ヒクイドリ。 ヒクイドリ|危険で絶滅危惧種とされる飛べない大きな鳥

ヒクイドリ|世界で一番危険な鳥 | 動物図鑑

ヒクイドリ

外見はとても特徴的で、体長は約1. 7m、体重は最大80kgと大きく、首から頭が鮮やかな青色、喉から垂れ下がった赤い肉垂、立派な角質状のトサカ、真っ黒な羽に覆われた胴体、恐竜のような脚、一度見たら見間違えることのないような強い特徴を有しています。 ヒクイドリはダチョウやエミューと同じ走鳥類で、飛ぶために必要な胸骨の竜骨突起が無いので飛ぶことができないのです。 しかし、空を飛べない代わりに足が発達したので地上を走るのを得意としています。 食事は雑食で、主に果実を中心に行います。 一般的な個体でも約50kg、最大で80kgと大きい鳥という事もあり、1日に必要な食事の量は5kg、大量の餌を探すのに1日に20kmも歩き回ります。 危険な鳥と言われてしまう理由 ヒクイドリの限定的な攻撃性にばかり注目を集まったことで、とにかく危険な生き物というふうな風評被害を一部で受けている最大の理由はギネスブックに2004年頃まで、「世界一危険な鳥」として登録されていたことが考えられます。 ギネスブックに登録されたことのほかに、アメリカのフロリダ在住の75歳の男性が飼育していたヒクイドリに襲われ死亡した事件がありました。 しかし、その内容も不運が重なったから起こってしまったといえる内容であり、ヒクイドリが積極的に飼い主を襲い殺したかと言えばそういうわけではありません。 参考: 1926年、16歳の少年フィリップ・マクリーンは弟と共に自宅の土地で見つけたヒクイドリを棍棒で殺そうとして、ヒクイドリになぎ倒され、首を切り裂かれたことにより、出血多量で死亡したと言う事件がありました。 これに関してはヒクイドリの防衛本能のため言うことは特にありませんが…。 ヒクイドリが人を殺したと記録されているのはこの2件の事件のみです。 ただし、ヒクイドリに襲われて怪我をする事件は現在でも年に多数起きています。 本来は用心深く臆病な性格で、危険が迫らなければ気性があらくなることはありません。 積極的に人に近寄ろうともしないヒクイドリがどうして人を傷つけてしまうのか、その理由は複数考えられますが、一番の理由は人が生息域(縄張り)に立ち入ってしまうこと。 副次的な要因としては、人間の持つカメラにも強い興味を示すようで、下記の動画では突然野生のヒクイドリに出会ってしまったときの緊張感がよく伝わってきます。 動画を見ればわかりますが、人を見つけた瞬間に攻撃的になるのではなく、何をしているのか様子を探ってくるだけです。 下手に刺激しなければ彼らも関心を持たず立ち去ってくれるのです。 ただし、そうは言っても彼らは野生動物。 人間では推し量ることの出来ない理由も存在するため、安易な気持ちで会いに行くのは彼らの能力を考えると危険と言えることだけは覚えておこう。 自然界に必要な鳥 ヒクイドリの説明で、果実を中心に食し、1日に必要な食事の量は5kg、餌を探すのに1日に20kmも歩き回るとお伝えしましたが、実は大量に食べて資源を消費しているだけに感じるかもしれませんが、自然界にとってはヒクイドリの食生活が森林を維持するのに大きく役立っています。 ヒクイドリは果実を食べる際に丸呑みにするため、傷ついていない果実の種をフンとして排出します。 