンC誘導療法を受けていますが、期待するほどの治療結果は得られていません。 そこで、Tさんは、雑誌で見た漢方特集を手掛かりに、漢方を扱う医師を訪れ診察を受けてみました。 胃が弱く、心下部のつかえとへそのわきに圧痛があり、月経不順のあるTさんには、桂枝茯苓丸加薏苡仁が処方されました。 服用して2ヵ月ほど過ぎると、胃の調子が徐々によくなり、それとともに月経不順が軽くなりました。 また、にきびもあまり目立たなくなり、化粧のノリも断然よくなりました。 Tさんは「漢方に出会って幸運でした。 結婚後もこの薬を飲み続けます」と話しています。 ・現代病名: ニキビ 〈漢方による体質改善で腋臭が解消〉 Kさん 50歳・女性〕は、漢方を処方する産婦人科で乳がんの術後検査を受けたときに腋臭であることが分かりました。 もともと汗をかきやすい方でしたが、わきが臭いという自党がなかったKさんは、診断結果を聞いてとても驚きました。 しかし、Kさんは医師から術後の体調管理はもちろん、腋臭の解消にも漢方薬が有効であると聞き、漢方での腋臭治療も併行して行うことにしました。 虚弱体質で冷え症のKさんに処方されたのは、各種婦人科系疾患によく用いられる桂枝挟苓丸加薏苡仁と、体を温め、体力をつけるとともに水はけをよくする真武湯でした。 これを飲み続けたところ、月日がたつごとにKさんの体調は改善されていきました。 そして、享げんの再発もなく、体力もついて心身ともに落ち着いてきたころには、腋臭はすっかり解消していたそうです。 ・現代病名: 腋臭 〈体が温まるとかゆくなるおりものに悩む〉 婦人科検診を受けたときに5cmほどの小さな子宮筋腫があると診断され、経過観察中のM子さん 43歳・女性 は、その後、急にかゆみのあるおりものが増えたので、再度受診しました。 婦人科では「病気ではない」といわれるものの、粘っこいおりものが出てかゆくて仕方がありません。 特に、入浴などで温まると、全身に強いかゆみが襲ったそうです。 医師に相談したところ、桂枝茯苓丸加薏苡仁と、桂枝麻黄各半湯を処方されました。 前者は瘀血の駆除に、後者はじんましんに効果のある漢方薬です。 服用後、2週間で全身のかゆみは取れ、2ヵ月でおりものが気にならなくなりました。 さらに、4ヵ月後に子宮筋腫のエコー検査を受けたところ筋腫もなくなっていました。 筋腫分娩といって、筋腫がはがれて排出されたらしいのです。 M子さんは漢方の威力に驚き、すっかり漢方のファンになったそうです。 ・現代病名: おりもの 〈5cmと3cmの子宮筋腫が漢方治療でなくなった〉 Y子さん 48歳 は、約5㎝と約3cmの子宮筋腫が発見されたため、定期的に検査を受けて経過を観察していました。 ある日、かねてから関心のあった漢方治療を試してみようと、漢方の専門医のもとを訪れました。 Y子さんは中肉中背で体力も中程度でしたが、入浴後、すぐに湯冷めをしてしまうほどの冷え症であったことから、血をめぐらせて冷えを解消する 桂枝茯苓丸と、腫れものに有効な 薏苡仁の合方が処方されました。 さらに、医師からは冷えを予防するためのアドバイスももらいました。 医師の指示どおり漢方薬を飲み、冷え対策をするようになって半年後、婦人科で子宮筋腫の検査を受けたY子さんは、医師から3omの筋腫がなくなっていると告げられたのです。 さらに1年後、再び検査を受けたところ、5cmの筋腫もきれいに消えていました。 そればかりか、いつのまにかコレステロール値もぐんと下がっていたのです。 本来の子宮筋腫の治療に加え、うれしい副効果を体験したY子さんは、現在も漢方薬を飲み続け、元気に毎日を送っているそうです。 ・現代病名: 子宮筋腫 1. 桃仁・牡丹皮・芍薬〔赤芍 は、鬱血を改善し、血腫を分解・吸収し、血液循環を改善します 活血化瘀 、また、腹腔内の循環障害によって生じた腫瘤を消退させます 消癩。 牡丹皮、芍薬 赤芍 は、消炎・抗菌・鎮痛・解熱の作用をもちます。 また、牡丹皮は子宮粘膜を充血させて子宮機能を改善し、芍薬は子宮筋の収縮調整に働きます 調経。 茯苓は、組織中の水分を血中に吸収して 利水 浮腫(むくみ)を軽減します。 牡丹皮・芍薬・茯苓は、鎮静作用をもちます。 桂皮は、血管拡張により主に動脈側の血行を促進し、活血化瘀の効果を補助します。 また、消化液分泌・蠕動促進により薬物の吸収を強めます 理気。 動悸を鎮める効果もあります。 補足 本方は、活血化瘀の桃仁・牡丹皮・芍薬の効果を、通陽の桂皮で強めている。 