この習慣が1日に20kmも歩き回るヒクイドリの特性と見事にマッチし、様々な果実の種がフンと共に森林の至るところに種まきされるます。 ヒクイドリの習性が自然の活性化に繋がっています。 出典: ヒクイドリの家事と子育てはオスが主体! ヒクイドリは動物の中では珍しく、メスがオスに求愛行動をして、つがいになる珍しい生き物。 メスがオスを誘いオスが気に入らないと断ることもあり、お断りされたメスは縄張り意識か感情的なものかは分からないが、自分をフったオスを追いかけ回し攻撃的になるようだ。 なんだか人間の男女でもありそうな行動を取る面白い一面を持っている。 つがいになれたヒクイドリは、オスが卵を安全に孵化させるための巣を作り始めます。 その巣は、草本植物を使った厚み5-10cm、幅100cmほどの大きな巣を作ります。 出典: 国立国会図書館には、 「陀鳥」と書かれているのは駝鳥のことを指しますが、江戸時代に「駝鳥」と呼ばれたのは今で言うダチョウではなく、ヒクイドリ 火食鳥 でした。 ヒクイドリは寛永12年 1635 に平戸藩主が幕府に献上した記録がもっとも古く、以後オランダ船によって数多く持ち込まれ、見世物にもなりました。 原産地はオーストラリア、ニューギニアです。 本書は珍鳥ばかり80品を収録しています。 なお、本物のダチョウの渡来は万治元年 1658 の記録があるだけで、その個体は献上後まもなく江戸城内で死んでしまいました。 引用元: と記されており、ヒクイドリは今で言うダチョウよりも20年ほど早く渡来していたことになります。 しばらくは同じ鳥として扱われていたのか、1658年に本物のダチョウが来て名前が変異していったことが推し量れます。 見世物になったヒクイドリ 日本の江戸時代、徳川幕府は鎖国を行っていましたが、一部の場所で限られた国とは貿易を行っていたのです。 その場所は、長崎の出島と言われる場所で、交易していた相手はオランダでした。 オランダは日本に定期的に来航し、様々な品を運んできたのですが、その品の中には生き物もいたのです。 1789年 寛政7年 の7月にオランダから運ばれてきた珍しい生き物に目をつけたのが、縁日やお祭りなど人出の多い所で、見世物などを興行し、品物を売る「香具師」と言われる人々でした。 彼らはオランダからヒクイドリを仕入れて、日本各地の寺社などで見世物として人々に披露して商いを行ったのです。 出典: その時に発行されたかわら版「駝鳥之図」には、 阿蘭陀国ニ而ハ 加豆和留と云 和名駝鳥或ハ 火くひ鳥と呼ぶ 和漢無比の奇鳥なり 参考元: 簡単に言えば、オランダから来たこの鳥は、日本では「ダチョウ」あるいは「ヒクイドリ」と呼ばれる鳥で、「和漢無比の奇鳥なり」つまりは日本にも中国にもいないような珍しい変わった鳥とアピールしていたようです。 嘘の中には普段は米や麦を食べるけど、たまに鉄や石、火炭まで食べると「火喰鳥」と言うように嘘情報を混ぜていたのです。 このことが、本来はダチョウとして扱われていたこの鳥が、和名でヒクイドリと呼ばれるようになった要因なのかもしれません、 日本の動物園でも会えるヒクイドリ ヒクイドリは江戸時代から日本に来ていただけあり、今現在でも日本の動物園で見れるので本物を見たいかたはぜひ動物園で確認してください。 実物は色鮮やか綺麗な一面と、恐竜の様な重厚な足を見て生物の進化論について考えてしまいます。 詳細は各動物園HPで確認してください.

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ヒクイドリのいる動物園は?飼育展示動物園とヒクイドリ情報まとめ

ヒクイドリ

ヒクイドリとは、ヒクイドリヒクイドリ科のである。 (かつてに分類されていた時期もあった。 概要 学名は rius rius。 ヒクイトリ属 riusには時点で現存種は3種確認されているが、その中で本種が最大種である。 単に「ヒクイドリ」と言えば狭義にはこの種をす。 しかし広義には、他の現存2種 rius us(ヒクイドリ、あるいはニクダレヒクイドリ)や rius beei(コヒクイドリ)も含めたヒクイトリ属全体を総称して「ヒクイドリ」という事もある。 そのため、特にこの種 rius riusをして呼ぶ名称として「オオヒクイドリ」「フタニクダレヒクイドリ」「ヒクイドリ」といった別名もある。 生態 で三番に大きいで、と同様に飛ぶことはできない。 、、の熱帯のある場所に生息する。 一般的な全長はとかなり大きく、のに肩る大きさである。 体重はに次ぐ重さで、その相応のものになっている。 羽の色が鮮やかであり、トサカのデカさや顔立ちの鋭さと相まって、前方から見た時のご尊顔は「」と評判。 性だが、に果実を摂取している。 体内には、他のならになるものをても安全に消化出来るという高い消化機を持っている。 食としているの中には、ヒクイドリの特殊な消化管を通らないと発芽しないものもあり、の関係を構築している。 繁殖時、メスはを済ませを産むと、抱をオスにまかせて次の繁殖相手を探しに行くという。 種の保存の観点でいくとそのリとした気質は都合が良いとも言えよう。 名前の由来は、首の部分の垂れが、まるで火を食っているようだったからという説が有。 焼けた石炭を食べていたからという俗説もあるが、そういった習性はない。 消化を助けるために石を食べるというに見られる習性を石炭を食べていると勘違いされたという説もある。 少なくとも石炭だけに限って言えば、食べてしまったら恐らくほどんどのが死は明なので、純に判断すれば伝承上の話に過ぎない。 しかしヒクイドリの中には釘を食べてしまっても生きていた個体がいるという話もあり、そのの丈夫さが伝承として紆余曲折を経て今の俗説となったのではとも言われる。 世界で一番危ない鳥 そんなヒクイドリであるが、実は「で一番危険な」という肩書きを持っており、危険としてにも載っている。 その理由は強・強固な足にある。 同様に飛べないということもあり、ヒクイドリの足は非常に発達している。 本気で走ればその時速kmは出せるほどの健脚を誇る。 同時にこの足はヒクイドリの生命線でもあるためか、鱗が大変に頑強で、さらにはのように鋭いという優れものであったりする。 しの強な脚部は、他のにとっては脅威となる。 ヒクイドリは普段内気で、自分から襲ってくることはなく、むしろ野生のでは対にあたるである。 だが、一度身の危険を感じると自己防衛のために怒り狂い、その健脚で相手とのを一気に詰め、勢いに任せて敵に向かって強なを浴びせる。 ……とは限らないが、めて相手には出来ないのである。 少なくとも、ヒクイドリに蹴られた相手がタダでは済まないことには違いない。 強な足、足の、そして身体の重さが乗っかった蹴りをまともに食らえば、何度も言うがとて殺されかねないである。 勢いのついた蹴りによっては砕け、は切り裂かれてしまうのである。 「人が蹴られたらが裂ける」と言われるほど。 もしヒクイドリに出くわすようなことがあれば、刺することは絶対にしてはいけない。 敵対心がないとわかれば、内気なヒクイドリが襲ってくることはないので安心しよう。 というかそもそもがヒクイドリの生息地に迷い込むようなことはまずない。 ただ、にはで個人の飼育下にあったヒクイドリが脱走し、世間を大いに騒がせており、絶対で遭遇する機会がないというわけでもないようだ。 ヒクイドリ伝説• ヒクイドリに襲いかかったが蹴りを受け、首を切り裂かれた。 中、ヒクイドリと遭遇した達が何人もその恐ろしい蹴りで殺された。 ヒクイドリの蹴りをで受ける有名ながあるが、にがまされている。 が喧を売るとその身体のが丁度足の射程内であるため、ミンチにされる。 絶滅の危機 そんなヒクイドリも、今やのにしている。 ではわずか羽程度しかいないという。 かつてに駆除されたがあるのと。 ヒクイドリの生息地は熱帯だが、その住処となる熱帯の減少が続いているためである。 こうして数を減らしているうえに、頃には生息地である熱帯などをが襲い、食べるものを失って餓死する個体が多く発生した。 様々な要因が重なったことでヒクイドリは減少の一途を辿っており、仮に繁殖してもがのが難しいことになっている。 一部の学者は「のは1以下」としたほど。 関連動画 関連静画 関連お絵カキコ 関連商品 関連項目• 関連リンク•

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ヒクイドリ

ヒクイドリ

では、ヒクイドリとは一体どんな鳥なのか簡潔に説明します。 ヒクイドリとは 全長1. 7mで体重は40㎏前後のダチョウの仲間。 頭には角質の犀角(さいかく)があり、 頭から首にかけて皮膚は青色、赤色、オレンジ色をしており、 喉には赤い肉垂が2つあるのが特徴。 よく見るとモンスターハンターのランポスに見えてくる。 ヒクイドリはもっとも恐竜に近い鳥類かもしれません。 ヒクイドリはインドネシア、ニューギニア、オーストラリアに分布する鳥で ダチョウ目ヒクイドリ科、つまりダチョウの仲間ということもあり飛べない鳥です。 地球上で一番重いダチョウの次に重い鳥類で、 大きい個体では全長2mで体重は90kgにもなります。 過去にヒクイドリが 檻を蹴飛ばし鉄棒が数十本も曲がったこともあります。 その他には、実際に人間が死亡した例もあるため、蹴られるとただでは済まないくらい危険なのです。 危険だけれども ヒクイドリは気性は荒いが臆病な性格の鳥。 危険なイメージが強いヒクイドリですが、性格は実は臆病な鳥です。 本来、用心深く臆病なため何かあった場合は大体は逃げると言います。 しかし、身の危険を感じたり逃げれないと判断すると、 一転して攻撃的になり襲い掛かってくることもあるのが危険。 もし出会った時の対処法 出会ったら静かに後ろに下がり逃げる。 また、急に動いたりすると臆病な性格なのでびっくりして襲い掛かってくる可能性があるので、 対処法は、静かに後ろにそーっと逃げるというクマの対処法に近い方法。 手に何か持っている場合は、そっと捨てましょう。 ~ ちなみに、鳥が原因でスペースシャトルの打ち上げが延期になったことがあるのは知っていますか? -- 以上、世界一危険な鳥!?「ヒクイドリ」ってどんな鳥?逃げる方法は?でした。

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