桂皮は、頭部の血管を拡張して「のぼせ」を発来するので、芍薬を配合してこれを抑制します。 慢性疾患ではうっ血症状が生じることが多いので、本方を補助的に用いると良いです。 中薬構成 herb composition 桂枝加芍薬湯の系列に入る方剤です。 生姜・大棗の組と甘草を除いて、その代りに駆瘀血薬の代表ともいうべき桃仁・牡丹皮と、利尿・鎮静効果のある茯苓を加えたものと見ることができます。 桂枝にはのぼせを下げる効果が、芍薬には鎮痛効果があり、方剤は全体として、瘀血のために、のぼせ感やイライラ感、痛みを伴う場合に適したものです。 全体として補性薬・燥性薬が多く、 虚証で湿証向きと言えますが、補性・燥性とも強くはなく、むしろ 虚証の著しい場合には不向きです。 またやや温性に傾くが、それも強くはなく、方剤は熱証・寒証、 実証・ 虚証を問わず、かなり広範囲に使ってよい駆瘀血剤と言えます。 中国古代の伝説上の人といわれます。 365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。 日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。

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125 ツムラ桂枝茯苓丸加薏苡仁(ケイシブクリョウガンカヨクイニン)

桂 枝 茯苓 丸 加 薏苡 仁

最も普通には、月経不順のある比較的 虚証の方の同様の症状に対して用います。 こんな方に 鬱血しやすい人のニキビ、しみに 主 治 鬱血しやすい人のニキビ、しみ 適応症 にきび、しみ、手足のあれ、そばかす、肌荒れ、日焼け、月経不順、 血の道症、尋常性座瘡、手掌角化症、肝斑、盲腸炎、子宮筋腫。 大量でなければまず心配ないのですが、妊娠中の服用については医師とよく相談してください。 このご注文からSSL(セキュリティ機能)を使用しますので、あなたの情報は安全に守られます。 の使用ができるようになりました。 次の症状のいくつかある方は、本方剤が良く効く可能性が大きいです。 【中薬大分類】 理血剤…血の運行を調節する方剤です。 理血薬を主体にして血分を調理し、血分の病変を改善する方剤です。 【中薬中分類】 活血化瘀剤…滞った血 瘀血 を流す方剤です。 蓄血・血瘀による疼痛・腫脹・腫瘤・半身不随・月経痛・無月経あるいは産後の悪露停滞・化膿症初期・狂躁などのさまざまな病変に使用します。 八綱分類 裏熱実(りねつじつ) …証(体質・症状)が、 裏証(慢性症状)、 熱証(炎症)、(体力中くらい)、瘀血(血流停滞)の方に適応します。 【証(病機)】血瘀痰飲 (けつおたんいん) 中医学効能(治法) 活血化瘀・消散チョウ塊 case study 【桂枝茯苓丸+薏苡仁の症例・治例】…次の症例に近い病症の方は、本方剤をお奨めします。 〈桂枝茯苓丸加薏苡仁でにきびの悩みを解消〉 結婚を4ヵ月後に控えたTさん 26歳・女性 の悩みは、10代のころから治らないにきびです。 洗顔やスキンケアを丹念に行い、食生活にも気を配り、美容 皮膚科が専門のレディースクリニックで最先端のレーザー治療やビタミンC誘導療法を受けていますが、期待するほどの治療結果は得られていません。 そこで、Tさんは、雑誌で見た漢方特集を手掛かりに、漢方を扱う医師を訪れ診察を受けてみました。 胃が弱く、心下部のつかえとへそのわきに圧痛があり、月経不順のあるTさんには、桂枝茯苓丸加薏苡仁が処方されました。 服用して2ヵ月ほど過ぎると、胃の調子が徐々によくなり、それとともに月経不順が軽くなりました。 また、にきびもあまり目立たなくなり、化粧のノリも断然よくなりました。 Tさんは「漢方に出会って幸運でした。 結婚後もこの薬を飲み続けます」と話しています。 ・現代病名: ニキビ 〈漢方による体質改善で腋臭が解消〉 Kさん 50歳・女性〕は、漢方を処方する産婦人科で乳がんの術後検査を受けたときに腋臭であることが分かりました。 もともと汗をかきやすい方でしたが、わきが臭いという自党がなかったKさんは、診断結果を聞いてとても驚きました。 しかし、Kさんは医師から術後の体調管理はもちろん、腋臭の解消にも漢方薬が有効であると聞き、漢方での腋臭治療も併行して行うことにしました。 虚弱体質で冷え症のKさんに処方されたのは、各種婦人科系疾患によく用いられる桂枝挟苓丸加薏苡仁と、体を温め、体力をつけるとともに水はけをよくする真武湯でした。 これを飲み続けたところ、月日がたつごとにKさんの体調は改善されていきました。 そして、享げんの再発もなく、体力もついて心身ともに落ち着いてきたころには、腋臭はすっかり解消していたそうです。 ・現代病名: 腋臭 〈体が温まるとかゆくなるおりものに悩む〉 婦人科検診を受けたときに5cmほどの小さな子宮筋腫があると診断され、経過観察中のM子さん 43歳・女性 は、その後、急にかゆみのあるおりものが増えたので、再度受診しました。 婦人科では「病気ではない」といわれるものの、粘っこいおりものが出てかゆくて仕方がありません。 特に、入浴などで温まると、全身に強いかゆみが襲ったそうです。 医師に相談したところ、桂枝茯苓丸加薏苡仁と、桂枝麻黄各半湯を処方されました。 前者は瘀血の駆除に、後者はじんましんに効果のある漢方薬です。 服用後、2週間で全身のかゆみは取れ、2ヵ月でおりものが気にならなくなりました。 さらに、4ヵ月後に子宮筋腫のエコー検査を受けたところ筋腫もなくなっていました。 筋腫分娩といって、筋腫がはがれて排出されたらしいのです。 M子さんは漢方の威力に驚き、すっかり漢方のファンになったそうです。 ・現代病名: おりもの 〈5cmと3cmの子宮筋腫が漢方治療でなくなった〉 Y子さん 48歳 は、約5㎝と約3cmの子宮筋腫が発見されたため、定期的に検査を受けて経過を観察していました。 ある日、かねてから関心のあった漢方治療を試してみようと、漢方の専門医のもとを訪れました。 Y子さんは中肉中背で体力も中程度でしたが、入浴後、すぐに湯冷めをしてしまうほどの冷え症であったことから、血をめぐらせて冷えを解消する 桂枝茯苓丸と、腫れものに有効な 薏苡仁の合方が処方されました。 さらに、医師からは冷えを予防するためのアドバイスももらいました。 医師の指示どおり漢方薬を飲み、冷え対策をするようになって半年後、婦人科で子宮筋腫の検査を受けたY子さんは、医師から3omの筋腫がなくなっていると告げられたのです。 さらに1年後、再び検査を受けたところ、5cmの筋腫もきれいに消えていました。 そればかりか、いつのまにかコレステロール値もぐんと下がっていたのです。 本来の子宮筋腫の治療に加え、うれしい副効果を体験したY子さんは、現在も漢方薬を飲み続け、元気に毎日を送っているそうです。 ・現代病名: 子宮筋腫 1. 桃仁・牡丹皮・芍薬〔赤芍 は、鬱血を改善し、血腫を分解・吸収し、血液循環を改善します 活血化瘀 、また、腹腔内の循環障害によって生じた腫瘤を消退させます 消癩。 牡丹皮、芍薬 赤芍 は、消炎・抗菌・鎮痛・解熱の作用をもちます。 また、牡丹皮は子宮粘膜を充血させて子宮機能を改善し、芍薬は子宮筋の収縮調整に働きます 調経。 茯苓は、組織中の水分を血中に吸収して 利水 浮腫(むくみ)を軽減します。 牡丹皮・芍薬・茯苓は、鎮静作用をもちます。 桂皮は、血管拡張により主に動脈側の血行を促進し、活血化瘀の効果を補助します。 また、消化液分泌・蠕動促進により薬物の吸収を強めます 理気。 動悸を鎮める効果もあります。 補足 本方は、活血化瘀の桃仁・牡丹皮・芍薬の効果を、通陽の桂皮で強めている。 桂皮は、頭部の血管を拡張して「のぼせ」を発来するので、芍薬を配合してこれを抑制します。 慢性疾患ではうっ血症状が生じることが多いので、本方を補助的に用いると良いです。 中薬構成 herb composition 桂枝加芍薬湯の系列に入る方剤です。 生姜・大棗の組と甘草を除いて、その代りに駆瘀血薬の代表ともいうべき桃仁・牡丹皮と、利尿・鎮静効果のある茯苓を加えたものと見ることができます。 桂枝にはのぼせを下げる効果が、芍薬には鎮痛効果があり、方剤は全体として、瘀血のために、のぼせ感やイライラ感、痛みを伴う場合に適したものです。 全体として補性薬・燥性薬が多く、 虚証で湿証向きと言えますが、補性・燥性とも強くはなく、むしろ 虚証の著しい場合には不向きです。 またやや温性に傾くが、それも強くはなく、方剤は熱証・寒証、 実証・ 虚証を問わず、かなり広範囲に使ってよい駆瘀血剤と言えます。 中国古代の伝説上の人といわれます。 365種類の生薬について解説した『神農本草経』があり、薬性により上薬、中薬、下薬に分類されています。 日本では、東京・お茶の水の湯島聖堂に祭られている神農像があり、毎年11月23日(勤労感謝の日)に祭祀が行われます。

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